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起業して挫折を経て分かった“好きを貫いて気分よく生きる”ことの難しさ

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ホットココア社長日記

今回は永上裕之さんのブログ『ホットココア社長日記』からご寄稿いただきました。

起業して挫折を経て分かった“好きを貫いて気分よく生きる”ことの難しさ
僕は、2010年4月に起業しました。*1

*1:『「非モテSNS」のえがちゃん起業「エイプリルフールネタじゃありません」』2010/04/01『IT media News』
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/01/news019.html

起業した後、後輩に「起業しようか悩んでます」とよく相談されるようになりました。

僕自身は、決まって「早く起業した方がいい!」と言っています。ただし、僕も含めいろんな人が「起業すると、楽しいことばかりじゃない!」と言ってくれると思います。でも、実際に“何が大変か”を教えてくれる人はほぼ皆無かと思います(理由はすごく言いづらいですし、言うとカッコ悪いことが答えだからです。。。)。

よく本とかに書いてある、苦悩の1つは“資金繰り”に関することです。でも、僕はもっと本質的な“人間の嫉妬”や“挫折”というメンタル的な苦悩を書きたいと思います。僕が感じた限りでは、この自分に押しつぶされる苦悩こそが1番つらいと思います。

この“人間の嫉妬”や“挫折”に負けるときというのは、“プレッシャーに押しつぶされた”ときだと僕は思っています。僕もつい先日、プレッシャーに押しつぶされました。そんな4か月間を今日は恥ずかしいですが共有したいと思います。

理由は、こういう苦労を語らずに、起業のいい部分だけを伝えるのはフェアじゃないと思ったからです。あまり、夢のあることことは書いてないですが、よかったら読んでください。

・昔の自分を振り返って
2010年11月末で、やっと起業をして8か月が経ちました。起業直後の自分の記事などを見てみると、

「起業当初と、(8か月たった)今の自分が別人に見えてくる」

というぐらい、この4か月は挫折(ざせつ)ばかりの4か月でした。でも、この“起業後の挫折”は僕にとって、すごく大事なことを気づかせてくれました。

僕が起業した理由の1つとして、

「僕が成功すれば、世の中の90%の人が成功できるということを証明したい」

というのがあるのですが、こういうネガティブな話をするのは自分自身も嫌だし、これを聞くことで起業に魅力を感じられなくなる人もいるかもしれません。

ただ、僕はこの挫折をすごく大事な経験だったと思っているので、恥を忍んでこの4か月間の話を皆に伝えたいと思います。

人生で1番の強敵だった、起業してから感じた“見えないプレッシャー”との戦いのお話です。

・起業後の心境の変化
ベタな話ですが、起業後はたくさんの人にお祝いの言葉をかけてもらいます。

*****
「おー、えがちゃん起業おめでと~!」
「えがちゃん、起業して何するの? 何でも困ったら言ってね!」
「何か手伝えることあったら言ってね!」
「えがちゃん、さすがだねー。成功するといいねー!」
*****

など、社交辞令半分でもすごくうれしいですし、「期待に応えて早く成功したい!」と思いました。そして、こういう言葉をもらえることで、起業したことへの実感が増してきました。

お花が届いたり、昔の会社の先輩からメールが来たり、うれしいことだらけで、希望に胸いっぱいだったのを覚えています。それこそ、高校の入学式のときの気分以上に清々しかったです。

・起業=すごい ではない
ただ、さすがの僕もここで

「へへぇ~ん、オレも起業して一人前になったぜ~!」

的な、痛いカン違いはしなかったつもりです。

“起業=すごい・偉い”

という変なカン違いはしていないつもりなので、ここで調子に乗れるわけもなく、心から、祝福の言葉がありがたいなと思っていました。

最近、学生の人と話してると“起業=凄い”という理由で起業したいといってる人も多いですが、起業はあくまで手段ですからね。。。

ただ、結果的にこのころの祝福の言葉が、勝手な自分へのプレッシャーとなり挫折につながり、「早く成功しなきゃ」、そして「成功とは何か」という迷宮に追い込まれていきました。

・最初の4か月間
最初の4か月間は楽しかったです。楽しいというか、目の前のやることがいっぱいでいっぱいで、経理処理からオフィス選び、社内ルールなど全てが新鮮でした。

