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就活生も社会人も「GW休めない!」 ネットで「連休格差」に怨嗟の声渦巻く

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いよいよ待望のゴールデンウィーク。今年は4月30日と5月1日に休みを取れば8連休が手に入るだけに、すでに国内・海外で休暇を楽しんでいる人もいるかもしれない。

だが、世間には「カレンダーなど関係ない!」という人も存在する。ツイッターや掲示板などネット上には、そうした人たちから「全然休めない…」「全部リセットしたいよ」といった怨嗟の声が渦巻いている。
「4連休以下」が5人に1人。「ゼロ日」も1.8%

「手をつないだカップルのテーブルへ、お待たせしましたと料理を提供する我々サービス業など…」

ネット上で不満の声を漏らしているのは、飲食業や小売業に携わる人が多い。一般の人たちがレジャーを過ごす祝日は、まさに書き入れ時だ。一緒に休んでいるわけにはいかない。「うちとこ介護事務所だから 祝日関係ない感じなんだ」など、カレンダーと無関係に働く人たちもいる。

「ワイなんてほぼ無給で高校生の部活動の面倒見るんやぞ」

という高校教師もいた。教師といえば休みが多い、というのは誤りのようだ。

旅行サイト・フォートラベルの調査では、土日を含めて暦通りに5連休を取れない「4連休以下」の人が20.9%いるという。中には休みが「ゼロ日」の人も1.8%いるというからお気の毒だ。

「GW無休です!!!やったね!!!(血涙)」
「いよいよGW近づいてきたけど休みゼロという…」
「僕の辞書にGWはありません 黙って働きます」

一方で同調査では、「6連休以上」と回答した人も32.1%いる。30日、1日と有給を取り、29日からGW休暇と思われる「8日間」は8.9%。成田空港では29日が出国ラッシュで、推計によると約3万8000人が同空港から出国したという。「連休にまで格差があるのか!」という声も多い。
就活生「GWに電話かけて出たらブラック企業」

休めないのは、社会人だけではない。就活生たちも、会社説明会の「正念場」を迎えているようだ。RKBニュースが報じたところによると、福岡市で29日に開かれた合同説明会には3000人が訪れ、立ち見が出るほどだったという。

「世間は休みなんですけど、就活生は休みじゃないっていう感じですね。毎日のように説明会があったり」
「厳しいですね、やはり。エントリーシートに追われてます」

昨年までは3月から大手企業の内定が出始めていたが、今年は就活後ろ倒しの影響でスタートが遅い。リクルートキャリアの調査によると、15年3月時点での内定率は7.5%で、前年同月比で11.0ポイントも下回っている。ネット上にはこんな声もあがっている。

「もし気になる会社が黒い企業かどうか確かめたいなら、このGWに電話をかけて社員が電話に出るか確認すると良いらしいぞい」
「GW明けに会社行かなくなる若者の代わりにじゃんじゃん働くので雇ってくださいってノリで就活しよう」

世間が休暇ムードなのに、自分だけ忙しく働いたり、就活したりするというのは、なんとも精神的に堪えるものかもしれない。
「後ろ倒しゴールデンウィーク」推進企業も増える?

休みの格差を是正しようと、ツイッターなどではこんな「提案」も多くあがっている。

「GWは平等に義務化すべき!!! 休みくれよおおおお」
「普段、祝日に休めない人々の為の祝日が 作られても良いのになあ 日本、休まなすぎ。。」

こうした声に応えたのか、星野リゾートらサービス業5社は2014年から、通常のGW期間は出勤し、後日連休を取得する「後ろ倒しGW」の取り組みを始めた。取得者からは92%が「大変良かった」「良かった」と回答している。

この動きを推進する日本交通(休日分散化推進事務局)の担当者は、2015年の「後ろ倒しGW」の参画賛同企業は約30社にまで増えたと明かす。今後は秋のシルバーウィーク「前倒し」を推進する企業と合わせて100社を目指すとする。

「大型連休に人が集中してしまうと、価格も高騰する一方で供給も追いつかず、休む側にとっても働く側にとっても機会損失になりやすい。休暇を分散させれば機会も増え、需要も平準・活性化する。なんとか民間企業から変えていければと思っています」

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