ゴミ捨て場の嫌われ者「カラスとネズミ」が人気フィギュアに!? 開発秘話を直撃
ゴミ捨て場をリアルに再現できるカプセルトイ「カラスとネズミ」がネット上で話題だ。「ゴミ捨て場」というニッチすぎる商品に対して、ネット上では「無駄にハイクオリティ」だと注目が集まっている。
それにしても、なぜゴミ捨て場をフィギュア化したのだろうか。発売元である株式会社エポック社に開発秘話を聞いてみた。
「『カラスとネズミ』は、“嫌われ者”や“怖い”などマイナスなイメージを持たれているカラスをモチーフに制作した前作『カラス』の続編。第二弾も、商品の主役はあくまでも『カラス』なんです」
そう話すのは同社ラクーン事業部企画室の浅古宗文さん。「カラス」に最も似合うシチュエーションである「ゴミ捨て場」を舞台にフィギュア化を始め、第二弾では同じくゴミ捨て場に似合う「ネズミ」を新たに追加したという。
細部にまでこだわった作り込みが話題の同商品だが、とくにこだわった部分について浅古さんは「ゴミ袋の底がカラスに突かれて破れていたり、破れた穴からゴミが少し飛び出していたりする部分ですね。ゴミ箱の中身もリンゴの芯や魚の骨、バナナの皮など細かく再現しています」と教えてくれた。
さらに詳しく聞いてみると「ゴミをゴミらしく見せようと真剣に作る過程で、これほど作り込んでいれば、逆にゴミのフィギュアのほうを面白がってくれる方もいるのではないかと思うようになりました」と、主役のカラスよりもゴミの再現に注力してしまったという裏話も。
現在、人気商品のため店頭在庫は残り少ないようだが、今後再販される可能性もあるという。また新作の構想もあり、「カラス」そして第二弾から登場した「ネズミ」それぞれの新ポーズや「ゴミ」の種類を増やす予定とも。日常生活における嫌われ者が、カプセルトイの世界では逆に人気者になっていくのかもしれない。
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