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ウユニの次は「トロトロ」!ボリビアの大秘境まで行ってみた

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(筆者撮影)

TRiPORTライターの濱松です。
皆さんは、ボリビアと聞いて何を思い浮かべますか? 近年メディアに取り上げられることも多い「ウユニ塩湖」を挙げる人がほとんどでしょう。知名度がグンッと上がり、学生の卒業旅行のシーズンになると日本人ばかり! なんてこともあるようです。

そんなボリビアは、日本から見ると地球の反対側に位置し、右はブラジル、左はペルーには挟まれた内陸の国です。そのため、料理は肉がメインとなり、特に鶏肉を主に食します。また、旅行者にうれしいのが物価の低さ。メルカドという現地民が多く行き交う市場の屋台では、200円前後でお腹いっぱい料理を食べられます。そしてお土産なども周辺国に比べて安く購入できることから、ボリビアで買い物を済ませる旅行者の姿もよく見かけます。

そんな魅力がたくさん詰まったボリビアに、じつは「地球の歩き方」にも掲載されておらず、世界で最もポピュラーな観光ガイドの1つである「Lonely Planet」にも近年ようやく載ったという、手つかずの大自然があったのです!

トロトロってなに?

ボリビア第3の街、コチャバンバからバスで約7時間、険しい山々を越えたところにひっそりとある国立公園、その名も「トロトロ」。標高は4,000メートルを越え、日本で1番高い場所である富士山の頂上(3,776メートル)よりも常に高い位置にいることになります。ここで気を付けなければならないのが高山病。ボリビアは標高が高い街が多いため、ボリビアに入るだけでも高山病対策は必須となりますが、トロトロではさらに注意が必要です。

恐竜の足跡に触れる!

(筆者撮影)

十分な水と軽食を持ち、満を持してトロトロ国立公園に足を踏み入れると、いきなり恐竜の足跡が出現。はじめから興奮しっぱなしです! さらに興奮してしまうのが、この恐竜の足跡の化石には囲いなどが全くされておらず、直接触ることができるのです。これは非常に貴重な経験なので、多くの人々が心ゆくまで触っています。

ここで筆者はあることを疑問に思いました。誰でも触れるという環境は、おそらく化石の保存方法としては適切でなく、それゆえ損傷も激しいはず。もちろんこの化石群は、トロトロ国立公園としてだけでなく、ボリビアとしても貴重な遺産だと思います。なのになぜ、このように自由に触れることができる状態にしているのでしょうか…? この疑問をガイドさんに伺ってみました。

“確かにこの化石は貴重な観光資源であり、長く受け継いでいくことを考えた場合は適切な保存方法ではないでしょう。実際に「囲いを作って、お客さまが触れることのできないようにした方がいいのではないか」という意見もあります。しかし、私は観光客の方々に直接化石に触るという他ではできない貴重な体験をして欲しいのです。それに、ここでしかできない観光の仕方があるからこそ、こんな山奥まで来たくなるんだと思っています”

ただ放置しているのではなく、このような想いがあってこの状態を保っているのですね。しかし、この状態がいつまで続けられるかわからないとのことなので、囲いができる前に、急いでトロトロ国立公園に出向く必要がありそうです。

洞窟の大冒険やグランドキャニオンも見逃せない!

(筆者撮影)

トロトロは全面的に恐竜をウリにしていますが、実際に行ってみると、それ以上に記憶に残る場面がありました。

まずは、洞窟探検。この体験はまさに冒険という言葉がぴったりで、ライト付きのヘルメットを着用し、荷物は小型のカメラのみ許されます。参加者はこの準備段階で、本気で臨まなければならないという雰囲気を感じとり、自然と身が引き締まるでしょう。

いざ洞窟に入ってみるとそこには想像以上のものばかり! 人がギリギリ通れる細い道や、ロープを使って降りなければならない場所など、洞窟の道なき道を進んでいくといった感覚が、まさにアドベンチャー。洞窟から出てきた人々は皆、泥だらけになっています。まさに冒険の世界に入り込めるひと時、そして終わったときには何とも言えない達成感に満たされることでしょう。

(筆者撮影)

また、トロトロには雄大な渓谷が広がっているのも魅力の1つ。標高4,000メートルを越える土地でのトレッキングは正直つらいですが、途中で羊の群れに遭遇したり、見たことのない鳥が飛んでいたりと常に刺激が溢れているので、参加者を飽きさせません。そして、トレッキングの目的地から見渡すその風景が何とも絶景! それはまさに、アメリカのグランドキャオンのようです。筆者は、その自然が織りなす美しさに、ただ立ち尽くすしかありませんでした。

おわりに

今回紹介したトロトロという場所が、今後大きな観光地になっていくことは間違いないでしょう。ウユニ塩湖を訪れようと思っている人は、観光客が多くなる前に、このトロトロにも足を伸ばすことをオススメします。ウユニ塩湖同様、日本では体験できない自然の美しさに遭遇することができることでしょう。

(ライター:濱松 教道)

地球の裏側「ウユニ塩湖」で私が思わず逆立ちをした3つの理由

ボリビアの旅行記はこちら

*八木彩香「思わず「感動死」したウユニ塩湖
*Takuya Miura「ペルー、ボリビア旅行

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