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超撥水が世界を救う!?パナソニックが開発した「魔法の砂」のチカラ

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「魔法の砂が開発された」と聞くと大げさに聞こえるだろうか?しかし、パナソニックが2016年の実用化を目指すと発表した「水をはじく砂」には、実際に世界を救うとも言える大きな可能性が秘められているのだ!

01.
砂漠地帯でも農業が可能に!

画像を見るとわかるとおり、砂の上に水をたらしても、水滴がしみ込んでいかない。この撥水効果のある砂を乾燥地域に利用することで、貴重な雨水や、人工的に注いだ水分を長期間そこに留めておくことができるかもしれないのだ。

さらに、地中へと浸透していった雨水を、再利用できる可能性もある。以下の画像を見てみよう。   

一度使用した水や、集まってきた雨水を循環させることができれば、砂漠地帯など乾燥した地域でも農業が可能になるかも。緑地化への期待も大!

しかも、再利用する水には一度目に使用された「肥料」の成分が残る。そのため、野菜栽培では実際に収穫量が平均2~3割ほど高まったのだそう。トマトの栽培についても40%程の向上が見られた。より少ない肥料を効果的に使えるため、節約にもなる。

さらには、乾燥地や海の近い地域で起こりがちな「塩害」も、理論上では撥水砂で地中を囲むことで防止できるのだとか。多才!

02.
撥水シートとは違って
通気性がある!

Bindweed plant breaking through asphalt 8 - P1030678

これまで、砂漠地域の緑地化対策には撥水シートが使用されていた。しかし、通気性が悪いということもあり植物がダメになってしまうことも。

対して、砂粒の一つひとつを撥水性のある物質で包み、水の表面張力の性質を利用する撥水砂では、砂と砂の間に隙間が残るため、通気性が維持される。コーティングの厚さはなんと、1ナノ・メートル(10億分の1メートル)ほど!

03.
ヒートアイランド現象にも

Desert Heat

どうやら都会に住む人々にも朗報のよう。道路の下に撥水性のある砂を敷いて保水性を高めることで、路面の温度を下げることができるのではないか、との見込みもある。

真夏の都会の空気が少しでも涼しくなったら・・・、喜ぶのはもちろん外回りの営業マンだけじゃないはずだ。

04.
アイデアは「家電」から!

パナソニックと聞くと、まず頭に思い浮かべるのは家電製品ではないだろうか。どうやら今回使用されたアイデアは、IHジャー炊飯器などに使用されていた、内蓋の汚れ防止のコーティングが元だったのだとか。

まさか調理器具に使われていた技術に、こんな大きな可能性が秘められていただなんて・・・。本当に世界を救ってしまうかもしれない新技術、今後も注目が集まりそうだ!

Reference:日本経済新聞, Livedoor Blog , NAVERまとめ

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