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【EXILE USAインタビュー】第2回 今の時代でも「体験こそ全て」

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以下USAさん

「世界に通じる共通言語(ダンス)で心の国境をなくす」

TRiPORTライターのKANAです。
EXILE USAさんインタビュー第2弾。前回の「旅×ダンス」に続き、今回は旅に出て感じた新しい価値観についてインタビューしました。

第2回「世界で拾った価値観を自分のものに」

−TRiPORTのミッションは「旅の価値を豊かにする」ことですが、世界を旅して感じた新たな価値観はありますか?

ダンスアースの中でも日々の生活の中でも、「世界平和」という大きなテーマが存在しています。何が近道なのかはわからないけれど、世界中に友達を増やすということが、世界平和を考えることの近道なのかなと感じています。自分自身、ある国の友達ができて、その国のニュースを見たりすると、「国」っていうよりは、「あいつ元気かな? 大丈夫かな?」と、「人」を思い出します。そうすると、本当は地球の裏側の遠い国でも、感覚的には東京から茨城くらいの距離感になってくるんですよね。その価値観って旅に出ないとわからないことだと思います。

世界中に友達がいれば地球が小さくなる

学校でも世界中の子供たちが集まるキャンプとか合宿とか、そういう授業が必須科目になればいいなと思います。子供の頃からそういう教育があれば、世界の国々に友達ができて、世界をもっと身近に感じられるし、もっと仲良くできるはずだから。地球が小さくなるような気がするかな。

でも世界各国の人が集まったら、「何語で話す?」ってなると思います。そこに「ダンス語」という共通語があったらいいなと(笑)。「おはよう・おいしい・嬉しい」とか、まずはそれだけでも、世界のどこでも通じる言語や表現があればいいですよね。

景色や感動を踊りで伝える

ハワイ島のイベントに行ったときに聞いたんですけど、昔は旅をした人がそこで見た景色や感動など、持って帰ることができないものを歌や踊りという形で、自分の国の王様や大切な人たちに伝えていたそうなんです。どの動きにも全て意味がある。踊りで自分の見てきた景色を伝えるという発想は、旅に出ないと気が付かなかったことですね。形にできないものを、体にいれて持って帰るっていうやり方もあるんだなと、考えが広がりました。

「旅=LIFE」であり、「未来=希望」

ーUSAさんにとって「旅」とは何ですか?

家に閉じこもるより、どこかに飛び出したほうが発想も広がるし、いいアイデアもひらめきます。そのMAXの状態が旅なのかなって。大体いつも仕事や歌詞のアイデアって、ふわっと旅をしている時にひらめいていると気が付いたんです。そういった意味でも、旅の時間はすごく大事ですね。それをまとめると、「旅=LIFE」かな。

ーそういったアイデアやひらめきを求めて旅に出ることはありますか?

あります。意識的に余白を作っています。仕事が忙しい人ほど、旅って出たほうがいいと思いますね。時には無理矢理にでも出たほうがいい。僕も「疲れてるからいいや!」って思うときがあるけれど、一歩出ちゃえば「やっぱり出てよかったなぁ」っていつも思います。

いろんな人やモノに出会って思ったことは、新しいものに出会うことで人は成長していくということです。明日何が起こるのかわからないのは、日々の生活も旅も同じです。「未来=わからないから不安」ではなく、「未来=わからないからワクワクする」、「未来=希望」と思っています。トラブルもたくさんあるけれど、結果的に全部いい思い出になるんじゃないかと(笑)。

乾杯で通じる心

ー旅の中で、最も気持ちがいい瞬間はいつでしょう?
ダンス以外でもお酒が好きなので、世界中の乾杯はおもしろいし、好きですね。ダンスと似ている部分があって、飲み方もお酒の種類も違うけど、一緒に飲んでるとだんだんそこにいる人達と心で通じてきちゃうことがあるんですよね。世界の乾杯の仕方ってたくさんあるし、その酒場でしかない飲み方や会話もある。初めての飲み方に出会って、そこにいた人達と勢いよく「かんぱーい!」ってした瞬間に、「通じたな!」ってテンションが上がります。ダンスアースならぬドリンクアースですね(笑)。

今の時代でも「体験こそ全て」

ー近頃、若者が世界に出なくなったと言われていますが、どう思いますか?

