引越しの難関・粗大ごみの処分。余裕をもって処分しよう!

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ギリギリはアウト!? 引越しの難関・粗大ごみの処分方法(写真:BananaStock / thinkstock)

新生活がはじまる4月に合わせて、ギリギリだけどこれから引越しをする! という人は多いはず。引越し先の物件の周辺情報、はたまた新たに手に入れなければいけない家具など、生活の場を移す前に考えるべきことは山積みだ。

なかでも、引越しの土壇場になって多くの人の悩みの種となっているのが、粗大ごみの処分方法。これに関してパッと思い浮かぶ方法は、

1.引越し会社に頼む
2.民間の粗大ごみ回収業者に頼む
3.各自治体に頼む
4.リサイクルショップなどに買い取りをしてもらう

という4肢なのでは。時間に余裕があって、粗大ごみを運べる車を持っているならリサイクルショップに買い取ってもらうのが最善。だが多くの場合、引越し直前まで後回しになりがち。誰かに頼んで収集してもらう方法を考えなければいけない…(まずこれがそもそもの失敗!)。費用と時間があるならば……「引越し会社」or「回収業者」?

では、最終的に誰に頼むか。ここで問題になるのは費用と時間だ。最も手取り早いのは引越し当日、あるいは自分の都合の良い日時に家から粗大ごみを持ち出してくれる1か2。

しかし、これに関しては多くの人がその費用に二の足を踏んでいるようだ。ごみの量、大きさ、持ち出しに掛かる手間にもよるが、下手すれば引っ越し料金と同程度、数万円単位の費用が掛かる可能性もあるのである。お金も時間もない…なんて人は行政へ。でもその前に確認も忘れずに!

となれば、残される選択肢は3。ほとんどの市区町村が開設している「粗大ごみ受付センター」はいかがだろうか。

費用面については、粗大ゴミ1つあたり数百円からと格安。まずセンターに連絡して収集日を予約。コンビニなどで収集シールを購入し、当日家の前にシールを貼った粗大ゴミを置いておけばOK(各行政により詳細は異なるので要確認)。

「さあ新居へ行こう!」と言いたいところだが、実はそう簡単にはいかないのである。費用が安いだけに利用者は多く、時期によっては1カ月先まで収集日の予約がいっぱいなんてことがあるのだ。

また、経済産業省が定めた家電リサイクル法や資源有効利用促進法の観点から、エアコン、テレビ、冷蔵庫、そしてパソコンなどの“大モノ”は回収してくれない。これらに関しては、別途民間業者に依頼するほかなく結局費用も手間も増えてしまう。あらかじめ余裕をもって処分をするのが正解!

それでも、後回しとなってしまった人へ。最後の希望の鍵を紹介しておこう。

行政指定の粗大ごみ回収業は、各市区町村の清掃事務局に連絡をとれば教えてくれる(もちろん指定業者がない場合はあきらめるほかない……)。ここに頼めば格安で、運が良ければ翌日にでも粗大ごみを自宅から回収してくれるという。

とはいえ、後回しにされがちな粗大ごみの処分に有効なのは、先にも書いた“あらかじめ時間に余裕をもって対処すること”だ。

粗大ごみリストをつくり、家電やパソコンはリサイクルショップで換金。そのほかは行政の粗大ごみ受付センターに回収してもらう。これから引越しの方も、いずれ引越しする方も、粗大ごみはかしこく余裕をもって処分しよう。
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/03/29/80891/

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