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これでWi-Fi完備ならカンペキ!? 北陸新幹線W7/E7系”ノマ度”チェック

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2015年3月14日に金沢まで開通した北陸新幹線。東京から約2時間30分と、これまでと大幅に短縮されたことで、日本海側へのビジネスや観光の利便性がよくなったことによる集客が期待されているのは言うまでもないところ。ネットユーザーとしては、乗車時の電波状況も気になるところです。

かくいう筆者も、電源と電波がないと途端に弱ってしまうタイプですが、開通一ヶ月後に金沢行の『かがやき』に乗る機会がありました。ここではネット民としての視点からレポートをお届けします。

乗車したのは、東京駅7時20分発の『かがやき503号』。12両編成で全車指定席。

当然ながら車両は長野・金沢間延伸のために開発・投入されたE7・W7系。筆者は6両目の普通指定席、その後ろ目でした。

普通車は3列+2列ですが、座席間隔が広いために足を伸ばしても平気。他の車両に比べてゆったり感は高いのでは?

とにかくE7・W7系で嬉しいのは、窓際だけでなく各席ごとにコンセントが用意されていること。窓側の下部と、前方の席の背面に一つずつ割り当てられています。予約する際に窓側にこだわらないで済む、というのは高ポイントです。

服や小物入れなどをひっかけるホルダーや、ペットボトル用のホルダーも各席ごとに完備。テーブルも広めで、ノートPCのキータッチでもそれほど揺れずに済みます。

さて、肝心のモバイル環境は……。
筆者はUQ-WIMAX(HUAWEI Wi-Fi WALKER)とDocomo端末(XO-05)を持ち込んでみたのですが、大宮駅まではまぁ快適。
ただ、その先、特にトンネルが多くなる長野県内では圏外となることが多く、常にネットに繋ぎっぱなし、という作業には向きません。長野駅以降も、黒部宇奈月温泉駅を過ぎるあたりまでは時折、アンテナが1本立てば御の字、といった状態でした。

Docomoの方は、山間部で繋がりにくくなる区間があったものの、ほぼ3Gはカバー。メールチェックなどはテザリングに切り替えるといった対応が必要になるかも。

東海道新幹線では、N700A・N700系が公衆無線LANによる車内インターネット接続サービスを提供していますが、北陸新幹線でも同様のサービスを望みたいところです。

ちなみに。洗面所にもコンセントが用意されています。シェーバーなどを使うためでしょうが、長時間の電話をするハメになった際に使う……という人もいるかも。

この一ヶ月間、予約状況や混雑具合に関して、メディアによってまちまちに報じられることが見受けられた北陸新幹線。乗車したのは日曜日でしたが、大宮~長野の間で6~7割程度の埋まり具合でした。

山側の席からは立山連峰を眺めることもできます。作業に疲れた時に横目にすると和みます。

富山駅まで到達すると、Wi-Fiもだいぶ拾うようになりました。

約2時間半ということを考えれば、ネットでまとまった作業や情報収集に費やしたいところですが、どうしても回線がぶつ切りになりがちなので、関西方面へ『のぞみ』に乗るときと同じ感覚だとアテが外れてしまいます。

9時54分。定刻通りに金沢駅着。

ちなみに筆者は、3000字程度の文章の構成がだいたい固めることができました。ここはオフラインで済む作業に集中するための時間、と割り切るのが正解かもしれません。
とはいえ、電源の心配をしないでいい、というのは計り知れないメリット。また、開通区間の長野~金沢までを含めて、揺れが非常に少なく静かで、作業への集中度合いへの影響もあまりありません。ビジネスで頻繁に使うという人ほど、お仕事の生産性が違ってくるのではないでしょうか。

ノマ度(五段階評価)

電波:★★☆☆☆
電源:★★★★★
快適:★★★★★

北陸新幹線スペシャルサイト
http://hokuriku-w7.com/

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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