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千葉市議落選のニートに労いの声

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4月12日に投開票が行われた統一地方選挙で、千葉市議会議員選挙に立候補した無所属の自称「ニート」が、ネット上で注目を集めた。上野竜太郎氏(25歳)だ。

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中学2年生から不登校で、アルバイト歴もないという上野氏。ブログでは、「毎日自分の部屋にこもり一人で過ごして」おり、友達はおろか知り合いもおらず、家族ともあまり話さない「ニート」であることを明かしている。

自分のことを「世界一のダメ人間」と称する上野氏は、そうなった理由については誰のせいでもなく、すべて自分が悪いと認識しているとのこと。しかし引きこもっている間に様々なニュースや知識に触れ、世の中について知っていくなかで、“法的にはNGなのになぜ、サービス残業はなくならないのだろう?”などの疑問が湧き上がってきたと綴る。

そして、上野氏は、「愛する祖国が、みんなで仲良く暮らしていける国であってほしい」と願う一心で千葉市の花見川選挙区から立候補。白い紙に「上野竜太郎 ニート 25才」と書いただけのポスターをコンビニでコピーして、自分の足で貼って回るといった地道な選挙活動を行った。

この上野氏の行動はネット上でも大きな注目を集め、選挙区内外から動向が注視されていた。結果的には1399票を獲得し、15人中12位。定数の10位以内に入らなかったため落選だったが、Twitter上には、

「行動力と草の根発想は素直に感嘆する。むしろ本来の政治の形に近いのではないか」
「中二からずっと引きこもりだったのに立候補した勇気はすげぇと思うよ。文句ばっかり垂れて政治に無関心なヤツより立派だ」
「千葉の上野竜太郎、落選か。残念だ。
ダブルスコアじゃどうしようもねえが、俺は当選して欲しかった。
当選後も金や地位に惑わされない人に舵取りしてもらいたいね」

と、讃える声が多数投稿された。

上野氏は選挙後、Twitterで感謝の意を述べるとともに、20代が立候補することの意義について、

「若い人達にとって選挙というものがもっと身近な物になれば
若い人達の主張が政策に反映される様な議会になれば
若い人達が未来に希望の持てるような社会になれば
私はとても嬉しいです」

と綴り、「我々は確かに少数派だが一人ではない」とコメント。この一連の出来事に対して、ネット上では、

「この行動には社会的に意味があったはず。このままニートを続けるか、就職か、再び立候補するかわからないけど、信念を崩さないままがんばってほしい」
「上野竜太郎氏は落ちてしまったけど、立候補する前とは別の生き方を見つけたから、立候補は無駄ではないと思う。そして彼の言葉を聞いて、政治が気になりだした若者や棄権してた人たちは結構いるはず。次につながるはず」

など、上野氏への労いとともに、若者の選挙との関わり方について考える声が寄せられている。
(R25編集部)

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