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「春の恵方巻き」定着は厳しい?

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“恵方巻き”といえば、立春(2月4日頃)の前日である節分の時に食べるもの。関西地方が発祥といわれており、節分の夜、その年の“恵方”を向き、願いごとを思い浮かべながら無言で太巻きを丸かじりするという習わしだ。コンビニエンスストアやスーパーが発売するようになったことから、今や全国区のイベントとなっているが、最近では2月の節分以外にも販売されている。

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そもそも節分とは「季節の分かれ目」という意味で、1年に4回ある。立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を指す。“節分=立春の前日”というイメージが定着しているが、これは立春が「1年の始まり」としてもっとも重視されたことに起因するらしい。

実は数年前から、スーパーや大手コンビニエンスストアでは立秋(8月7~8日頃)前に食べる「夏の恵方巻き」を発売していた。そんななか、今年は立夏(5月5日)の前日に食べる「春の恵方巻き」が話題だ。ファミリーマートやローソンなどで予約受付が始まっていることを知ったツイッターユーザーから、

「は、春の恵方巻き?」
「えー?そうなんだ」
「5月5日に春の恵方巻き?その日はちまきと柏餅じゃないの?」

など、驚きの声とともに違和感を唱えるコメントが続々と投稿されている。

ちなみに「土用の丑の日」も、正確には年に4回以上ある。「土用」とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことで、その間の丑の日がそれだ。夏のイメージが強いのは「夏に売れないウナギをなんとか売りたい」と考えた江戸時代のウナギ屋が“夏の土用の丑の日=ウナギを食べる”風習を定着させたことが由来とされている(※諸説あり)。だが最近では春の「土用の丑の日」(※2015年は4月19日)に向けたウナギ関連商品も多く出回っており、

「すごいことになってきてるな…」
「もう何一つ理解できない」

と戸惑う声が多数、ツイートされている。

「土用の丑の日にウナギを食べる」習慣はすでに日本中で市民権を得ているが、「節分に恵方巻きを丸かじり」はこれまで、関西以外ではなじみがなかった習わしだ。そのうえ、年に何度もとなると、なんとも大忙し。「春の恵方巻き」は、まだまだ慣れない人が多いようだ。
(R25編集部)

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