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企業の面接官が思わず「イラッ」とくる就活生の言動あるある

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 就活シーズンに突入して、会社説明会などが行われている。そこで企業面接官から見た「イラッとさせられる就活生の言動」を紹介しよう。あなたは大丈夫? 千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏が解説する。

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 就活シーズン真っ盛りですね。会社説明会も頻繁に行われていますし、エントリーシートの締め切りも連続しています。はやくも内々定を出した企業もあります。就活時期の繰り下げって、何だったのでしょうね。

 さて、新卒の大学生というのは、就活がほぼ初めてなワケです。マナーや社会の事情を知らないワケです。採用に関わる人事担当者や、会社説明会や選考に協力する現役社員も、「しょうがないな、学生だから」と基本、大目に見るわけですが……。とはいえ、イラッとくる言動というものはあるわけです。会社説明会や面接の日は1日に何人もの学生と会うわけで、何度もイラッとくる言動をされると、さすがに疲れるわけです。

 今回は、あるあるネタということで、学生が無意識にやってしまっている、人事担当者をイラッとさせる言動についてまとめてみました。

■「キチョハナカンシャ」の後、質問までの話が長い奴

 「本日は貴重なお話、ありがとうございました」という学生の感謝の言葉を「キチョハナカンシャ」と言います。本当に貴重な話だと思っているのでしょうかね。これも1日に沢山の学生が言うわけで、本当はそう言われると嬉しいはずなのに、何度も言われると疲れてしまいます。

 ちなみに、この「キチョハナカンシャ」に対する有効なツッコミがあって、「どこが貴重な話だと思いましたか?」と聞くと、硬直する学生というのがいるわけです。残念ですねえ。

 しかし!この「キチョハナカンシャ」野郎が真にウザくなるのは、その後の言動です。「本日は貴重なお話、誠にありがとうございました。慶応義塾大学経済学部3年の高橋です」などと言うわけですが、ここからがさらに長い!(あ、ちなみに、慶応の学生は、学部名まで含めてドヤ顔で言うという習性があります。文学部だけはそうじゃないのですけどね)。

「私自身、高校で1年間カナダに、大学で1年アメリカに留学していたので、本日のお話はグローバル化を実感する上で大変に勉強になりました。私、TOEICで900点をとるなど、英語力には自身があるのですが、やはりグローバル化時代は、世界に、地域に飛び込むという考えが必要だと思いました。学生時代はアジア、ヨーロッパを放浪したことがあり、タフさなら自信があります。その上で質問なのですが・・・」

 はやく質問しろよ、おい!「キチョハナカンシャ」の後、自己アピールなどしちゃうわけですね。ウザいですね。はい。

■商品名などを他社のものと間違う奴

「御社の『週刊ポスト』の“死ぬまでSEX”特集は、高齢者に夢と希望を与えました。私は新しい価値を創造する、御社で働きたいです!」

 あの・・・。『週刊ポスト』は「死ぬほどSEX」なのですけど。まあ、これは高度な(?)間違いですが、明らかに他社の商品を間違って出すと、普段は営業をしている面接官などは「大丈夫か・・・」と思ってしまいますね。

■貴社と御社の使い分けが分からない奴

 就活の基本中の基本ですね。エントリーシートなどの文面では「貴社」と書き、口頭では「御社」と言います。間違っていても「まぁ、しょうがないな」と許容される範囲ですが、あまりにも間違う学生が多いため、ちゃんと使い分けていると好印象です。

■「エントリーシートにも書きましたとおり」を連呼する奴

 これは別に言った時点で地雷を踏むわけではないのですが、一度の面接の中で何度も「エントリーシートにも書きましたとおり」と言われると疲れます。「お前、わかってないのかよ」と言われているようにも聞こえるわけで。同様に「先ほどもお伝えしましたが」も何度も言われると、バカにされているように聞こえるわけですね。面接官は、これをさらに他の学生からも何度も聞いているわけで。相手のことも考えましょう。

■質問が単なるファン視点の奴

 エンタメ系企業、お菓子メーカーなどの会社説明会でたまに登場しますね。単なるファンで、「次はどんな商品が出るのですか?」などの質問をしたり、質問の場でオタク知識を披露したり。「やっぱり、こういうヤバい奴が受けているのか……」と場の雰囲気も悪くなっていくのですよね。

■「仕事はつらいですか?」「やりがいはありますか?」などのザックリ質問

 出ました。ザックリ質問。いや、悪意はないのでしょうけどね。「こいつ、質問力、弱いな」と思われるだけでなく、「俺、疲れている風に見えるのかよ?」と思われることも。

 これは言い回しの問題で「仕事をしている時に、つらいと感じるのはどんな時ですか?」「仕事でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?」と聞くと、印象はだいぶ変わります。

 女子学生が聞く「女性にとって働きやすい環境ですか?」というのも、要注意です。というのも、自分の中での働きやすさを定義していないと、聞きたい答にたどりつけないわけです。

■受講票、参加票を出すのが遅い奴

 会社説明会や面接などでは受講票・参加票などを受付で出すことがあります。これを出すのが遅い奴などは、流れを止めるので、印象が悪いですねえ。しかも相手に対して方向を揃えて出さない奴などは、気遣いができないのかという話になります。このあたりをちゃんとチェックしている企業もあります。

 まだまだありますが、このへんで。冒頭にも書きましたが、別にちょっとしたマナー違反で激しく減点されるわけではありません。学生だから仕方がないなと思うわけです。マナーというものは、いつも変化していますし。

 ただ、社会人というのは相手のことを考えて行動しないといけないのです。また、マナーを正しく守れる人というのはかっこいいものです。その言動は相手をイラッとさえないか。意識しましょうね。


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