ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

新聞はネット時代の“脳トレ”?

DATE:
  • ガジェット通信を≫


朝日新聞デジタルに、「春の新聞週間特集」として脳科学者・茂木健一郎氏の“新聞との付き合い方”が紹介され、ネットで話題となっている。

【もっと大きな画像や図表を見る】

茂木氏は、「新聞が発信する一番大きな情報」は「見出しとレイアウトにあると思う」と述べる。大きさなどから受ける視覚的なインパクトによって、内容の理解度にかかわらず、そのニュースの“重み”や“社会の相場”を知ることができるからだ。そしてネットが普及した現代においてより大切なのは、得た情報をうのみにせず「自分で情報を選択する能力を鍛えること」であり、“ニュースの社会的な価値を視覚で脳に伝える”新聞は、その能力を鍛えることにつながるのではないかと指摘している。

Twitter上の反応をみてみると、同新聞の従軍慰安婦報道問題を思い起こす人も多かったのか、

「『知的間違い探し』のネタとしては脳を鍛えるのに使えるかもね」
「記者が意図的に省いた事実、憶測や伝聞で書いている箇所。
それらの見分けを付けるゲーム。
ただし、その価値に満たない新聞もあるのでご注意」

などと厳しい声が並んでいた。

また、茂木氏は読み手の能力向上を訴える一方で、新聞の作り手側も若者が「読みたい」と思う紙面を作る努力が必要だとしている。これについては

「若い人向けにはその通りだと思うけど、逆説的に新聞の終わりを感じたな。私が重要だと思う記事は新聞に載ってないんだもの」

など、新聞が読み手のニーズに応えきれていないとの指摘もあった。さらに、

「知らず知らず政府見解に染まる新聞やテレビと、同じように情報工作に満ちているインターネット。どの情報を選択するか、判断の基になる柔軟な感性こそが今の教育に求められる」

と、情報があふれる今、それを受け取る力を「教育」に取り入れる必要があるとの意見も。

いずれにせよ、新聞が“脳を鍛える”ツールといわれてもピンとこない人が多かったもよう。これまで情報源としての絶対的な信頼性を誇っていたはずの新聞。だが、ネットが普及した昨今、新聞の真価が改めて問われているのかもしれない。
(R25編集部)

新聞はネット時代の“脳トレ”?はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

関連記事リンク(外部サイト)

活字やネットに中毒性はあるか?
「新聞マイスター」お勧め連載5選
ネット新聞が全角英数なのはなぜ?
四角いアタマを丸くする!脳トレ法
パズルアプリ「TAP10」大人気

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP