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「気骨のある人」ってどんな人?

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 学校の入試や資格試験、あるいは会社での出世争いなど、世の中は「競争」や「勝負」であふれかえっています。そして、それらからは誰も逃げることができない。恐ろしいことに、逃げ続けられたとしても、いつかは必ず、そのツケを払うことになります。
 他人との競争だけではありません。生きているかぎり、さまざまな困難に突き当たることになりますし、何より自分自身からは決して逃げられない。つまり「自分との戦い」には、どんなに気弱な人でも取り組まざるを得ません。
 人は勝ち続けられるのでしょうか? 「負けない」でいられるのでしょうか?

 「負けない」でいられると言うのは、帝京大学ラグビー部を率いて、現在、前人未到の全国大学選手権6連覇中の岩出雅之さん。まさに今、日本でもっとも「負けない」人の一人です。今年2月には、実に9年ぶりにトップリーグの社会人チームにも勝利しました。
 その岩出さんが、「負けない」人間になるための決め手の一つとして挙げているのが「気骨」です。
 「気骨」については、何となく聞いたことがあるものの、意味については知らない人が多いかもしれません。「気骨」とは一体何で、「気骨のある人」とはどんな人なのでしょうか?

■日本最強の指導者が語る「負けないための気骨」
 「気骨」とは、辞書で調べると「自分の信念を曲げない強い気性」とあります。
 しかし、これだけでは「単にわがままな人」も「気骨がある人」になってしまいます。
 岩出さんは、気骨のことを、こう言い換えます。
 「正しいことに向かって問い続ける姿勢」、あるいは「自分の考え方や信念をしっかり守り、強い意志を持って進む力」と。
 つまり、「何が正しいことか」「どの道を進めばいいか」がわかっていないとダメだというわけです。ノリでつくる明るさとか、カラ元気のことではありません。

■「気骨ある人」になるために必要なものとは?
 何を差し置いても、気骨に必要なのは「理性」です。
 困難に直面した時ほど、私たちは「何が正しいこと」なのかを見失ってしまいそうになります。時には、逃げ出したり、自暴自棄になって怠けたりしてしまうことさえあるでしょう。しかし、そんな困難な時でも、自分をコントロールし続けるものが「理性」。
 辞書に書かれている意味のような「強い気性」であっても、そのベースには、この「理性」が必ずなければならない。言うなれば、気骨とは、理性でつくるものなのです。
 ただし、「何が正しいことか」を知るためには、今何が起こっているかを把握する力もなければいけません。これが、観察力や洞察力といった「感性」です。
 「理性」と「感性」。
 この両方が気骨には必要だと岩出さんは言います。
 そして、この気骨は人間にしかつくれないもの。気骨のある人間は、非常に魅力的であると、読者に熱く語りかけています。

 岩出さんの著書『負けない作法』((森吉弘氏との共著、集英社/刊)では、「気骨」に限らず、どんな状況にも「負けない」ための哲学が明かされています。
「困難な時ほどその人が試される」とよく言われますが、こうした時ほど秘めた力が立ち上がってくるような、そんな強い人になるために、本書はきっと役立ってくれるはずです。
(新刊JP編集部)


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