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“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<中> コンビ芸人は実家暮らし!

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さて、前回は秋田県で2代目“住みます芸人”として活動している『ちぇす』の現在について取り上げたが、ここからは直撃取材の様子をお知らせしよう。

“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<上> トークライブは満員御礼
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昔と今でベクトルが真逆に!?「相方の顔がキライ」問題発言も

――お二人は高校の同級生だということですが、昔から仲良しだったんですか?

長谷川氏:(高校の時は)大好きでしたね。彼しか友達がいないくらい。彼が声を掛けてくれて仲良くなったんです。

若松氏:その後はお互いがお互いを独占してたそんな感じですね。

―以下、延々と「独占してた」「独占してました」という言葉が飛び交う―

長谷川氏:ただ、高校の入学式かな?で並んでいたら「なんで皆で集まっていくんですか?」みたいな質問を(若松氏が)先生にしてて。「うわぁ!なんだこの面倒くさいやつ」と思ってましたから、話しかけられたときは警戒しましたね。

若松氏:高校時代は帰り道が一緒だったので2人で帰ってたんですが、最初はぜんっぜん家にもあげてくれなくて。

長谷川氏:あげなかったですねー。高1で仲良くなったんですけど、初めて家へいれたのは高2の終わりぐらいですね。

若松氏:その時はもう、嬉しくて。スーツとかブレザーとか着て親御さんにごあいさつするくらいの勢いで行こうかなーなんて(笑)

長谷川氏:なんでだよ(苦笑)

若松氏:で、嬉しくて彼の家へいったら、おもむろに彼が1本のビデオテープを取り出してセットしたんですよ。それが『Mr.ビーン』のビデオで。それを2人で2時間だまってみてました(笑)

長谷川氏:なんかこう、笑ったら負けみたいな感じで(笑)シーンとして。

若松氏:あの時見た『Mr.ビーン』が、今の僕の芸風の原点になっているのかなってことはちょっと(笑)

――今は、どうなんですか……?

長谷川氏:若松さんが求める感じなんですが、求められれば求められるほど気持ち悪いって気持ちが強くなるという。結構キライなタイプの顔なんでしょうね。最近気づいたところです(笑)。

若松氏:(顔がキライとか言われても)どーしようもない(笑)。でも、好き嫌いを超越するくらい(長谷川氏のことを)愛してますね。

高校での出会いが『ちぇす』結成への一歩に。ネットだけを見てシャトルを打つ姿に衝撃

――お二人がコンビを組むきっかけになったのは?

若松氏:高校の体育の授業で初めて顔を合わせたのがきっかけですね。バドミントンの授業だったんですが、同じチームになったのに彼は一切こっちを見なくて。もう、ネットが友達みたいな。

長谷川氏:キャプテン翼か(笑)。

若松氏:ただ一心不乱にネットに向かって、前だけを見てシャトルを打ってるんですよ。で、この子は面白いと。この子の世界観半端ないなと。で、僕がアプローチして見事ゲットしたわけですよ。

長谷川氏:ゲット……(苦笑)。僕、人とかかわるのが嫌いで無表情な子どもだったんですけど、唯一、深夜ラジオを聞いて笑ってて。で、お笑いカッコいいって思ったんでしょうね。中学校の頃には「誰かとコンビ組むんだろうな」ってうっすら思ってて。

若松氏:予感!?(嬉)

長谷川氏:予感はしてましたよね。

若松氏:予感が当たったってこと!?(嬉)

長谷川氏:当たっては……いる、のか。そういう意味ではね(脱力)。

大リーガーに“なれる”と思っていた少年と、プロゴルファーを目指した少年

若松氏:でも、高校を出てからはお互い別々の道へ進んで。

長谷川氏:若松氏さんはお笑いは好きだったんですけど、プロゴルファーを目指してたんですよ。

若松氏:お笑いやりたいなーとうっすらと思ってたんですけどなり方もわからなかったので、とりあえずやってたゴルフやろうかなと思って栃木へ。

長谷川氏:僕は、親父と『ドカベン』の影響もあって「俺、メジャーいけんじゃね?」と野球の専門学校へ。高校では軟式しかやったことなかったんですけどね。

若松氏:常軌を逸してますよね。普通で考えたら。

長谷川氏:メジャーリーガーになりたい、トライアウト受けたいと。で、『月刊メジャーリーガー』買って。でも厳しすぎて2か月で戻ってくるという(笑)。

若松氏:相当厳しかったみたいで。ある日手紙をもらったんですけど、字が汚すぎて一文字も読めなくて。

長谷川氏:(苦笑)

