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養老孟司氏、理研「SACLA」のスペシャルサイトで対談 「SACLA」を使えるなら、やはり昆虫を見てみたい

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世界最先端施設であるX線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」のスペシャルサイト内「SACLA×GENIUS」のコーナーにて、解剖学者 養老孟司氏とセンター長の石川 哲也との対談の模様が公開された。本コーナーは2013年7月からスタートし、これまで第1回目の北野武氏からはじまり、第2回目の富野由悠季氏、第3回のさかなクン氏、第4回の為末大氏、そして今回の養老孟司氏が第5回目のゲストという豪華な顔ぶれが揃っている。
「科学」という専門分野を持つお二人の対談はハイレベルで難解なのでは?と思いがちだが、養老氏の巧みな話術と興味深い知識の披露の連発で、一般人でも思わず引きずり込まれてしまう内容になっている。
養老氏がSACLAを自由に使って観察できるとしたら、やはり昆虫の仕組みか?との質問には「そうですね。関節だけじゃなく、触覚がどうなっているのかも見てみたい。僕が触覚に興味を持つようになったきっかけは、ネズミのヒゲ。あれは毛の根本に静脈があって血液が溜まっています。水たまりに棒が突っ込まれているようなかたちですね。あれは耳の代わりなんです。」と、自らが興味を持たない限り、決して情報として耳に入ることはないであろう“新事実(!?)”が、我々でもピンと来るように語られている。また、同じ「科学」でも「物理学」と「生物学」ではモノゴトを『観察』する仕方が大きく異なっていることや、理解が難しい領域は外野から批判を受けやすいのでは?といった話題に及ぶと、「僕は小さい頃から『昆虫の何が面白いんだ』と言われてきました。それも自分の親から。人間というのは、生みの親でも理解できないものは理解できない。これこそ生物多様性でしょう(笑)。」と楽しげに語る。そんな養老氏のサイエンス講義が詰まった対談が2時間繰り広げられたという。
この機会に、これまで知らなかった「科学」の世界に興味を持ってみるのは如何だろう。
「SACLA×GENIUS」コーナー
http://xfel.riken.jp/pr/sacla/?cat=2

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