ブランディ、『シカゴ』で数少ない主役を務める黒人女性へ

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 ブランディがブロードウェイミュージカル『シカゴ』で主演を務めることになった。同グラミー賞受賞シンガーは、Ambassador Theatreで4月28日から6月21日まで行われる公演にて、8週間契約でロキシー・ハート役を演じる。

 「アイ・ワナ・ビー・ダウン」や「ザ・ボーイ・イズ・マイン」などのヒット曲を持つシンガーであり、米BET局の『ザ・ゲーム』や90年代のホームコメディドラマ『モエシャ』などに出演していた彼女は、1920年代を舞台に殺人とメディアについて描いた同ミュージカルにて、殺人を犯した主婦役を獲得した。1996年に始まったウォルター・ボビー監督による同リバイバル作品は、1997年に6つのトニー賞を獲得した他、グラミー賞では最優秀ミュージカル・ショー・アルバム賞を受賞している。

 1997年のディズニーTV映画『シンデレラ』で、黒人初のお姫様役を演じたブランディ。ブロードウェイ史上、アメリカのミュージカルでは最長となる同作品では、ロキシー・ハート役を務める数少ない黒人女性の1人となる。2010年のデスティニーズ・チャイルドのミッシェル・ウィリアムス、2006年のロビン・ギブンズに続く形だ。

 ブランディは、3月29日までのジェニファー・ネトルズと、3月30日から4月27日まで主役を務めるペイジュ・デイビスの後を継ぐ。同記事はハリウッド・リポーターに掲載されていた。

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