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格安SIMが向いていない人って?乗り換え前のチェックポイント

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多くの事業者が参入し、毎日新しいニュースがリリースされている格安SIM。さまざまなメディアで「どの格安SIMを使えばいいのか?」「あわせて使う格安スマホはどの機種がいい?」などの比較・レビュー企画が立ち上がっていますが、そもそも格安SIMは万人が幸せになれるサービスなのでしょうか。
確かに金額としては安いプランを採用したものも多く、懐には優しいかもしれません。しかしながら低価格を維持するためのコストカット、料金プランの設定で、逆に高くなる・しっかり使えない人が出てくる可能性が高いのも事実。今回は格安SIMを使う前に気をつけたいチェックポイントを見ていきたいと思います。

まずは通話・通信の使用量を確認

皆様のスマートフォンの利用状況と格安SIMのプランがうまくかみ合わないと、料金が想定外に高くなったり、きちんと使えずに困ってしまうかもしれません。
まず確認したいのは、通話。大手携帯事業者は基本料金2,916円で通話定額になります。 
※2年契約の申し込みが必要

格安SIMの通話料金は22円/30秒の設定がほとんどです。計算すると、月間67分以上の発信で料金が2,916円を超えます。仮に格安SIMユーザーが10分/1日の発信をすると、月間通話料金だけで13,200円となり「格安」の範疇を超えてきます。あらかじめ自分がどのくらい通話をするのか、利用明細などでチェックをしていた方がいいでしょう。

同じく確認していきたいのが通信量。インターネットや、アプリのダウンロードなどをモバイル回線でどのくらい使うかです。大手携帯事業者の場合、料金は高いものの月間通信容量が5GB・7GBと多めの設定がスタンダード。格安SIMを利用する際、価格を優先し最低料金プランを選択すると、月間通信容量が1GBと少ないものになります。

通信を多く使う人の場合、月間1GBだと全然足りず、月のほとんどに「通信速度低下」のストレスを抱えるかもしれません。通信量の確認は、Androidスマートフォンの場合は「設定→モバイルデータ通信→データ使用量」から、月間分が確認できます。
※機種によって若干表記が異なります

iPhone・iPadは「設定→モバイルデータ通信→モバイルデータ通信の使用状況」から確認が可能です。ただし、期間を絞り込んで細かく確認することができないため、月間でどのくらい使ったのか分からない場合があります。

通話・通信の利用量から、格安SIMの向き・不向きをふまえるとこんな感じ。

端末名 通信多い 通信少ない
発信多い × △
発信少ない △ ◎

◎=格安SIMを使うのに向いている
△=ケースバイケース
×=格安SIMを使うと逆に割高になる

通信多い=月間で5GB~10GBほど通信を使う
発信多い=月間で1時間以上、電話をかける

基本的には発信・通信の利用頻度が低ければ低いほど格安SIMの利用に向いており、逆に頻度が高くなればなる程、料金が高くなっていくところがポイントです。事前の見積もり、計算が非常に大事ともいえるでしょう。

 

そして大事なのは覚悟
最後は格安SIMと大手事業者の「サポート」を比較して考えましょう。
最近は差別化のため、ショップを設立する格安SIM事業者も登場してきていますが、大手事業者のショップ数と比べるとまだまだ物足りません。契約後に、フラっと操作方法を聞こうと立ち寄れるお店がほとんどないのが実情です。もちろん格安SIMでも、数は少ないものの店舗を持っていたり、電話のサポートを行っていたりする事業者もあります。全くアフターケアをしてくれないわけではありません。

しかしながら、大手事業者の過剰なほどのサポートと比較すると、「自分で何とかする!」というくらいの熱い覚悟が必要かもしれません。故障時の対応、契約後の初期設定、契約後のプランの確認・変更など、今まで携帯ショップのお姉さんが笑顔でやっていた設定を、全て自分自身で行う必要があるのです。

実家を出て一人暮らしを始めて、家事全般を自分でやって母親のありがたさが身にしみたときのように……もしかしたら、格安SIMを選ぶことで大手事業者のサポートのありがたみを感じるかもしれません。

事前の確認、契約後の強い意思でしっかりと臨めば格安SIMで失敗することはそうそうないでしょう。当サイトや、ネットでの評判などを基に、皆様に快適なスマートフォンライフを送っていただければと思います。

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