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投資の専門家が予測“アメリカのデフレ突入”が始まる!

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 日本やアメリカの景気が上向いているというニュースが盛況だ。確かに指標を見れば、アメリカも日本も経済の好調が維持され、明るい未来が待っているように思える。さらにアメリカではFRB(米連邦準備制度理事会)が年内の利上げの見通しを示したこともあり、楽観的な見方が大勢だ。
 しかし、その一方でそうした見方に対して警鐘を鳴らす識者も出はじめている。果たしてアメリカは本当に金利をあげられるのだろうか? その時期はいつ? それによって今後、世界経済はどのように動いていくのだろうか?

 ここでは、ニューヨーク在住のファイナンシャル・コンサルタント若林栄四氏の『異次元経済 金利0の世界』(集英社/刊)を取り上げながら、若林氏による世界経済の実体と未来の姿の予測図を紹介していく。若林氏は第1章「いよいよ迫りくるアメリカ株式の暴落」において、アメリカの株価暴落が近いうちに起こり、デフレへと突入する説を主張している。これは一体どういうことなのだろうか。

■アメリカ株の暴落は近い?
 若林氏は本書において、アメリカのデフレ突入を「運命」だと訴えている。若林氏のやり方は、これまでの歴史と照らし合わせながら、好景気と不況を繰り返してきたアメリカの経済の傾向を探るというものだ。
 その傾向によれば、2014年半ばにアメリカの株価は暴落するはずだったという。なぜなら、過去120年間、株価の調整(20%超の下落)なしに62ヵ月以上株価が上昇したことがなかったからだ。
しかし、アメリカ株は上昇を続け70ヵ月を超えた。若林氏はその状況を見て「これから上がる時間はほとんど残されていない」と指摘する。

■歴史からパターン化する「アメリカの株価暴落のサイン」
 本当に、このアメリカ株の上げ相場はもうすぐ終わりを迎えるのか? その根拠とは何だろうか?
 若林氏は1980年以降のニューヨーク・ダウの平均株価の推移を2ページにわたって取り上げ、これまでの株価暴落からパターンを見つけ出す。本書ではこれを「メガホン・パターン」と呼んでいる。株価の山が大きくなればなるほど谷も深くなり、メガホンのように開いた形になるからだ。このパターンがいつ発動するのか…注視すべきだろう。

 アメリカの株価が暴落した後に待ち受けているものとは何か? こちらは後々に若林氏の説を紹介するとして、アメリカで株価の暴落が起きるのかどうか、そしてデフレ突入は本当に起こるのかどうか。今後の経済の流れを把握するためにも、アメリカ経済の動きは注目しておいて損はないはずだ。
 次回は本書より「0金利時代の経済」にフォーカスする。日本では事実上の「ゼロ金利政策」を進めてきたが、一体そこでは何が起きていたのだろうか?
(新刊JP編集部)


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