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ビタミンCに風邪予防の効果なし?

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季節の変わり目は、やっぱり風邪をひきやすい。しかし社会人たるもの、日頃の体調管理も仕事のうち。新年度早々、病欠で職場に迷惑をかけないよう、普段から風邪の予防に努めなければならない。

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ちなみに風邪予防といえば、サプリメントなどでビタミンCを摂るのが常套手段。でも、これって本当に効果があるのだろうか? 医学博士の浦島充佳先生に聞いてみた。

「じつは、ビタミンCは風邪の予防に効果がないという、通説を覆す研究結果が存在しています。ある研究者が8776人の男女を対象に、毎日0.2gのビタミンCとプラセボ(偽薬)を投与し続けて風邪をひく頻度と日数を集計したところ、いずれも結果にほとんど差が表れなかったというのです。これが事実なら、ビタミンCが風邪予防にいいというのは、完全なる都市伝説といえるでしょう」

なんと、子供の頃から当たり前のように刷り込まれてきた説だけに、これはなかなか衝撃的な研究結果だ。

「ただし、日々激しい運動を行うアスリートに関しては、ビタミンC摂取で風邪をひく回数が減ったというデータもあります。これは運動によってビタミンCが失われ、それを補給することが健康維持に寄与しているものと推測されます」

つまり、スポーツや仕事で体を酷使する人は、引き続きビタミンC摂取を心がけた方が良いかもしれないというわけだ。

「ちなみに、やはり昔から風邪予防に効くといわれてきたニンニクについては、その匂い成分であるアリシンの摂取が風邪予防に効果的という研究結果があります。アリシンを摂取した人は、プラセボを摂取した人と比べて風邪をひく人が激減したというデータが存在しているんです。アリシンは強い殺菌力を持っているため、ウイルスや細菌をやっつける働きがあるからです」

ただし浦島先生によれば、その殺菌力の強さゆえに、ニンニクを食べ過ぎると胃が荒れる原因にもなるという。生の状態なら1日1片、火を通しても2~3片くらいにとどめるのが適量とか。風邪予防に効果的だからといって、食べ過ぎないようくれぐれもご注意を。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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