サラリーマン時代は、本業をやりつつ、休日にウェブサービスなどを運営していたのに、24時間365日ずーっと、好きな仕事をできることへの幸福感などもありました。

人も増え(基本的にうちはSOHOの方への依頼が多いですが)、社内ルールなどを考えたりするのが非常に楽しかったです。

その時の記録が、『日本社会で起業するため本当に必要だと感じた30のコト』*2 です。

*2:『日本社会で起業するため本当に必要だと感じた30のコト』2010/08/08『ホットココア社長日記』
http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51513713.html

今振り返ってみると色々やってきたなーという感じです。このころは楽しいことばかりでした。

・その後、4か月
さて、ここからがいわゆる挫折の始まりです。

最初の4か月間はいわゆる起業後の事務処理が大変だったので、振りかえると“準備期間”でした。

起業後4か月を“準備期間”とするならば、それ以降が“本当の起業スタート”だったと思います。先輩方に言われた“成功”を追い求めるために夜も寝ずに働きました。

具体的に何をやっていたかと言うと、僕はずっと“年商10億円ウェブサービスのビジネスモデル計画”という書類を作っていました。もともと、僕はウェブサービスなどは量産しまくって、「スピードこそ命!」、「思いついたらすぐに作る!」というスタンスでやっていたのですが、

「今までの個人時代のウェブサービスと違い、どうせ会社でやるんだから、会社でしかできないサービスをやり、日本を代表するようなサービスを作りたい!」

と、肩に力を入れまくってカッコイイことをしようと思っていました。

この年商10億円売上のビジネスモデルを考えることだけが、いつしか、僕の“成功”のゴールになっていました。そして、本当に4か月ぐらいずーっとお金もうけ重視でウェブサービスの企画書を書いてました。

そして、4か月経ちました。気づいたとき、手元にあったのはいまだ未完成の企画書だけでした。

その時、僕は思いました。
「この4か月間、僕は何をしていたのだろう」
と。

そして、僕は自分のビジネスモデルを構築できない無力さや、時間を無駄にしてしまった後悔などにひどく落ち込み、のどにご飯が通らないほどでした。

・売上は順調……でも満たされない日々
僕の頭の中には常に「早く成功しなくちゃ」と言う抽象的な言葉がループしていました。

しかし、実はこの4か月間、売上が伸びていなかったというわけではありませんでした、むしろ4か月前の、約2倍以上売上は伸びていました。自分たちの設定した範囲内での売上目標は順調にクリアしていました。

正直、サラリーマン時代の副業の収益から比べたら、驚くほど売上げが上がっていました。

でも、全く満たされない日々が続きました。それはたぶん、目に見えない成功を目指して、足元が全然見えていなかったのだと思います。

・プレッシャーに押しつぶされた瞬間
自分たちの売上は順調でした。でも、未だ自分で“成功”と定義する年商10億円のビジネスモデルの構想は完成していない。焦りました。

なのに、周りの友達や先輩などの会社はVC(ベンチャーキャピタル)などから出資を受けていました。
※特に、このころはソーシャルアプリや、『グルーポン』系サービスのVCが半端なく多かった時期でした

自分が、年商何千万ぐらいの規模で頑張っている中、周りを見ると数億とかの規模で投資を受け成長しています。また、友達や先輩の会社は年商数億売上と1つケタが違ったりしました。

正直、冷静さを失いました。

当時、僕は周りの会社の売上や、他の会社の売上、事業モデルなどが気になって気になって仕方がありませんでした。逆に、うまくいってない会社の話を聞いて安心するなど、意味のない一喜一憂をしていました(性格悪くてすみません。。。基本的に、他人の不幸話は好きなので)。

でも、そうすることで“成功”への道のりの自分の立ち位置を確認することに必死でした。自分は、すごく弱かったんだと思います。

当時の僕の頭の中は完全に
「売上」「売上」「売上」「売上」「売上」「売上」
となってしまっていたと思います。そして、いつしか“売上”=“成功”となってやりたいことを見失っていたんだと思います。

