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豪華ロックレジェンドがシーナに捧げたロックンロールの夜、4/7=“シーナの日”に追悼ライブ開催

豪華ロックレジェンドがシーナに捧げたロックンロールの夜、4/7=“シーナの日”に追悼ライブ開催

シーナ&ロケッツが4月7日、“『シーナの日』♯1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~”と題し、今年2月に永眠したボーカル・シーナの追悼ライブを、東京・下北沢GARDENにて行った。

“シーナ”(“4”と“7”)にちなんだこの日、シーナが暮らし、愛した下北沢の地で、鮎川誠の呼びかけにより行われた。シーナに所縁のある豪華ロックレジェンドの面々が集結するとあって、大勢の観客で埋め尽くされた会場は、開場直後から熱気に包まれた。

ファンにはお馴染みアポロ発射時のカウントダウンが始まると、待ち詫びた観客は一気に高揚。大きな歓声と共に「シーナ!」コールが会場一体に沸き起こる。そんな中、登場した鮎川は、「今日は4月7日、シーナの日です!みんながいっぱい来てくれたおかげで、シーナの日が本当に“シーナの日”になりました!今日は30~40年ロックをやりよる仲間たちがいっぱい来てくれています」と挨拶。

最初のゲストとして、愛娘のLucyを紹介。昨年リリースしたシーナ&ロケッツ最新アルバムの表題曲「ROKKET RIDE」を共に演奏し、その後はベースの奈良もリードボーカルを取り、同アルバム収録曲でシーナが鮎川と作曲した「BABY LOVE」を捧げた。

その後、同郷の友人であると同時にレーベルメイトでもあったレピッシュのMAGUMIはシーナの登場曲としてもお馴染みThe Kinks「YOU REALLY GOT ME」、赤と黒の岩口タカと本間章浩、Moto Psycho R&R Serviceの澄田健などのゲストに続き、元プリンセス プリンセスの中山加奈子が登場。当時、産休を終えたシーナの復帰作となった「SWEET INSPIRATION」で会場を沸かせた。

豪華なゲストは後半も引き続き登場し、「HAPPY HOUSE」ではTHE ROOSTERSの池畑潤二がドラムを、同じく花田裕之が加わり「DO THE BOOGIE」、「80年代に新宿ロフトで何度も共演した(鮎川)」ARB石橋凌がロックンロールアレンジの「WHAT A WONDERFUL WORLD」を披露。めんたいロックのレジェンドが顔を並べた。

めんたいロックレジェンドに続くのは、鮎川がMC「若手」と呼び込んだ、チバユウスケと中村達也。2012年に公開された映画『I’M FLASH』(豊田利晃監督、藤原竜也主演)で、チバと中村が同名主題歌をヤマジカズヒデ、KenKenらとカバーし話題となった「I’M FLASH“Consolation Prize”<ホラ吹きイナズマ>」をパフォーマンス。ロケッツがYMOの面々と制作した初期の名曲「LAZY CRAZY BLUES」を浅井健一が披露した。

鮎川が「戸越銀座のギタリスト」と呼び込んだCharとは、かつても「打ち合わせもなしにセッションした」「VIRUS CAPSULE」、「WHITE ROOM」の2曲プレイ。シーナとの思い出を愛情たっぷりに語った仲井戸‘CHABO’麗市とは「雨上がりの夜空に」で会場を大合唱に導いた。鮎川とサンハウス時代からの仲間でもあり、数々の作詞を手がけている柴山‘菊’俊之が登場し、「みんなLEMON TEA飲みたい?」というの呼びかけで代表曲「LEMON TEA」がスタート。いつも以上に会場全体を突き上げる拳と合唱に包まれた。

数々のゲストが駆け付けたライブを振り返り、鮎川は「シーナの葬儀の時に、“みんなでシーナの音楽をやりたい”と思ったメンバーで、今日こうやって集まれたのは本当に幸せです。みんな倒れんやった?ちゃんと足ついとるね?」と観客に語りかけ、最後のゲストとして、「下北沢のジャニス、代沢小学校のPTAでシーナと黄色い服着て、一緒に学童を見守った仲です。守り神みたいな存在」と、金子マリを紹介。ヒット曲「YOU MAY DREAM」の歌詞をシーナへのメッセージと替え、本編を締めくくった。

本編終了後も鳴り止まない「シーナ」コールを受けて行われたアンコールでは、豪華な出演者全員がステージに上がり、ロックの代名詞ともいえる「JOHNNY B. GOODE」をセッション。最後までステージに残ったシーナ&ロケッツのメンバー3人が、客席のファン一人一人に想いを込め、手の届く限りハイタッチに応じた。シーナの急逝から2ヶ月。彼女を想う音楽仲間たちやファンのロックンロール・スピリットに溢れた一夜は幕を閉じた。

今後の活動について、鮎川は「シーナのスピリットは受け継いでいる。シーナはおらんけれど、“シーナ&ロケッツ”として頑張っていきたい」と力強く宣言している。

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