「お金持ちになる人」に共通する考え方

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「お金持ちになる人」に共通する考え方

 「お金持ちになりたい」というのは多くの人々が願っていること。
 この願望を実現させるために、まずやらなくてはいけないのが「自分にどんな才能があるのかを把握すること」。
 この才能を磨いていくことで、より早く経済的な成功を収めることができるわけですが、「自分の才能」って自分ではなかなかわかりませんよね?
 
 『才能は開ける』(ロジャー・ハミルトン/著、宇敷珠美/監修、フォレスト出版/刊)はそんな人ために、自分の才能の見つけ方と磨き方を教えてくれます。今回はこの本を監修した宇敷珠美さんにお話をうかがい、成功をつかむためのアドバイスをいただきました。後編をお届けします。

――本書では才能のタイプを4つに大別していますが、基本的には「足りないところを補うのではなく、長所を伸ばして成功する」という方針になっています。短所や苦手なことについては、そのままにしておいてもいいというお考えですか?

宇敷:短所や苦手な場所を埋めようとすると時間がかかりますから、それはもともと得意なことや強みにしているところを発揮する方がいいのは間違いありません。
できるだけ早く自分の長所や強みを把握して磨いていくことはもちろん、「こういうことが得意だ」と口に出して言うことも大事です。口に出すことで周りも「○○が得意な人」という目で見てくれますから周囲との差別化ができます。
だからこそ、自分の才能のタイプを早く知ることが大事なんです。自分にどんな才能や強みがあるかを自分が理解していないと、相手が感心して「すごいね!」と誉めてくれても、自分でそのすごさがわからずに謙遜してしまったりする。往々にして才能がある分野のことって苦労しないでもできてしまいますから、誰もができることだと勘違いして自分がすごいとは思わないんです。
こういう人と「自分は○○が得意なんだ」と把握して、自覚的にその才能を磨くことに時間を費やしている人とでは、やはり大きな差がついてしまいます。

――ただ、組織の中にいると、周囲の人から短所を指摘されて直すように指導されることもあるはずです。こういった声にはどのように対処すればいいとお考えですか?

宇敷:組織の中で大事なことは、まず組織が自分に求めていることを提供することです。それが完了して初めて、自分が簡単に価値を発揮できる部署への異動などを求める権利をもちます。フォーカスすべきは、求められる価値を提供すること。最終的には、短所を補うことに時間を使うのではなく、得意分野で簡単に最大限の力を発揮できるようになることです。

――現実的に関わりたくない人と関わらざるを得ないことも多いと思いますし、周囲の人の声をうまく受け流せないという人も多いはずです。そういった人にアドバイスをいただければと思います。

宇敷:そこはもう「選択」ですよね。自分が今いるコミュニティにずっといたいのであれば、そこにいる人の指摘はある程度聞いたり、共感したりすることも必要でしょう。しかしながら、明確な目的を持ち、次のステップを目指す人にとって、それは必要ではありません。どちらを選ぶかは、その人次第です。

――本書にはどのタイプの才能に対しても「どんな風に行動すればいいか」という実践的なアドバイスがされているのですが、考え方の部分についてはいかがですか?経済的な成功を収めやすい人の考え方がありましたら教えていただきたいです。

宇敷:大きな成功を収める人ほど「成功しなきゃいけない理由」を持っているということです。
ひとくちに経済的な成功といっても、人によって求めるレベルは様々です。たとえば「好きな洋服が買えて、車も買えて、好きな場所に住める」ようになったら、人によっては「もう十分」と思って満足しますが、さらに上を目指すという人もいるはずです。そういう人ほど、「現状に満足してはいけない理由」や「もっと成功しないといけない理由」を強く持っているということですね。求めるレベルの成功が大きければ大きいほど、この理由の部分は「世の中のため」だとか我欲から離れたものだったりします。

――本書をどんな人に読んで欲しいとお考えですか?

宇敷:いろいろな成功法則の本やセミナーを転々としてお金を使っているのに、成功に結びつかずにいる人に読んでいただきたいです。
たとえお金がなくても、自分で納得してその状態でいるのであればいいのですが、セミナーに行ったり本を買ったりしているわけですから、現状に満足しているわけではないでしょう。もっと上のレベルに行きたい、成功したいと思っているのならこの本は使えるはずです。

――最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いします。

宇敷:今「基礎プリズム」にいる人でも、レベルは一つずつ、必ず上がっていくことができます。
先ほどお話に出た「基礎プリズム」の3段を抜けると、次は中層の「企業プリズム」で、ここは勤めている会社から独立した後のレベルです。この段階の詳細は、本の中にあるリンクからダルンロードできます。こちらも、ぜひ読んでみてください。

読者のみなさんそれぞれが、ご自身の時間、エネルギー、そしてお金を最も効率的に使って、目的地に到達できること、そしてそこで理想のライフスタイルを実現されることを信じています。

我々にできることは全て実践していく所存です。ぜひ、「愛読者カード」を活用してください。みなさんのお声を楽しみにしています。
(新刊JP編集部)


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