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ボンジュール鈴木、初お披露目! 幻想的なウィスパー・ヴォイスで観客を魅了——OTOTOYライヴ・レポート

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ボンジュール鈴木、初お披露目! 幻想的なウィスパー・ヴォイスで観客を魅了——OTOTOYライヴ・レポート

アニメ「ユリ熊嵐」のオープニング曲に抜擢されるなど話題の新人アーティスト、ボンジュール鈴木が3月6日にタワーレコード渋谷店で1st EP『私こぶたちっく』の発売記念インストア・イベントを行った。まだ目立ったメディア露出もなく謎に包まれた彼女にとって、これが初ライヴとなり、公の場での初お披露目となった。

彼女をひと目観ようと、CD売場の一角に作られたステージの前には、開演前からあふれんばかりの人がつめかけていた。後ろの方からでは、ほとんどステージが見えないほどに多くの人が密集しており、注目度の高さがうかがえた。いったいどんな人が現れるのか。ボンジュール鈴木とは、どんな人物なのか。そんな期待と緊張のなか、客席の合間をとおって純白のロング・ドレスに身を包んだボンジュール鈴木がステージに登場した。ステージ前には薄い幕が設置されており、彼女の顔はヴェールに包まれていて表情はあまり見えない。しかし、まるでおとぎ話の世界から飛び出したかのようなその姿は、どこか神秘的だった。

1曲目は「allo allo」。美しい打ち込みの演奏が流れると、彼女がそっと歌を重ねる。続けて「Je ne sais pas pourquoi」を歌唱。キーボードを弾きながら、儚げで透きとおるようなウィスパー・ヴォイスが紡がれていく。「私こぶたちっく」では、リズムをとりながらアコースティック・ギターの演奏も披露。その音色と繊細な歌声に、観客はじっと耳を傾けていた。3曲を歌い終えると、ボンジュール鈴木は「どうもありがとうございました」と口を開く。観客はその声に、拍手で応えた。

「初ライヴなので緊張してますけど… こんなに大勢の人にきていただいて本当にうれしいです」と緊張した面持ちで話すと、大きく深呼吸。「こんなにきてくれるとは思っていなかったので、正直すごくびっくりしているのですが… どうもありがとうございます」と感謝を述べた。そして「いまアルバムを作っているのですが、4月15日に発売になります。聴いていただけるとうれしいです。そして6月7日に、えっと… asiaでワンマン・ライヴが決まりました。そのときはバンド編成で、がんばってやろうと思うので、もしよかったら… というか、きていただけたらうれしいです。そのときには、もうちょっと余裕になっていると思うので(笑)」と少しおどけながら、1stフル・アルバムの発売と初ワンマン・ライヴの開催を発表した。

さらに「私はフレンチ・ポップスに影響されて、しゃべったりするみたいに歌っているんですけど」と自身のルーツを語ると、彼女が「すごく好きな曲」というMinnie Ripertonの「Lovin’ You」をキーボードの弾き語りで演奏。吸い込まれるような高音のファルセットは圧巻だった。あっというまにライヴは終盤へ。「残り少ないというか… 最後の曲になりました。今日はきていただいてありがとうございます」と告げると、はじまったのは「ユリ熊嵐」のOP曲に起用された「あの森でまってる」。鐘の音が響くと、イントロの印象的なコーラスにも生で声を重ね、幻想的な曲の世界が広がっていった。「どうもありがとうございました」と最後にもう一度、礼をして、大きな拍手に包まれながらボンジュール鈴木の初ライヴは幕を閉じた。

この場所がCD売場のオープン・スペースであることを忘れてしまうくらい、ライヴ中はボンジュール鈴木が作りだす世界に惹きこまれた。あの場にいた多くの人も、きっと同じように彼女のファンタジックな歌声と音楽に酔いしれていたことだろう。1stアルバム発売と初の単独公演を発表し、これから壮大な物語がはじまろうとする予感を抱かせてくれるライヴだった。asiaでのライヴはバンド編成ということで、さらなる深い世界を観せてくれるのではないだろうか。その前に、まずはアルバムの発売を楽しみに待ちたい。

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