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指ざわりで絵の具を調合!?全盲の画家が描く「カラフル」な作品

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テキサス州在住の画家、ジョン・ブランブリッツさんのカラフルな作品には驚くべき真実が隠されている。実は彼、全盲なのだ。

色、形、輪郭は一切見えないという彼、なぜこんなにも美しい絵を描くことができるのだろうか?

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29歳で失明

生まれつき脳に障害があり、てんかんを起こすことの多かった彼は、幼少時代を家の中で過ごすことが多く、絵を描くことが大好きだったのだそう。

病弱だった中、必死に勉強を続けて29歳の時に大学に進学。しかし、入学からわずか1年、てんかんの合併症により失明してしまった。当時は、夢も人生も終わりだと落ち込んでしまったようだ。友達や家族との繋がりも感じづらくなり、どんどん孤独を感じるように。

画用紙に触れることで
心が安らいだ

そんな彼にとって、昔から慣れ親しんだ画用紙に絵をかくことは、全ての不安を忘れられ、気持ちを落ち着かせることのできる唯一の方法だったのだとか。たとえ見ることができなくても、描きつづけることで徐々に明るさを取り戻していったのだそう。

手の感覚で
形や色がわかるように

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絵を通じて、次第に人々との触れ合いを取り戻していった彼は、徐々に手の感覚でその色や形を判別できるようになっていった。

「それまで目を頼りにしていた作業を、手でできるようにしていった。画家が盲目になった時に、必要なことは2つある。キャンバスの位置を把握することと、色を判断して使う方法だ」

彼のスタジオにある道具の全てには点字がふってある。さらに驚くことに、彼は指で絵の具に触れることでその色を判別することができるそうだ。

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