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「人間は500年生きれる」Googleが語った死を治すテクノロジーとは?

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記録上、最も長生きだった人間は117歳。しかし、Google投資部門のビル・マリス氏が語った内容によれば、共同創業者であるセルゲイ・ブリン氏は「人間は500年生きれる」との考えをもっているのだとか・・・。

Photo by WIKIMEDIA COMMONS

これまでも「死を治す」と発言している同氏だが、同じような考えを持っている人は他にもたくさんいる。ペイパルの共同設立者ピーター・シール氏も、同じ分野のプロジェクトに4億円以上もの私費を投じている。

こうした研究に向かう動機は様々だが、少し前まで夢だった「不老」「延命」「不死」は、医学・科学の急速な進歩によって、実際に現実味を帯びてきているようだ。

すでに1,000歳まで
生きれる人間が存在している?

ケンブリッジ大学研究員、オーブリー・デグレイ氏はTedで1,000歳くらいまで生きられる人間はいると答えている。それは表現上のたとえでもあり、今生まれている世代の人が人生を全うする前に、技術が追いつくのではないかと可能性を語っているようだ。

実質寿命は年々伸びているとは言われているものの、その伸びはここ数年では1〜2年とわずかなもの。さらに、脳細胞の寿命は80歳程が限界だという指摘もあり、自然に劇的な延命が見込めるとは考えられない。どうしても細胞の交換など具体的なアクションが必要になってくるのだそうだが、実際にはどんな方法があるのだろう?

01.
体内に小型ロボットを送る

Googleのエンジニアリング・ディレクター、レイ・カーツワイル氏は、マイクロサイズのロボット「ナノボット」を体内に送り込み、免疫システムを強化することで分子レベルでの健康を保つことができると推測。2,030年までに実現されると見込んでいるようだ。

薬と同じような形式で飲み込まれ、血管を通って全身を巡り、ホルモンを供給し、体の中から損傷を修復する。この研究は動物実験ではすでに成功しているのだというから驚き。

02.
遺伝子を書き換える

Photo by WIKIMEDIA COMMONS

Googleが延命に関する研究を依頼している機関、カリフォルニア生命研究所のシンシア・キャニオン氏は、回虫の遺伝子を操作することで通常より10倍長生きさせることに成功している。また、人の身長を制限するために働く遺伝子が長寿に関係しているとも考え、現在薬品を開発している最中だそうだ。

03.
幹細胞を培養し、注射する

細胞には、「体細胞」と「幹細胞」がある。聞き慣れないと言う方も多いかも知れないが、簡単に言うと体細胞は分裂する回数に限界があるが、幹細胞は無限に増殖することができる。

カナダの富豪ピーター・ナイガード氏は、幹細胞の研究に多くの資産を投じている。なぜなら、血液、歯、骨髄、脂肪などから抽出することが可能で、様々な臓器に成長する能力を持っている。いわば体の「スペア」をいつでも用意できるということ。

同氏は自身の幹細胞を培養して年に4回注射しているのだそう。本人は、長生きできるだけではなく自分が若返っているとも信じている。

科学者の中には彼の執着が真剣な幹細胞研究の名誉を損なうとして批判する意見もある。しかし、一方では「もしお金持ちで自分の幹細胞を保存しない人がいたら、愚か者でしょう」と言う医師もいるようだ。

04.
3Dプリントした臓器を移植する

あまり知られていないかも知れないが、すでに3Dプリントの技術で腎臓や肝臓のコピーを作ることは可能になっている。溶液に浸した組織の細胞を使って製作するもので、まさに自分の体のコピーをつくることができる。

あとは車のパーツを交換するのと同じように、古くなった組織を新しいものと交換するだけ・・・。そんな時代が本当にやってくるのだろうか?

05.
身体の機械化


ロシアのインターネット業界の富豪であるドミトリー・イツコフ氏は、脳を再構築するプロジェクトに投資しているようだ。物理的に自分の代わりとなるようなロボットに、意識を移し替えようというもの。彼は自分の趣味を1万年楽しみたいのだと語っています。

さらに、Googleのフューチャリスト、レイ・カーツワイル氏は不死はすでに私たちの手の中にあると言っています。彼の予測では、2045年にコンピューターは我々の知能を超え、テクノロジーと一体化し、意識をコンピューターにアップロードすることで人類は生物学的な能力を超えるのだとか・・・。

本当にSFのような世界だが、ここまで多くの技術者が取り組んでいるという事実には驚く。不老不死が生まれるということは人口が減らなくなるということでもある。そうなったら食料など別の問題も出てくるはずだ。

ポジティブに発想を転換するのであれば、自然エネルギーのみで稼働できるロボットとして宇宙を彷徨い続けるなんて発想もできなくはなさそうだが、ちょっと今の段階では現実離れとしかいいようがないのかもしれない。一体どんな世の中になってしまうのか・・・。

世界の科学者が見ている未来はあまりにも壮大だ。

Reference:DAILY MAIL , Bloomberg Business ,TED,TED. YouTube

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