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℃-ute/モーニング娘。’15/アンジュルム/Juice=Juice/カントリー・ガールズら スター性持ったアイドル達の刺激的競演

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 3月28日と29日 パシフィコ横浜にて【Hello! Project ひなフェス 2015 ~ 満開!The Girls’ Festival】が開催。℃-ute、モーニング娘。’15、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズらが刺激的な競演を繰り広げた。

ひなフェス キュートなライブ写真一覧

<ハロプロフリークにとっては楽園とも言える空間>

 2日間にわたって全3公演が行われた同フェスは、公演ごとにヘッドライナー(メインアーティスト)が異なり、1公演目はアンジュルムとJuice=Juice、2公演目はモーニング娘。’15、3公演目は℃-uteがメインとなり、他にもメジャーデビューしたばかりのカントリー・ガールズ、ハロプロ研修生はもちろん、ゲストとしてアップアップガールズ(仮)、THE ポッシボー、吉川友も参戦。さらに、同会場の別エリアでは【遊ぶ。暮らす。育てる。SATOYAMA & SATOUMIへ行こう 2015】なるイベントも同時開催され、そちらではハロプロメンバーはもちろん、モーニング娘。OGなどアップフロントグループ所属アーティストも多数登場と、この2日間のパシフィコ横浜はハロプロフリークにとっては楽園とも言える空間になっていた。

<カントリー・ガールズ ももちと島村嬉唄を中心に織り成す新喜劇>

 その楽園で繰り広げられたアクトはいずれも刺激的なもので、会場のど真ん中に横一線のステージを設置し、前にも後ろにも満員のオーディエンスがいる中で、そのフォーマットを活かしたパフォーマンスが披露された。初日最初のMCで「(メインの回)カントリー・ガールズはないんですね……」と残念がっていた嗣永桃子(ももち)率いるカントリー・ガールズも、他のグループではできない存在感抜群のパフォーマンスを展開。先日リリースされたばかりのメジャーデビュー曲を披露する際、ももちが「愛おしくってごめんね」と可愛らしく曲フリするとブッブーと効果音が鳴り、スクリーンの彼女の顔には×マーク。代わりに今をときめく胸キュンメイカー 島村嬉唄が同様の曲紹介をすると大歓声が沸き起こり、イントロが鳴り出すという見事なアイドル新喜劇で笑いを生んでいく。

<Juice=Juice 新曲「Wonderful World」で生んだ光のスパーク>

 そんな“笑い”と“可愛い”を絶妙なバランスで織り交ぜたカントリー・ガールズの勢いに負けじと、1公演目のメインとしてバラエティに富んだアクトを繰り広げたJuice=Juice。昨年の6月から今年4月まで続く超絶ロングライブハウスツアー【Juice=Juice ファーストライブツアー2014~2015 News=News ~各地よりお届けします!~】で叩き上げられた5人の成長ぶりは半端なく、歌やダンスはもちろん、その表情や素振りからも自信と気合いが漲っており、その状態で披露された新曲「Wonderful World」での眩さたるや、光に満ちたトラックと相まって世界をキラキラと輝かせていき、会場中を笑顔にする力となる、光のスパークとも言える美しいものだった。また、同じく新曲の「Ca va ? Ca va ?(サヴァサヴァ)」では、一度聴いたら頭から消えないフレーズのオンパレードで、これまた衝撃を与えていく。

<アンジュルム いつの時代も全力の音楽を届けてきた証明、そして……>

 そんなJuice=Juiceとダブルヘッドライナーを務めたアンジュルムだが、彼女たちの戦い方はお見事だった。以前、和田彩花は「今までなんで気付かなかったんだろう」って思わせることが何よりも逆襲」と語っていたが(http://bit.ly/1zaVz32)、スマイレージ時代からのキラーチューン(「夢見る15歳」「旅立ちの春が来た」「タチアガール」等)を公演ごとに変えて披露しつつ、それを2015年を代表するアイドルチューンとなった「乙女の逆襲」と「大器晩成」で挟むという、このグループが今だけでなくいつの時代も全力の音楽を届けてきたと証明するかのようなアクトで、会場を終始扇情。そして最後にここ数か月で研ぎ澄ましてきた「大器晩成」を叩き付けるようにパフォーマンスするのだが、1期2期メンバーの生き様と3期メンバーの勢いが相まっての、ソレの爆発力は凄まじかった。今振り返っても興奮が蘇るレベル。

