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田中みな実の同期・江藤愛アナ 自己演出力は相当高いとの評

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 テレビを見ていて思わず検索してしまうこと、誰にでもあるはずだ。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が女子アナについて言及した。

 * * *
 テレビ局も改編期を迎え、旅立つアナ、登場するアナ、定番位置を守るアナ……いろいろな顔が交錯する時期。ドラマウォッチャーとしては、並み居るアナウンサーの中から、キラリと光る表現力や自己演出力を見つけ出すことも楽しみの一つです。

 まずこの春の注目が午後9時、NHKの看板ニュース番組「ニュースウオッチ9」。大幅に番組が改変され、鈴木菜穂子アナが新たに登場しました。それまでは「NHKニュース おはよう日本」が鈴木さんの定番席。朝という時間帯にフィットした、きちんと感と軽やかさ、ほがらかさ、爽やかさ。一日の始まりにぴったりの仕事ぶりでした。それが、一転して夜のニュースへ。

 朝と夜、時間帯によって鈴木さんの表情は、微妙な変化を見せます。「ニュースウオッチ9」の顔は、きりっとした口もと、緊張感のある強いまなざし。口調は朝よりも、少しゆったりとした速度。社会的な問題をしっかりと確実に伝えたい、問題の本質を理解してもらいたい、という意気込みが滲み出ているように感じる。

 隣に座る大先輩キャスターの河野憲治報道局国際部長に対しても、良い意味で遠慮していない。「舵取りは私に任せてください、必要な時は的確なコメントをください」と、鈴木さんは自分を軸に切り盛りしているように見えます。

 朝と夜で違うスイッチを入れることができる。そうした切り替えはやはり、鈴木さんの表現力によるもの。これからどんな新鮮なニュース番組を創り出していくのか。楽しみです。

 一方、「演技」的なアナといえば、少し前まで「ぶりっ子キャラ」全開でパワーを見せつけていたあの人。田中みな実さん。

「だって、みな実は、みんなのみな実だから~」

 たとえ民放とはいえ、アナウンサーがそこまで演じるか、とド根性ぶりには頭が下がった。何よりも、アナとしての矜恃や自分自身を捨てないと、あそこまでおバカブリッコキャラになりきることはできなかったはず。その意味で、田中さんは相当の芝居力・自己演出力を持つ人だと言えるでしょう。

 TBSを辞めてフリーになった今、「ブリッコは局にやらされていただけ」と素に戻っています。では今後は? 中途半端な立ち位置ではなく、たぐい稀なその「演技力」を忌憚なく発揮して方向転換する方が、仕事は増えるのかもしれません。

 個人的にもう一人、私が注目しているアナがいます。ある意味、田中さん以上に「自己演出力」が際立つ人。TBS系昼の人気情報番組『ひるおび!』で、私はほとんど毎日のようにその人の声を聞き、顔を見ています。

 でも。

 やにわに名前が浮かばない。たいへん失礼なことと承知しております、すみません。たしかに顔は浮かぶのに……。

 いつも原稿をきちんと読んでにこやかに進行する。可愛らしい笑顔だけど、ちゃらちゃら着飾ることはせず、妙な自己アピールもせず。原稿読みが終われば、MCの脇にじっとおとなしく立っている。目立たない。けれど、いじけているわけではまったくない。素直な、自然体。あの人は、いったい誰?

 と調べて確認しました。その名前は江藤愛さん。

 それがなんと、田中さんと同じ青山大学出身、しかも同期入社。江藤さんが2006年の準ミス青山、田中さんは2007年の準ミス青山だとか。あまりに共通点が多くてびっくりです。とは言っても、二人の自己演出力のベクトルはまったく逆むき。そこが実に面白い。

 江藤さんの「演じない」制御力。それも自己演出力の一つです。いや、ある意味江藤さんの演出力の方が、田中さんよりパワフル、と言えるのかもしれない。女子アナにとって、「押し出す」ことよりも「引き算」の方が、よりたくさんのエネルギーを必要とするのですから。

 人生はしばしば舞台にたとえられますが、アナウンサーという職業は多数の人に見られる仕事。人前でどんな自分を見せるのかを、決めなければなりません。そんなアナたちにとって、番組とはまさしく「舞台」。新年度がスタートし、これからアナたちがどんな表現や演技によって、新しい番組の空気を創り出していくのか。お芝居を見ているように楽しみたいと思います。


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