桜ライトアップが粋で華やか! 「日本橋 桜フェスティバル」に行ってきた・後編
東京・日本橋で、お花見気分を味わえる企画「日本橋 桜フェスティバル」が開催中だ。
前編では、同企画内の展覧会「食べるアート展」を紹介したが、今回は桜色に色づいた街並みや、春のイベントについて紹介する。
「江戸桜通り」や「日本橋さくら通り」など、桜の名所が存在する日本橋。東京も3月23日に桜の開花宣言が行われ、もうすぐ見ごろを迎えるが、日本橋には一足先に満開を迎えている場所がある。
それはここ、江戸桜通りに面する「三井本館」「コレド室町1・3」、三井本館に隣接する「日本橋三井タワー」だ。
18時30分を迎えると、これらの歴史的建造物をはじめとする日本橋のランドマークが、桜色に彩られる「桜ライトアップ」が行われる。
近づいてよく見ると、外観には桜の模様が映し出されている。この桜は常時うごめいており、桜吹雪を連想させる仕様だ。
重厚感のある建物が桜色に染まり、道行く人たちもどこか浮き足立って見えた。
桜色の街灯も設置されており、街全体が春一色になっている。
外壁だけではなく、道路にもうっすら桜のライトアップが。江戸桜通りの一部はソメイヨシノ並木になっており、満開を迎えるタイミングでは桜のライトアップとのコラボレーションが見られるので、一見の価値アリだろう。ライトアップは毎日23時まで行われており、4月12日までの開催である。
また、こちらの通りにほど近い「仲通り」では、桜の装飾が施された「花見舞台」を眺めることができる。
桜色の着物を着た外国人が、この桜街道によく似合う。
短い通りではあるが、福徳神社の参道でもあるため、荘厳な雰囲気を味わえた。
また、仲通りと浮世小路では3月28日・29日、飲食店が屋台を出店する「夜桜オープンバル」が開催される。開催時間は18時~21時。春の暖かい陽気の中、日本橋の品ある街並みと桜の演出を味わいながら飲食できるので、ぜひ足を運びたい。
さらに、商業施設「コレド室町1・2・3」「日本橋三井タワー」「コレド日本橋」各館
では、桜やお花見をテーマにしたメニューや限定グッズを販売する「コレド桜 WEEKS」を開催している。
これは金箔の専門店「箔座 日本橋」(コレド室町1、1階)の「山桜抹茶セット」(税込1,080円)。
桜をかたどった白あんと丸芋の練切りで、しっとりなめらかな食感と優しい味わいが口いっぱいに広がる。
このセットを頼めば、茎を焙煎した「加賀棒茶」のサービスが。ほうじ茶のような芳ばしい香りとすっきりとした味わいが、食後にぴったりだ。こちらも4月12日までの限定菓子となる。
お土産には京和菓子専門店「鶴屋吉信」(コレド室町3、1階)の「花みやび」(税込1,620円)を。
和三盆入りの紅羊羹を使用した羊羹で、透明部分が寒天、その下が白小豆でできている。味は羊羹そのままなので、桜風味が苦手な人も見た目で春を味わいながら食べられる。
ほかにも、日本橋界隈の飲食・物販店をお得に回遊できる「ニホンバシ 桜バル2015」や、春仕様にラッピングされた「日本橋桜バス」や「日本橋桜タクシー」の運行など、春を目一杯堪能できるイベントがめじろ押しだ。一度訪れてみてはいかがだろうか?
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