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野村克也氏 長嶋攻略法が最後まで分からなかったと今明かす

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 プロ野球パ・リーグの南海ホークスは読売巨人軍のV9が始まった1965年と、最後の1973年の日本シリーズの相手だ。「これも何かの因縁だろうね」と語る野村克也氏は、選手と監督の二つの立場で巨人と対戦した。巨人の人気、実力ともに中心にいたON(長嶋茂雄氏と王貞治氏)のうち、打者としての長嶋氏について野村氏が感慨深く語った。

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 長嶋は紛れもない強打者で、天才打者だった。長嶋との最初の接点は、彼のルーキーイヤーのオープン戦だ。そのスイングの速さに驚かされた。

 右打者との初対決で有効なのは、外角のストライクからボールになる変化球を投げて反応を見ること。ヘボな打者は手を出し、並の打者も振ろうとするが、いい打者は手を出さない。長嶋は平然と見逃した。

 見逃せるのはスイングスピードが速いからだ。ギリギリまで引きつけられ、見極められる。中でも長嶋の場合はレベルが違った。「見逃した」と思った刹那、突然目の前にバットが現われた場面は今でも鮮明に目に焼き付いている。

 そのうえ苦手なコースがなく、感覚的にバッティングをしている。今だからいうが、私は長嶋の攻略法が最後まで分からなかった。

※週刊ポスト2015年4月17日号


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