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なぜ?企業にハッカー引っ張りだこ

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不正アクセスやウイルス感染による個人情報流出など、近年サイバーセキュリティの問題が頻繁に取りざたされている。なにせ日本政府が2015年度からネット技術やITに精通する“ハッカー”を登用することを決め、話題になったほど。

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「かつてはいたずらや能力誇示のためにハッキングを仕掛ける例が多かったのですが、近年は金銭奪取や企業の損失目的へと、攻撃が悪質化しています」

こう語るのはNRIセキュアテクノロジーズ(野村総合研究所グループ)のセキュリティコンサルタント、森茉莉香さんだ。企業のブランドイメージダウンや業務妨害、個人情報の奪取など、その狙いは多岐にわたるようになってきたとか。

その一方で、企業の情報セキュリティ業務の従事者は少ない状況らしい。NRIセキュアテクノロジーズが約3000社を対象として2002年から毎年実施している「企業における情報セキュリティ実態調査」(2014年度版)によると、セキュリティ人材が「不足している」と答えた企業は全体の82%。過去3年間、8割強の企業が人手不足に悩まされているのだとか。なかでも「最も足りていない人材は?」(複数回答)という質問の回答からは、“セキュリティ事故に対応する人材”と“セキュリティ戦略・ポリシーを策定する人材”がとりわけ不足していることがわかる。

「就職活動中に言われた、“セキュリティ業界はこれから間違いなく盛り上がる、10年は仕事に困らない”という言葉は、間違っていなかったなと入社後に痛感しました。企業ITが進化すれば情報セキュリティ分野で求められる専門性も広がり続けます。加えて必要とされるスキルも日々レベルアップが求められるので、十分なスキルを身につけた技術者の確保が難しいんです」

ちなみに、攻撃を意図する悪質なハッカーに対し、その技術を善良な目的に活かすハッカーをホワイトハッカーと呼ぶのだとか。企業のみならず、僕らの生活にも密接に関係している問題だけに、NRIセキュアテクノロジーズが公開している「企業における情報セキュリティ実態調査」に目を通してみてほしい。…と同時に、ホワイトハッカーは引く手あまた。「我こそは腕に覚えあり!」と思う猛者は、名乗りを上げてみてはいかがだろうか?
(R25編集部)

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