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敏腕マーケターが語る「いまの時代を生き抜く力」。共通のアイデアをもった「部族」こそが鍵!

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各業界のトップランナーから支持されているスピーチがあります。それがここで紹介する「今の時代に変化を起こし、生き抜いていく方法」です。

Yahoo! USAの元副社長であり、マーケターとしても活躍するセス・ゴーディン氏。彼はマスマーケティングが通じなくなった今、共通のアイデアを持った「部族(集合体)」こそが重要だと話します。そして誰でもそれを率いるリーダーになれる時代になったといいます。

彼は、みんなリーダーになりましょう!と力強く訴えました。

最後に語られる、リーダーに共通する5つのことは、ビジネスを行う上で非常に参考になるものです。彼のスピーチを簡単にまとめると、

1.情熱のある人を集めれば、変化は起こせる

動物虐待防止協会に勤めていたネイザンは、専門家ではないけれど情熱のある人たちと連携することで、革命を起こした。

2.どこでも誰でも、変化を起こせる時代

インターネットの普及により、誰でも集合体を作り、アイデアを広めてムーブメントが起こせる時代になった。今大切なのは大衆向けではなく、少数の心を掴むことだ。

3.リーダーに大切なのは、説得ではなく共感

リーダーになるのは難しくない。考えを押し付けるのではなく、ただ同じ考えの人々を繋げればよい。

4.あなたがリーダーになろう!

現状を変えるために3つの質問とリーダーに共通していることをあげる。難しく考えず、リーダーになって変化を生み出そう。

(実際のスピーチ動画は最下部にあります。)

Seth Godin

Reference : Gamerscore Blog

私たちは、現状の中から、気にかかることや改善すべきだと思うことを見つけ、変える必要があります。でも多くの人が、変化を起こす方法を知りません。今日は、そのプロセスについてお話したいと思います。

情熱のある人を集めれば
変化は起こせる

まず、サンフランシスコ動物虐待防止協会(SPCA)のメンバーだったネイザンの話をしましょう。当初、SPCAは市に頼まれ、毎年400万匹もの野良猫や野良犬を処分していました。

ネイザンと彼の上司はこれを見て、耐えられなくなりました。そこで彼らは、動物たちを新しい飼い主に渡すようにし、サンフランシスコを「殺害なし」の街にしようと行動を始めました。誰もがそんなことは不可能だと言いました。

しかし彼らは粘り強く活動を続け、この問題に関心のある人々と直接連携することにしたのです。専門家ではないけれど、情熱のある人たちと、一緒にやったのです。

そのコミュニティの力によって、わずか2~3年後にサンフランシスコは初めて「殺害なし」の街になりました。その後ネイザンは、他のいくつかの都市でもそれを成功させました。

これからの時代には
同じ考えをもつ”部族”が必要だ

今、アイデアが生まれ、そして広がり、定着する過程は変貌し始めていると思います。

その昔、「工場」というアイデアが生まれ、大量生産できる効率的な工場があれば 世界を変えることができると考えられていました。次に「テレビ」というアイデアが生まれ、大きな画面に何度も広告を打てば、勝てると考えられるようになりました。

そして現在、変化を起こすのはお金でもシステムでも、それらを動かす権力でもなく「リーダーシップ」だと思うのです。

以前は大衆に向けて発信する「マスマーケティング」が主流で「平均的なアイデア」が必要とされていました。でも今、この手法は効かなくなってきています。

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