今の時代は行かなくても知れるからなんですかね。「この海、キレイ」って思ったら検索すれば、すぐネットで画像を見れちゃう。でも、実際に現地で見る景色やその土地で聞く音楽は全く違うし、やっぱり「体験こそ全て」です。便利な時代だからこそ、一生アナログの有機物なこの体を使って、体感することが最高だと思います。あと最近は、旅のヒーローみたいな人がいないですよね。昔はそういう人に憧れて、「ああ、バイクで旅してぇ」って思うこともありました。

旅は全てオリジナル

ー確かに。そういうヒーローに憧れて、旅へ出たいって思ってくれたらいいですよね。

この前、TRiPORTを見ていたら、すごいキレイなモロッコの砂漠で撮影された星空写真が出てきて「うわぁ行きてぇ! ここでオアシス見つけたい!」って思いました。そういう時に誰かの旅を知れるって素晴らしいことだなと実感します。でも、「この旅、真似したい!」って思って旅をしたとしても、絶対に同じ旅はできない。どの旅もオリジナルの旅になる。それを見てまた誰かが行きたくなる。こういう連鎖が素敵だと思うんですよね。

ーそうですね。私達のCompathyというサービスにも、「自分の旅の記録を残し、さらに様々な人の旅行記からピンとくる旅を見つけて、旅に出たいと思ってほしい」という想いがあります。

最近の若者って言葉が通じないから諦めるという人が多いですよね。実際、言葉ってそんなに話せなくても大丈夫。「ありがとう・おいしい・こんにちは」この3つだけ覚えておけば、何とかなるんじゃないかな? とりあえず印象も悪くならないし、ボディランゲージが加わればもっとよくなる!

ーダンスができない人でも仲良くなる方法はありますか?

僕の場合はたまたまダンスだっただけで、探せばたくさんありそうですよね。例えば、路上で折り紙折るとか…。方法はいくらでもあると思います。

(次回の「心の国境編」に続く)

【EXILE USAインタビュー】第1回 世界に通じるダンスで心の国境をなくす


(インタビューアー: ワンダーラスト 代表堀江,  ライターKANA

[USA: 2001年「EXILE」のPerformerとして、「Your eyes only~曖昧な僕の輪郭~」でデビュー。Performer以外にも、2006年6月、舞台「The面接」に出演、劇団EXILEでは2007年の「太陽に灼かれて」、2008年の「CROWN」に出演するなど、役者としても活躍。2009年「北の国から」の杉田成道氏 演出・芥川賞作家 唐十郎氏作品 舞台「蛇姫様-わが心の奈蛇-」にて初単独主演をつとめた。さらに、本場NYのダンサーの実力にも劣らない独特のダンスセンスを持つUSAは、日々”DANCEのROOTS”を追求。2008年より「ダンスは世界共通言語」をテーマに、DANCE EARTHの活動を開始し、書籍、絵本、映像作品の制作、音楽ユニット「DANCE EARTH PARTY」を結成するなど様々な形で自身の想いを発表している。2013年「DANCE EARTH JAPAN」と題し、日本全国の祭りに参加し日本の踊りを巡る旅をスタートさせる。また子どもたちに自然を感じながらダンスを楽しんでほしいという想いを込めて、自然体験型ダンスプログラムである「NATURE DANCE CAMP」を全国各地で開催。NHK Eテレで放送中の子どもたちにダンスを楽しくわかりやすく教える番組「Eダンスアカデミー」では主任講師を務めている。]

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