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アメリカ発の金融危機を大胆予測! NY在住、著名コンサルタントが斬る今後の経済

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 日本の株式市場は目下絶好調だ。3月半ばには15年ぶりに日経平均終値1万9000円台を記録、円安が進んでいるため企業の業績も良化しているといわれる。このまま2020年の東京オリンピックまで好景気の機運が続くのかどうかは分からないが、20年間デフレで喘いできた日本にとっては明るい兆しといえるものだろう。

 その一方で、アメリカはどうだろうか。ニューヨーク在住のフィナンシャル・コンサルタントである若林栄四氏は、アメリカ経済が本格的に回復に向かうという見方が強まっていることに対して警鐘を鳴らす。

 若林氏は、2000年から2002年にかけてのITバブル破裂・株価暴落による不況の底から立ち直った2006年と現在と重ね合わせる。
 当時アメリカは経済復活の機運が高まり、新聞などでも大いに特集が組まれた。しかし、その直後にやってきたのは、あのサブプライム住宅ローン危機であり世界金融危機であった。ここで分かったことは、ITバブルの破裂を、住宅バブルを膨らますことで救ったということだった。
 FRB(連邦準備制度理事会=アメリカの中央銀行)はその住宅バブルの破裂によって起きた大不況を、官製株バブルをつくり出すことによって脱却しようと試みた。では、今後いったいどのように変わっていくのだろうか? 日本経済はこのままデフレ脱却を達成できるのか。アメリカやヨーロッパはどうなっていくのか。

 若林氏の著書である『異次元経済 金利0の世界』(集英社/刊)は、今後の世界経済の行く末を予測する一冊。本書のキーワードをさらっとあげていくと「2015年は世界経済変換の年」「米国株価は下落、デフレが始まる」「ヨーロッパも長期停滞へ」「2016年、日本はリフレ、株価上昇!」「日本の金利も上昇が始まる」といった具合だ。
 日本にとってはポジティブな印象を受けるものばかりだが、果たしてこれら若林氏の予測の根拠はどこにあるのだろうか?

 特に注目すべきは「0金利時代の経済」について論じている部分だろう。
 日本銀行は1999年より、短期間を除いての事実上のゼロ金利政策を続けており、アメリカでは2008年、リーマン・ショックの3ヶ月後から金利0%〜0.25%のゼロ金利政策が開始された。この「金利ゼロの世界」について、著者は「みんなが満腹になってしまった世界」「食事を無料で提供しても食べる人がいない世界」だと述べ、資本主義の基本原理である「資本の拡大再生産・資本蓄積」が成立しない、「異次元の世界」だと訴える。
 では、そんな「異次元の世界」からどのように立ち直っていくのか。新刊JPは今後4回にわたり本書で明かされるシナリオを紹介していく。若林氏は日本の未来については明るい見通しを立てているが、果たして…?
(新刊JP編集部)


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