実物を「爪楊枝」で忠実に再現! 「初期マリオのゲーム画面」の制作秘話に迫る
Twitter上に投稿された「初代スーパーマリオのゲーム画面」が話題になっている。なんとこの作品、14000本の爪楊枝で制作され、小さなマリオやキノコ、タイトルまで忠実に再現。
その完成度の高さにネット上でも「はじめ刺繍かなと思ったら爪楊枝なんてさらにビックリしました」「神の領域ですよもう」といった驚きの声が寄せられ、2万を超えるお気に入りとリツイートで拡散され、注目を集めている。
そんな緻密な爪楊枝アートの制作秘話を、制作者のBBコリーさんに詳しく聞くことができた。
そもそもこの爪楊枝アートを始めたきっかけは「息抜き」だったと語るBBコリーさん。「もともと紙工作をメインに活動しており、別の材料を使って何か工作をしてみようと思い立ったのです」とのことだが、今回の大作を完成させるにあたり、「全然息抜きになりませんでした(笑)」と苦笑する。
一方で、自身のもとに寄せられた「すごい!」「根気がある!」など、多くの賞賛の声を受けて、「正直これほどまで反響があるとは思っておらず、かなりびっくりしております」と話す。
制作時には、ファミコンゲーム画面特有のドットを再現するため、細心の注意を払い、爪楊枝を貼りつけていったそう。慣れている紙工作とは素材が異なるため、取り扱い方法も変わるようだ。
「一番の違いは素材の固さでした。少し無理をして力を加えても、形状が変化しないことは、紙よりも扱いやすかったです。逆にそのせいで指や足に爪楊枝が刺さることが度々あり、かなり痛い思いをしました……」といった爪楊枝ゆえの苦労エピソードも語られた。
ちなみにこの作品には、1本だけ小さいマリオの描かれた爪楊枝が使われている。そんな遊び心を織り交ぜつつ、糊で固定された14000本の爪楊枝でできた大作の制作期間は約5日。
「今後も作品を見てくださる方々の声を裏切らないよう、創作活動に励んでいきたいです」と語ってくれたBBコリーさん。同作の制作過程については、ご本人のTwitter上のタイムラインをはじめ、YouTubeやニコニコ動画で確認できる。
また3月に開設されたホームページでは、メインの活動である紙工作による緻密な作品を閲覧できるため、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。
※画像はTwitterから
■関連リンク
・BBコリーさんのツイート
・BBコリーさんのホームページ
・こだわりのマリオ楊枝
気になる話題を独自の視点でお届けするニュースメディア
ウェブサイト: http://jp.news.gree.net/media/scoopie-news
TwitterID: GREE_news_jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。