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【面接前にやりたい】2分で、あなたの印象が劇的に変わる「力のポーズ」とは?

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「ボディランゲージ」が与える影響は、私たちが考えている以上に大きいもののようだ。これを知れば、これからの人生を大きく変えることができるかもしれない!

社会心理学者のエイミー・カディは、ボディランゲージは他人からの評価だけではなく、自分の気持ちや行動までも変えることができるとTED Talksで発表した。自信に溢れる「力のポーズ」を2分間とるだけで、脳内のホルモンバランスが変化し、自信や勇気に溢れ、ストレスに強くなれる。そして成功する確率も上がるというのだ。

彼女の理論をまとめると、こうだ。

1.言葉よりも行動で人を評価する
人は無意識のうちに、行動から相手を評価している。大切なのは、言語よりも態度や感じの良さだ。

2.権力と行動には関係がある
ヒトも動物も同じ。権力構造というのは必ず行動にあらわれるもの。

3.「力があるフリ」をすると、本当に強くなれる
「力のポーズ」を2分間行う実験をしたら、支配性ホルモンは増加、ストレスホルモンは低下した。面接にも使うべし。

4.「フリ」を続ければ、なりたい自分になれる
自分がなりたい自分になれるまで、とにかくフリをし続けよう。私たちの脳はそれが可能なようにできているのだから。

ここからはエイミー・カディの軽快なスピーチをご覧頂きたい。見終わったら姿勢を正さずにはいられなくなるだろう。

人生で役立つあることを無料で教えたいと思います。2分間だけ、姿勢を変えてみること、それだけです。今、足を組んだり、背中を丸めたりしている人がいますよね。これから話すことを聞いて、姿勢をちょっと改善してみようと思ってくれたら嬉しいです。それだけで、人生を大きく変えることができるかもしれません。

話す内容より、
あなたの行動が評価になる

ボディランゲージ、私たち社会科学者は「非言語行動」と呼んでいますが、それらは一種のコミュニケーションです。笑顔や視線、手の動きや握手といった動作も、人と人との交流になります。

人は気が付かない内に、そういったボディランゲージから大まかな判断をしています。そしてその判断が、人生において大きな意味をもつ場面、例えば誰を採用し、誰を昇進させ、誰をデートに誘うかといったときにも大きく影響するんです。

ヒトも動物も一緒!
権力と行動には関係がある

非言語表現は、動物の世界では権力をあらわすものです。力を見せる時には、体を広げ自分を大きく見せ、体を伸ばし広い空間を占めようとします。

人間も全く同じなんです(笑)例えば、勝者がゴールテープを切った瞬間は、誰でも腕をVの字に突き上げ、あごをやや前に出しますよね。それから、しばしば力を持った人は、腕を頭の上で組んだり、足や腕を広げて座ったりしますね。大学でも、自信がある人は腕を伸ばして大きく挙手をします。

Winner!  Hooray!

一方で、無力だと感じるときは、ヒトも動物もちょうど逆のことをします。体を丸め、小さくなり、他の人と接触しないようなポーズをとります。

「力があるフリ」をするだけで
ホルモンバランスが変わり、
強くなる!

非言語行動は、他人が自分をどう見るかだけでなく、自分で自分のことをどう思うかにも影響を及ぼします。そして行動までも変えるということが分かったのです。

まず、私たちの性格や行動はホルモンによって左右されています。例えば、霊長類の群れのボスは、支配性のホルモン「テストステロン」が多く、ストレスホルモンの「コルチゾール」が少なくなっていて、人間界における力強く有能なリーダーもまた同じようなホルモンバランスであることが分かっています。力強くてストレスに動じないのが特徴です。

私は人を集め、それぞれ力強いポーズか力の弱いポーズを2分間してもらうという実験をしました。2分間力強いポーズをとってからギャンブルをする機会を与え、実験の最初と最後に唾液のサンプルを取りました。

そこでわかったのはリスク耐性についてです。力強いポーズをした人は86%がギャンブルをしました。一方で、力の弱いポーズでは60%の人しかギャンブルをやりませんでした。「テストステロン」は、力強いポーズの人たちは実験前後で20%増加し、力の弱いポーズの人は10%減少しました。「コルチゾール」については、力強いポーズの人で25%の減少、力の弱いポーズでは15%増加しました。

わずか2分間のポーズがホルモンの変化をもたらし、思考や行動までも変えたのです。

面接では、
話す内容よりも「態度」が重要!

次に話すのは、力のポーズをすることで、実際に人生を良い方向へ変えられるかどうかということです。

就職面接に臨む前、多くの人は手帳を見て、背を丸め、身体を小さくしています。でも本当は手を堂々と広げて立つポーズなんかをしたほうがいいんです。トイレにでも行って2分間やることです。そうするだけで自身が湧いてきて、ストレスにも強くなるのですから。

これを実験するために、それぞれ力強いポーズか力の弱いポーズを2分間してもらい、その後面接を受けてもらいました。5分間の面接を録画し、4人の人に見てもらい評価を行いました。彼らは誰がどのポーズをとったかはもちろん、実験のことも知りません。

その結果、彼らが「この人を採用したい」と評価したのは、みな「力のポーズ」を取った人でした。

私たちは面接となると、話す内容が素晴らしいかどうかに気をとられがちです。でも実際には、話す内容よりもその人が話す、自信と余裕のある態度が重要なんです。

「フリ」を続ければ、
なりたい自分になれる

私は19歳のときに、ひどい自動車事故に遭い、大学も休学し頭がいい自分というアイデンティティも一気に壊されました。とても無力に感じました。

周りの人より4年長くかかり、ようやく大学を卒業した後、私の指導教官であるスーザン・フィスクに受け入れられ、プリンストン大学に辿り着きました。でもずっと「自分はここにいるべき人間じゃない」と感じていて、ある日スーザンに辞めますと伝えました。

In The Midst of Life We Are In Death etc.  [Explored]

すると彼女は言いました。「できるふりをしなさい。やるように言われた講演をすべてこなし、ひたすらやり続けて、怖かろうが、脚がすくもうが『ああやれている!本物になったんだ!』そう思えるようになるまで続けるのよ」と。

大学院に5年いて、最初ノースウェスタンに行き、それからハーバード大学に行くことができました。その中で、授業中にひとことも発言しない学生と知り合いました。彼女は私に「私はここにいるべき人間じゃないんです」と言ったんです。

その瞬間、以前の私を思い出しました。彼女も私と同じように変われると思い、「あんたはここにいるべき人間よ。できるふりをしなさい。自信にあふれるふりを。」と伝えました。

その後彼女は変わりました。単にふりをしただけではなく、ふりを続けてそれが本当の彼女になったのがわかりました。
Megan's Graduation | 3

だから皆さんに言いたいんです。ふりをしてやり過ごすのではなく、ふりを本物にしてくださいと。それが本当に自分のものになるまでやるんです。

そしてみんなにも共有してください。それらが彼らの人生を大きく変えられることになるはずです。ありがとうございました。

Top Photo by PopTech Reference:ted

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