今思うと、そんな精神状態で僕がやりたい
「皆に使ってもらえる、面白いウェブサービスを作る」
なんて、できるわけがないですよね。

・被害妄想と迷宮への入り口
そして、僕は勝手に迷路に入ってしまいました。

*****
・「自分は何をしたいんだろう。」
・「起業のとき、祝福の声を掛けてくれた先輩達にどう思われてるんだろう。失望されているのではないだろうか」
・「起業後、1年近く経つのにまだ何も大きな成功の兆しもない。才能がないんじゃないだろうか。」
*****

と、ホント被害妄想のごとく悩みました。

寝ててもすぐに目が覚めてしまうほど焦る日々が続きました。今思うと「何と戦ってたんだろう」と思うばかりです。

・ここまでのおさらい
・起業後、4か月は新しいことばかりで楽しかった
・その後4か月間は、“起業したこと”に対するちやほや(?)もなくなり、成功することでまたちやほや(?)されることを求めていたのかもしれません(カッコ悪いですね)。
・“成功”しなくては! と焦る日々が続き、“周りの売上”や“友達・先輩”などの目がすごく気になっていた。
・特にそのころは周りの会社がVC(ベンチャーキャピタル)などから資金調達をたくさんしているニュースを聞いて、成功に近づいていく周りを見て焦っていた。
・“本来自分が得意なスタンス”等を忘れ、「如何に売上を上げるか」など“売上(お金)至上主義”になっており、アイディアも全く浮かばなくなってきていた。
・起業したんだから、「早く成功したい!」と勝手に焦っていた。
・そもそも“成功”の定義が分からず、何を頑張っていいか迷っていた。

という感じです。

正直この、発言自体を自分で1・2年後振りかえると、

「子ども過ぎだろ(笑)」

と思うんでしょうが、僕はこの“周りが気になる”“お金が気になる”ことは一生付きまとってくる敵なんじゃないかと思っています。
“自分に負けないようにする”。
当たり前のことですが、これは僕の永遠のテーマなんじゃないかなとは思います。

その後、僕は尊敬する数名の先輩に相談に乗ってもらいました。そしてなんとかこの迷宮から抜け出すことができたと思います(たぶん。。。)。

それでは、最後にどうやって迷宮から抜け出したかを書いていきます。

・会社って何か?
上記の様な迷宮を抜け出せたのは、たくさんの先輩達のおかげです。本当に感謝しています! 有難うございます。そして、今までたくさんの方に迷惑をかけてしまっていました! すみませんでした!

僕自身もこの8か月間でガラッと考え方が変わったと思います。

その中から、僕が迷宮を出られるきっかけとなった、いくつかの言葉を紹介したいと思います。

・僕が挫折から立ち直れた先輩からの言葉
*****
「周りの会社を気にするよりも、今一緒に働いているメンバーが何をしたいかを考えるべき」
*****

『TypeBee』*3 の遠藤さんとランチをしながら教えてもらったのですが、『ワンピース』のルフィじゃないですが、自分が1人で戦っていた気になっていたんだと思います。自分の勝手な、プライドや価値観のブレで、危うく会社の一緒に働いているメンバーに迷惑をかけるところだったと気付きました。外でなくて、もっと中を見るべきでした。これに気付けて本当によかったと思いました。あと、ライバルとして嫉妬する対象はやっぱり会社とか社長じゃなくて、同じようなウェブサービスに嫉妬すべきですね。

*3:TypeBee
http://type-bee.co.jp/

*****
「ポイントはえがちゃんっぽいものしかうまくいかない。自分が何者であるかの戦いだ。フルスイングだよ!」
*****

これも、大先輩の言葉ですが、上記で書いていた通り、僕はもともと“個人でやっていた得意なスタンス”を勝手に気負って、“やったこともない苦手なスタンス”で考えてしまっていたのだと思います。

“芸人”としてデビューしたのに、カッコつけて“俳優”の練習ばっかりしていたようなぐらいお門違いだった気がします。

簡単に言うと、潜在的に「社長はこうあるべき!」みたいな、勝手な気負いがあり、自分の本来の姿を完全に見失っていたんだと思います。これからは、もっと自分やメンバーの皆が、やりたいことを追求していきたいと思います。また、自分はできるビジネスマン的な社長じゃなくて、クリエーターとしてサービスを生み出すタイプなのかなと。

*****
「他の人間の、反応が気になっている時点で余裕があるんだよ」
*****

すごくグサっときた、言葉の1つなんですが、

「このアイディアを実現すれば世の中が変わる!」

ってぐらい、面白いことをやってやろうと思います!僕が考えるインターネットの面白さって、世界を変えられると思ってるから!

