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生活者が研究員! 「au未来研究所」が、「共創」をテーマに「FUMM」を発表

デジタル・IT


「FUMM」を掲げるKDDI宣伝部担当部長・塚本陽一氏

舞台上の女の子がジャンプする。床に描かれたヒツジの絵の上に着地すると「メェ〜ッ」。隣に立つ大人の持っているスマートフォンから、愉快なヒツジの鳴き声が流れる。床に描かれた線路の上を走ると、今度は蒸気機関車の「シュッシュッシュッ」。走行音は歩調を緩めるにつれゆっくりになる。スマホの画面には線路を走るSLのアニメーション。女の子の履いている靴からさまざまな情報が入力され、スマホが連動して楽しい音やグラフィックを流す。これが、「au未来研究所」が2014年度の研究活動の集大成として発表した靴型のウエアラブルデバイス「FUMM(フーム)」だ。一見、ポップでグッドデザインなスニーカーだが、ベルクロ面ファスナー上の白い突起物が目を引く。これは「加速度」と「気圧」を測るセンサー。そして、中敷きのつま先とかかとには「感圧」センサーが、ソールの土踏まず部分には「カラー」センサーが搭載されている。

ポップな配色、足入れしやすい構造と抜群のホールド感はまさにニューバランス社のキッズモデル「KV620」そのもの。ベルクロに搭載したセンサーは、試作段階では、この2倍近い大きさだったという


「FUMM」が床の緑色を感知、歩くたびにスマホが「ゲロゲロ」と愉快な鳴き声をあげる。また、スマホとのBluetooth接続が切れれば警告音が鳴る

「FUMM」の制作コンセプトは「いつものお散歩が、冒険に」。「歩く」「走る」「キック」「ジャンプ」「階段の昇り降り」といった子どもの動きや「踏んでいる地面の色」を識別し、その情報をBluetoothで接続されたスマートフォンに送信。かわいいグラフィックと共に、動物の鳴き声や蒸気機関車の走行音などが再生される仕組みになっている。スマートフォンというと、ゲームやアプリなど、どうしてもインドアな印象が強いが、それを屋外に連れ出し、ディスプレイを見つめながらも親と子で一層のコミュニケーションを図れるデバイスになっている。


自身、二児の母でもある小澤氏が制作の背景を語った。

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