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大地震が起きる前に家族で共有すべき10の項目

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 日本は世界でも有数の地震大国だ。世界の地震の約10%は、日本と日本の近くで発生しているといわれ、マグニチュード8.0以上の大地震に限ると世界の20%にも及ぶ。
 地震大国だということは分かっていて、いつか来るものだと思っていても、2011年の東日本大震災では、地震、津波の恐ろしさを誰もが実感した。比較的被害が少なかった東京都内でも、コンビニやスーパーから食料品や生活雑貨は売り切れて買えない、会社からは何時間もかけて歩いて帰ったという経験をした人は多いだろう。
 あの日から4年が経った今、防災に対する意識は薄れていないだろうか。備えや家族での話し合いはしてあるだろうか。

 『防災かあさん』(みんなの防災部/著、羽鳥書店/刊)は、日頃の備え、災害時の行動から避難所生活まで、90問の多様なQ&Aで防災知識を身につける防災ハンドブックだ。
 クイズ形式で防災の知識を取り入れることができるので、家族で楽しむことができる。そして、その内容はいざとなったときに必要なもの。避難の際にエレベーターは使うべき? ケガをしたときの応急処置は? 火事が起きたときはどう逃げる? ちょっとした空き時間に読めるので身近に置いておきたい。

 また、本書には付録として「防災かあさん家族防災宣言」というシートがついている。家族で防災会議を開き、10の設問に答えて書き込み、家族が見やすい場所に貼っておくというものだ。

・「わが家の備品チェック」
・「避難バッグの中身チェック」
・「家、学校、仕事場まわりのリスク」
・「わが家の危ない場所」
・「避難所までの経路チェック」
・「家にとどまれない場合の最終集合場所」
・「帰宅困難のそれぞれの方針」
・「緊急時の連絡・安否確認方法」
・「家を離れる時に忘れずやっておくこと」
・「わが家の助けあいルール」

 この10の設問について話し合ってシートに書き込み、それを貼る。とりあえず、それだけでも地震に備えて足りない部分がだいぶ見えてくるはずだ。いつくるかわからない地震のためにすぐにでも話し合って、このシートを参考に準備できるものはしておくべきだろう。
 地震が起きたとき、まず心配になるのは家族だ。お父さんの会社はどこにあって、休みの日はどこのパチンコ屋に行っているのか、何をしているのか。お母さんはどのスーパーをよく利用して、ママ友達は誰なのか。子どもはだいたいどこの地域で遊んでいて、仲の良い友達は誰なのか。だいたいのことはお互いが把握しておくべきだろう。

 災害時は、誰かに助けてもらいたくても助けてもらえないことも十分にありえる。どう行動すればいいかを考えて、自分自身で行動し、身を守らなければいけない。地震が起きることは確実な予想もできないし、避けることができない。
 でも、あらかじめ準備をすることで、その後の行動や被災後の食料の確保や家族の安否確認がスムーズにできるようにしておくことはできる。できることはやっておくべきだ。

 東日本大震災から4年の年月を経て、平穏な日常を送っていると当時の記憶は薄れてしまう。防災に対する意識が低くなってしまう人も少なくないかもしれない。そうならないためにも、定期的に本書のような災害に関する本を読んだり、防災に対して、日頃から意識を高めておくことが必要となる。
 まずはその時に備えて、家族と話し合い、準備をする。いつ地震が起きても焦らないようにしておくことが重要だ。
(新刊JP編集部)


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