<モーニング娘。’15 鞘師里保の衣装がはだけてしまうアクシデント>

 そんな次から次へと勢いに乗るアイドルグループたちが出てくる中で、最もプレッシャーを感じていてもおかしくないモーニング娘。’15だったが、多くを背負った者たちが、そして意思を受け継いだ者たちが半端なアクトをする訳がない。新曲「青春小僧が泣いている」では過去に類を見ない独創的なパフォーマンスで衝撃を与え、佐藤優樹の指の動きから始まる新曲「夕暮れは雨上がり」では、状況変化に翻弄されながらも、切なさを感じながらも、前へと踏み出していくメンバーの今と重なる、ドキュメンタリーを観ているような感覚すら与える。また、メイン公演終盤の畳み掛けでは、鞘師里保の衣装がはだけてしまうアクシデントが発生するも、はけることも休むこともなく、ぼどけた部分を押さえながら激しく踊り続けるという、後に語り継がれるであろうプロ根性、もとい娘。魂を見せつけてくれた。

<℃-ute OL衣装で登場 何があっても共に走ってきた戦友たちの歌>

 そして最終日のヘッドライナー&大トリを務めた℃-uteは、全公演まずはOL衣装で登場し、その大人の色気だけで会場のテンションを高めてしまう。これは4月1日リリースのシングル『The Middle Management~女性中間管理職~/我武者LIFE/次の角を曲がれ』の衣装で、楽曲自体もインパクト大。例えば「次の角を曲がれ」に叩きつけられた5人のエモーションは、社会の中で悔しさを抱えながら生きている者の涙を誘うレベルのもの。また、メイン公演終盤の畳み掛けで「Danceでバコーン!」に続いて披露された「我武者LIFE」は、作詞したSHOCK EYEも「℃-uteが歌ってこそパワーが宿る曲。言霊。説得力。日記のような、手紙のような歌」とツイートしていたが、ここまで何があっても共に走ってきた戦友同士だからこそ意味を持つナンバーで、5人肩を並べて歌われるソレも涙なしでは聴けなかった。2015年これからの℃-uteを象徴するアクトは、とても勇ましく、人間臭かった。

<伊達姉妹(石田亜佑美/佐々木莉佳子)など見応え十分のシャッフル>

 そんな各出演アイドルグループの魅力を凝縮した同フェス。各公演の中盤に用意されたシャッフルコーナーについても触れない訳にはいかないだろう。各公演、ソロ、2人組、3人組の異なるシャッフルユニットが登場し、歴代ハロプロナンバーを披露していったのだが、鈴木香音にピーベリーを添えて(和田彩花/鞘師里保/鈴木香音)によるたんぽぽ「タンポポ」や、キラーン聖(譜久村聖)によるモーニング娘。さくら組「さくら満開」等、どれも貴重で見応え十分のカバーとなったが、最終公演の伊達姉妹(石田亜佑美/佐々木莉佳子)によるココナッツ娘。「DANCE & CHANCE」は、ダンスに定評のある両者の対比が面白く、その後のMCで佐々木が「石田さんのダンススキルが凄くて、自分の見せ方がすごく分かってるなと思って、すごく勉強になりました」と語る部分まで含めてスリリングでワクワクさせてくれた。

<ハロプロは名曲の宝庫、スターアイドル性を持ったプレイヤーの宝庫>

 そんなハイライトを選びきれないほど充実した【Hello! Project ひなフェス 2015 ~ 満開!The Girls’ Festival】は、ハロプロは名曲の宝庫であること、そしてベテランから若手までスターアイドル性を持ったプレイヤーの宝庫であることを証明。新規ファンでもハロプロを丸ごと好きになってしまう可能性は、もしかしたら今が一番高いんじゃないだろうかと感じさせるフェスであった。どこを観ても刺激的な現在のハロプロ、ぜひ注目してほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄

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