*****
「いいものを作れば後でお金は付いてくる。まずは、カルピスの原液を作れ」
*****

特に僕には向いてないのと思うのですが、「楽しさは忘れ、収益化重視でウェブサービスを考えること」は苦手だと思いました。モチベーションが続かないです。

まずは、面白いことをやってPV(ページビュー)を稼ぐことで、お金が後から付いてくる。カッコいい理想のビジネスマンのようにパワーポイントは作れないけど、これなら僕でもできる気がしています。

*****
「他の人の成功を願っていると、自分も成功するよ!」
*****

『nanapi』*4 というサービスを運営しているけんすうさんという先輩がいます。

*4:nanapi
http://nanapi.jp/

けんすうさんは、僕が10代のころから色々教えてもらっているので、僕の悪いクセを全部知ってくれていると思うんですが、僕には“他人の失敗を願うクセ”がありました。

これはかなり悪いクセなんですが、実はある言葉をもらってから一切そう思わなくなりました。

その言葉とは、
「タイガーウッズは、他の選手がプレイするときに、“成功しろ!”と願う」
です。

理由は、「失敗しろ!」と思うと潜在意識の中でに失敗するというのが植え付けられるので、自分のプレイのときに失敗するからだそうです。

だから、「他の人の成功を願っていると、自分も成功するよ!」ということでした。

*****
「当時“こんな大人がいたら助かったのにな”……と思い描いてた大人になりたいんだ」
*****

実は、ホットココアは顧問として、株式会社美人時計の元社長の早さん(バイアウト後、現在は専務取締役)に手伝ってもらっています。

早さんは、美人時計以前もいろいろ経営等を行い、人生紆余曲折(うよきょくせつ)だったそうです。そんな中、「なんでうちを手伝ってくれようと思ったんですか?」と聞くと、

「僕は、えがちゃんくらいの年のころに同じように会社をやっていて、すごく苦労した。だから、当時“こんな大人がいたら助かったのにな”……と思い描いてた大人になりたいんだ」

と言ってくれました。それ以来、様々な相談に乗ってもらったり、困った時にいろんな人を紹介してもらったりしました。

僕も、いつかこんな大人になれたらなと思います。

*****
「自分を見失わないようにしないとね。金なんて関係ないからね」
*****

タイトルでもありますが、“好きを貫いて気分よく生きる”。このために起業したはずなのに、気づいたらそんな当り前のことも忘れていました。

僕の“好き”は“面白いこと”を大人になってもやり続けることです。

そういえば、面白法人カヤック*5 とかペーパーボーイ*6 も“面白いこと”というのを会社のホームページに書いていています。

*5:面白法人カヤック
http://www.kayac.com/
*6:株式会社peperboy&co.
http://www.paperboy.co.jp/

「こんな当たり前のこと。。。」

と思ってましたが、それが会社をやりながら貫くことのが、どれだけ大変なのか、少しわかった気がします。

でも、僕はがんばってこの“面白いことをやる”というのをもうちょっと貫き通してみようと思います。

ちょっと、夢見がちかもしれませんが、まだ20代前半の僕がこんな当たり前のことを見失ってるようじゃ、後輩たちが起業しても面白い社会なんてできないんじゃないかなと思っています。だから、僕も限界ぎりぎりまでこの“面白いことをする”ってことに挑み続けてやろうと思います。

さて、また数か月後、自分がどう思ってるか楽しみです。

・なんで、こんなことを書いているか
僕が、こんなこと恥ずかしいことを書いている理由に、上記のような助言をくれた“先輩の恩”を後輩に引き継ぎたいと思っているからです。

今回、特にお世話になった人の中で『pixiv(ピクシブ)』*7 の片桐社長がいます。

*7:イラストコミュニケーションサービスpixiv
http://www.pixiv.net/

上記の言葉等をくれたのも、実は多くが片桐社長だったりします。このニュアンスが伝わるか分からないですが、サブカル系(?)のサービスをやりたい僕にとって『pixiv』の片桐社長からアドバイスをもらうことは、

