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もう不治の病じゃなくなる!?世界最新の「ガン治療法」が凄い

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日々新しい技術が開発・研究され、今までできなかったことができるようにもなってきています。その中でも医療の発展は、世界中の人々の関心が集まるとても重要な分野。

ここでは、その中でもガン治療に関する5つの最新技術を紹介します。もしかしたら、不治の病ではなくなる日もすぐそこまでやってきているのかもしれません。

01.
HIVウイルスを注入!?

2014年11月、デイリー・メール誌によって報じられた事例を紹介します。マーシャル・ジェンセンさん(30歳)は、2012年に急性リンパ性白血病と診断され、効果的な治療を探していましたが、2年の月日を費やした後、ペンシルバニア医療大学による実験的な「新しい遺伝子治療」を受けることになりました。

具体的な治療方法は、人体への影響を無効化し、ガン細胞を殺すようにプログラムされた「HIVウイルス」を注入するというもの。それまでにも30人の患者がおなじ実験的治療法を試しており、うち23人が生存し、19人の患者に症状の改善が見られていたそうです。

Reference:NIAID

実際に治療を受けたマーシャルさんは、その後ガン細胞の無い状態で生活を送ることが可能になっているそう。2012年に最初に治療を受けた7歳の少女エマちゃんも、すでに2年以上ガンと無縁の生活を送っているといいます。

一見恐ろしく聞こえる治療方法でもありますが、ドクターや研究チームによれば、20年間にわたり研究が行われてきた治療法で安全なのだそう。未だに実験段階ではあるようですが、精度の高い治療法として今後に期待が寄せられているようです。

02.
小さな泡で治療薬を包み
細胞へ直接投薬する

Reference:Jeff Kubina

化学療法による治療は現在でも可能ではありますが、副作用による身体的な負担が多いのも事実。しかし、米・メディア「Upworthy」では、そんな問題を解決できるかもしれない新しい方法が紹介されています。

オックスフォード大学のエレノア博士が開発したのは、血液内に細かな泡を送ることで、細胞へと直接投薬を行える方法です。泡の中に薬物を閉じ込めておくことができ、磁力を利用することでその動きを操作することができます。

泡をガン細胞まで送り届け、超音波で振動させることによって組織へ投薬を行うため、関係のない細胞への影響を最小限に抑えることができるようです。

 03.
3Dプリンターでつくった
「ウイルス」でガンを殺す

CAD製品で知られるAUTODESK社の生物学者、アンドリュー・ヘッセル氏がTEDx Talksで語った内容によれば、ガン細胞だけを攻撃し死滅させるウィルスを、3Dプリンターで作成する開発が進められているようです。

細胞の活動とコンピューターの情報処理に類似性があることを発見し進められた研究で、同氏はこれを「生物学界のアプリケーション」とも表現しているよう。

 Reference:Tom Thai

ウイルスというものは、宿主の細胞に寄生して自分のDNAを移植し、そこにあるタンパク質などを利用して大量増殖するもの。

寄生された対象の細胞は、自分の遺伝子の設計図を書き換えられてしまうため、死滅します。この能力をガン細胞だけに効くようにつくられたのがこの「ウイルス」。細胞をコントロールできるということもあって、他の病気に効くものもデザインできる可能性があります。

2014年には、ウイルスの作成に成功しており、かかった費用は約2週間の期間と1,000ドルほど。数年のうちにはこのコストを1ドルまで下げられると語っているようです。HIVなどにも応用できるそうで、その期待はかなりのもの。

04.
音波を利用して
ガン細胞だけを切り離す

ペンシルバニア大学で行われている研究では、血中へと転移した特殊なガン細胞(CTCs)を、音波を使うことで他の組織を傷つけることなく分離させることができるようになったそうです。科学誌Ars Technicaに掲載されている内容によれば、今後様々なガン細胞に対して応用することが可能になると考えられているよう。

05.
九州大学が開発した
たった100円のガン発見法
必要なのは「尿一滴」のみ

これは発見方法のお話。治療技術の進歩も重要ですが、いかに早期発見して処置を行うかも重要な要素の一つです。

九州大学が行った実験では、寄生虫のアニサキスなど(体長1ミリほどの線虫)が、ガン患者の尿の匂いを好んで、集まってくることがわかったそう。

実験ではC・エレガンスと呼ばれる線虫が使用され、およそ7-8割がガン患者の尿に集中、反対に健常者の尿からは遠ざかりました。その後のテストでわかった発見率は95.8%と高確率

  Reference:snickclunk

現時点では、ガンの種類を正確に特定することはできませんが、将来的には十分可能だと言われています。さらに、この方法では、検査時間も1時間半ほどに短縮できるとあって大きな期待が寄せられており、2019年頃の実用化を目指しているようです。

いまだ、日本国民の死因第一位の病気ではありますが、新たに研究が進んでいる様々な治療法や早期発見法を見てみると、ガンが不治の病ではなくなる日が近々やってくるのかも・・・と期待が膨らんではこないでしょうか?

Reference:TEDx Talks , AUTODESK ,九州大学 , Daily Mail , UpworthyArs Technica,

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