若松氏:うわーなにこれなにこれ気持ち悪いって捨てましたけど(笑)。

長谷川氏:硬式のボールでキャッチボールして爪はげた時点で「もう無理だな」「向いてないな」って。

若松氏:野球向いてなかったってことですね。願っても叶わないことがあるという例ですね(笑)。

東京で芸人を目指し2人暮らしをするも惨敗。実家暮らしのご当地芸人として再始動へ

若松氏:で、長谷川さんはそのあと介護の専門学校入って。(長谷川さんが)卒業するころ、僕がどうしてもお笑いやりたくて。ゴルフの研修生をやめて秋田へ帰ってきて彼を誘ったんですよ。

長谷川氏:2人で上京して、一緒にレオパレスに住んでオーディション受けたりしてたんですが結果がでなくてね。

若松氏:うんうん。

若松氏:で、たまたま受かった新人コーナーみたいなのでも全然うけない。凹んでたところでゲストのアンタッチャブルさんがドッカンドッカンうけるのを見て。

若松氏:すごいなー、こうなりたいなーと思って彼(長谷川氏)を見たら、もう蝋(ろう)人形みたいに青白い顔して。

長谷川氏:ちょっともう面白すぎて。これはもう凄すぎて(お笑いは)絶対無理だなと思って。そっから逃避行動取って音楽や読書にふけったり、お笑いやりに来てるのに俳優のオーディション受けたりね(笑)

若松氏:ブレブレだったね(笑)

長谷川氏:で、僕が先に秋田へ帰ってきて就職して。若松さんはしばらく1人でやってたんですが、程なくやっぱり秋田に帰ってきて就職して。

長谷川氏:そっからある意味コンビじゃなく友達に戻る感じで、お笑い活動は全然しない状態でずーっと働いて。

長谷川氏:そしたら、彼が勤めているお店で2号店を出すから、お笑いダイニングバーにするからまたお笑いをやってみたらと言われて再スタートを切った感じですね。

長谷川氏:そこで1代目の“住みます芸人”桂三若さんとのご縁ができて、吉本のオーディションを受けて受かって今がある、というわけです。

若松氏:まさか吉本に自分たちが入るとは思っていなかったので、たまたま……これも“ご縁”ですね。

――今後、また、2人で一緒に暮らすということは?

2人:あー無いですねぇ。ないない!!!(全力否定)

長谷川氏:1年も一緒にいなかったんですけど、若松さんのほうが意外と神経質なんですよ。

若松氏:うん、そう。

長谷川氏:僕がシャワーを浴びないで浴槽にはいるので浴槽に靴下とかの繊維が浮くんですけど、若松さんはそれを藻だといって聞かなくて。

若松氏:そう。(長谷川氏が)入った後藻が浮いてんだけど!なんなのこの藻!?っつって(笑)。

長谷川氏:藻が浮いてるといいつつ、本人は毛深いから毛を撒き散らして部屋中歩いて。人が飯食ってる横で。

若松氏:うん。わざと抜いてみたりね。その時からですかね(長谷川氏に)殺意が出てきたのは。

長谷川氏:東京では僕はロフトで若松さんは下で寝てたんですが、休日に観察してたらベッドに座ったまま考える人のポーズで2~3時間動かなかったりね。

若松氏:銅像の気分だったんでしょうね。

長谷川氏:いつ動くんだろうってね。で、いろんな事にイライラしてきたので。

若松氏:いい距離感って大事だなってね。(今は)親のスネはとにかくかじれるだけかじっていこうとね。それが逆に親孝行じゃないかと思いますし。ねぇ。

長谷川氏:全ての親御さんを敵に回しましたね(笑)。

――<下>へ続く。
http://getnews.jp/archives/927569 [リンク]

■参照■
・吉本興業株式会社 公式サイト
http://www.yoshimoto.co.jp/
・あきた在住お笑いコンビ 『ちぇす』公式サイト
http://www.chess-akita.jp/
・“住みます芸人”は今。秋田県在住の『ちぇす』に密着<上>/ネタよりトーク向き?トークライブは満員御礼
http://rensai.jp/107568

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―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 北島 要子) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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