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妻の介護するフジ松本方哉氏 「市販介護グッズは使いにくい」

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 妻が2007年11月にくも膜下出血で倒れた、フジテレビ解説委員の松本方哉氏。松本氏は2003年から『ニュースJAPAN』のアンカーマンを務めていたが、妻の介護に専念するため、2009年に番組を離れている。現在は解説委員ではあるが、「現実には介護で手一杯の生活で、刀が錆びないように国際安全保障問題や医療介護分野の勉強を続けています」という。そんな松本氏の生活を支えたのが、「車椅子の妻との買い物を快適にした2本のS字フック」だ。松本氏が介護グッズを語る。

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 介護グッズは介護の負担を緩和してくれますが、市販されている商品の多くは使いにくい。メーカーは不特定多数にとって便利なグッズを作ろうとしているのでしょうが、それゆえ一人ひとりの症状の「違い」を考慮していないことが多い。細かい配慮が行き届いていないと感じます。

 10年後の2025年、日本は50歳以上と50歳以下の人口がほぼ同数になる超高齢化社会を迎えます。端的に言えば1人の赤ん坊が、50歳以上の大人を1人背負わないといけない。加えて介護ヘルパーが約30万人も不足する事態に直面します。介護現場のイノベーションは日本にとって避けて通れない喫緊の課題です。

 介護グッズ開発でそうした動きはすでに始まっています。母校の上智大学理工学部では、部屋の天井に設置して人間の体温で行動を感知するセンサーや、座るだけで体調の変化を感知して遠隔地に知らせるセンサー付き座布団を開発中の研究室があります。在宅介護を下支えするうえで重要な介護グッズになると期待しています。

※週刊ポスト2015年4月24日号


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