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水族館貸し切りや婚活イベント!? 入居後も面倒見の良い不動産会社

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通常、不動産会社と入居者のお付き合いはお部屋を紹介してもらい、引き渡されるまでであり、その後は退去時に手続きをするときくらいしか顔を合わせる機会はなかったりします。しかし、近年は顧客サービスの一環として入居後も引き続き手厚いサービスを行う、なんとも面倒見の良い会社が登場しているようです。
全国津々浦々、入居後のサポートに力を入れている不動産会社をピックアップしてみました。「長栄」(京都府京都市)

京都、滋賀、大阪でマンション管理と仲介サービスを展開する「長栄」。2万戸の自社管理物件にてさまざまな取り組みを行っていますが、なかでも目を引くのが入居者思いの手厚すぎるサービス。

「長栄の管理している賃貸物件にお住まいの方への入居者サービスとして、『暮らしのコンシェルジュ BellevieClub』という会員制の生活サポートクラブを運営しています。引越し割引、家具購入割引、通信費削減提案サービス、カーシェア割引、協賛の飲食店やホテルなどいろいろなお店での割引サービスといった特典があります。また、入居者の方限定で当選総額700万円の宝くじ『年末チャポン宝くじ』、先着500組1000名にラーメン定食をプレゼントする『アゲちゃうベルヴィ! クリックまんぷくキャンペーン』なども実施しています」(長栄・奥野雅裕さん)

また、物件の垣根を越えて入居者同士が交流できるイベントも多く、一年を通じて、多彩な催しを仕掛けています。特に、盛大に行われる夏祭りには、毎年多くの入居者が参加するそう。

「京都には地蔵盆というお祭り文化があるのですが、賃貸マンションにお住まいの方だと町内会に入れず、この地蔵盆に参加できない場合があります。そこで、当社のマンションに入居されている方、特にお子様たちに忘れられない夏の思い出をつくってほしいとの思いから始まったのが『Bellevie夏祭り』です。一昨年は東映太秦映画村で、昨年は京都水族館で2日間(夜間)貸し切りのお祭りを開催しました。どちらも6000人以上の皆様が来場され、楽しんでいただいています」(奥野さん)

【画像1】水族館を貸し切っての一大イベント。毎年、住人のために趣向を凝らした夏祭りを実施しています (写真提供:長栄)「エムケイホームグループ」(愛知県豊橋市)

静岡県浜松市や愛知県豊橋市などで賃貸物件を展開する「エムケイホームグループ」。こちらも入居者同士のコミュニティづくりをサポートする、さまざまな試みを行っています。エムケイホームの店舗を使った浴衣パーティーやたこ焼きパーティー、さらには婚活イベントまで、その仕掛けは多種多様。入居者だけでなく、大家さんや地域の住民も巻き込んで、貴重なコミュニケーションの機会を設けているようです。

「15年前にエムケイホームを設立した当初から地域の人を呼んで大々的に開業イベントをやるなど、もともとお祭りが好きな会社なんです。豊川と浜松の店舗ではイベントのためにキッチンもつくってあり、先日は豊川店で婚活クッキングイベントを実施しました。他にも文化祭っぽいノリで屋台をつくったり、毎月何かしらのイベントをやっていますね。こうした催しを通じて不動産会社を身近に感じてもらい、お部屋探しをしてくれる人に楽しんでもらいたいと思っています」(エムケイホーム・磯部由香さん)

さらに、部屋自体もユニークなコンセプトのものが多数。ちょっと変わった部屋に住みたい人向けに、多彩なアイデアルームが用意されています。

「例えば、これまでに血液型の特性に合わせて内装を変えたお部屋や、お姫様の生活を意識したお部屋、小悪魔をイメージしたお部屋などを展開してきました。最近では自分で自由に改装できるDIYルームの反響も大きかったですね。女性にも気軽にチャレンジしていただけるよう、スタッフの女性が実際に手がけたモデルルームもつくりました。壁紙貼りやペンキ塗りの体験会を実施するなど、DIYのハードルを下げるための試みも行っています」(磯部さん)

【画像2】店舗内での浴衣パーティーなど数々のイベントを実施し、入居者とつながる機会をつくっています (写真提供:エムケイホームグループ)「のうか不動産」(石川県金沢市)

石川県金沢市の賃貸住宅を中心に、数多くの物件を取り扱う「のうか不動産(苗加不動産)」。平成21年から「朝L PROJECT」を発足し、仲介物件の入居者に向けたさまざまなサービスを提供しています。

「朝L PROJECTは『朝に学ぶ=Learn』『朝に自分を高める=Lift』『朝に仲間を得る=Link』という3つの『L』をとって名付けられたプロジェクト。入居者の方々が”朝の時間”を有効活用できるような活動を行っています。例えば、苗加不動産の社内にあるセミナールームを開放し、ヨガやピラティスの先生を招いて朝の7時からレッスンを実施したり、時にはランニング好きの当社スタッフと一緒にマラソンをすることもあります。また、朝の会議やプレゼンなどでセミナールームを利用できる『朝ミーティング』も好評ですね」(苗加不動産・小崎要介さん)

もともと周囲に大学キャンパスが多かったことから、学生入居者向けのプロジェクトとしてスタートしたこれらの試み。今では学生以外の入居者や、近隣の住民も巻き込み、貴重なコミュニケーションの場にもなっているようです。

「ヨガやピラティスのレッスンは同社仲介の物件に入居されている方であれば無料。入居者以外の方も1000円で受講できます。大家さんや近隣の主婦の方などにもご参加いただいていて、毎回盛況です。これからもこうしたイベントを仕掛け、何も用がなくても学生や入居者の方がふらっと遊びに来てくれる、そんな不動産会社でありたいですね」(小崎さん)

【画像3】朝から活動的な入居者のみなさん。多彩な朝活プロジェクトに参加することで、心身共に健全な生活が送れそうです (写真提供:苗加不動産)

いかがでしたでしょうか? こうしたイベントやサポートは入居者にとってはもちろん魅力的なわけですが、不動産会社サイドとしてもそれで長く住んでもらえるなら御の字というところなのでしょう。仮に引越すにしても、転居希望エリアの物件をその不動産会社がカバーしているのであれば、引き続きお世話になりたい人だって多いはずです。

前回の「部屋探しが楽しくなる! “個性が光る”ユニーク不動産店」で紹介した3社もそうですが、従来のどこかお堅く近寄りがたい不動産会社のイメージを覆す店舗が登場してきているのは歓迎すべきこと。次回の引越しの折は部屋そのものだけでなく、それを管理する不動産会社自体が実施しているサービス内容に着目してみるのもアリかもしれませんよ。●株式会社長栄
エムケイホームグループ
のうか不動産
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/04/21/82479/

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