“野球少年にとって、長嶋監督”だったりします。

こういってはなんですが、起業当初から、片桐社長に色々アドバイスをもらえていたということは、野球少年が小学生の時から長嶋監督に素振りを教えてもらってるようなものです。

正直、僕はすごく恵まれていたと思います。

でも、実はそれが僕にとってはすごく大きなプレッシャーでもありました。そして僕は、片桐社長にアドバイスをもらうことが非常に重荷になっていました。

野球少年で言うならば
「長嶋監督にコーチについてもらったのに、レギュラーにすらなれなかった」
というような感覚かと思います。

でも、そんなときに片桐社長はこんな言葉をかけてくれました。

「大丈夫。えがちゃんが、今焦ってるのも、おれに気を遣ってるのもちゃんと分かってるよ。でも、だからこそ、がんばっていこうよ!」

と。

僕は涙が出ました。

これが、皆に伝わるか分からないですが、たぶん片桐社長は僕の気持ちを全て分かったうえで、アドバイスをくれていて、こんな言葉をかけてくれたのだと思います。

だから、僕はこの“先輩の恩”を切らさず、続けていきたいと思います。

・最後に・後輩に向けて
(ここから以下は、全文後輩向けの文章になりますので口調が変わります)

と、まぁ見てもらって分かった通り、僕はサラリーマンを4年ぐらいやってきたけど正直こんなに悩んだりはしなかった(笑)。

僕はずっと営業マンだったので、営業成績を上げるために悩んだりしたけど、こんな「人生って何だろう」とか「ウツになるぐらい落ち込む」ってなかったんだ。

でも、なんでこんなに悩むんだろうって考えた時やっぱり、

「社長は待っていても何もミッションを与えられない」

からなんだ。会社にいたら、勝手にミッションが与えられて、そこに向かって走っていけた。でも、社長になると自分でミッションを考えなきゃいけない。

そこが楽しいんだけど、実際に上記にあるようになかなか“楽しい”って言葉だけじゃ片づけられないと思うんだ。

・学生起業について
僕は、サラリーマン起業だからいいけど、後輩とかの“学生起業”は特に大変だと思うんだ。学生で起業するとなぜか「すげーあいつ!!」という評価を受ける。それは後輩からだったり、友達からだったり、先輩の経営者からだったり。でも現実は、普通のサラリーマンよりも地味だし、特に学生だとサラリーマン起業と違って、蓄積やノウハウがないため、サラリーマンを経てない分のハンデがあると思う。

だから、それで会社を畳んで就職するのもいいし、そのまま起業を続けるのも、どちらも正解だと思う。でも、その判断に“周りの目”を気にし過ぎるのはどうかなってこと。

・会社とは
ただ1つだけカン違いしてもらいたくないのは、別に“売上”を気にしていないわけじゃないんだ。

先輩に教えてもらったんだけど、
「会社の目標は利益の最大化である」
と僕は思っている。

売上を上げて、雇用を生むことに興味がないなら、個人事業主でもいいと思う。でも、せっかく法人で登記してやるんだから、大きい会社を目指した方がいいと僕は思う!

“会社の目標は利益の最大化である”というゴールに向けてどうやってやるか、この“過程”が大事だと僕は思うんだ。その上で僕は、“自分が楽しいと思ったこと”をとことんやることで、そのゴールを達成しようと思っている。

・就職とか起業とかやりたいこととかで悩んでる後輩へ
君の周りの大人の人が言うような
「自分の将来やりたいことを早く見つけた方がいいよ!」
というのは、極端だけど僕はウソだと思うんだ。

僕は「まず目の前のやりたいことを一生懸命やる!」。その結果、次のやりたいことが見えてくるものだと思っている。やっと僕も、会社というものに専念して次何をやるか少しだけ見えてきた感じ。

だから、大きな将来なんて考えなくていいから、まずは、目の前の夢中になれることを探してみるといいと思うよ!

執筆: この記事は永上裕之さんのブログ『ホットココア社長日記』からご寄稿いただきました。

文責: ガジェット通信

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