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モロッコの魔法にかかったYUKAさんの「自分を感じる旅」とは

以下YUKAさん

YUKAさんは右から一人目

TRiPORTライターのKANAです。
今回のインタビューはモロッコ虜になったというモロッコ雑貨店のオーナーであり、旅作家のYUKAさん。モロッコの魔法にかかったYUKAさんに、さっそく「旅に出て考え方が全く変わった!」という旅の素晴らしさについてお話をお聞きしました。

新しい発見を求めて世界へ

—まずプロフィールをおしえてください。

神戸在住で、モロッコ雑貨店「FatimaJourney」を経営する傍ら、旅作家、モデルの仕事をしています。旅書籍は2冊、「I LOVE EUROPE 女ひとり旅」「I LOVE MOROCCO」を出版しました。その他は「モロッコナイト」など、企業とコラボして旅イベントを開催したり、様々なエキゾチックセミナーを主催したりしています。

—旅に出ようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

社会人になってから、ロンドンに一か月間海外留学したんです。日本から一歩出た外の世界は、日本と何もかも違っていて、旅の虜になってしまいました。そこで「日本にとどまってちゃだめ! 旅に出なきゃ!!」と感じ、その次はカナダに一年半留学をしました。2、3か月かけてヨーロッパを一周したこともあります。もともとはヨーロッパが好きだったのですが、初めて行ったモロッコがかなり刺激的でしたね! ヨーロッパとは空気感が全く違うんです。それからモロッコの虜になってしまい、何度も訪れています。

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—どのような旅のスタイルで、何を大切にしながら旅をしていますか?

一番大切にしているのは「女性らしさ」です。旅だからといって、すっぴんで髪の毛もぼさぼさなんて嫌。キレイで快適な、気持ちも豊かになるような旅が好きです。一人旅でも少し頑張っていいホテルに泊まって食事をしていると、テンションも上がって次の仕事も頑張ろうと思えるんです。

ー旅中くつろいでいる時に、仕事の良いアイデアが思いついたりしますよね。「アイデアは移動距離に比例する」なんて言葉もよく聞きますが、どう思われますか?

その通りですね! 旅に出ると常に新しい発見ばかりです。だからこそ日本にとどまっていたらダメだなと感じています。

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人との繋がりを大事にするモロッコ

ーモロッコの文化や人々に対してどう感じますか?

人も文化も、日本とは全く違って、むしろ真逆とまで言えるかもしれません。表現の仕方がストレートでオープンなんですよね。「うざい国だ」とも言われてしまうほど、イエスかノーをはっきりと言うし、女性同士でも道端で掴み合いしてたり、相手の機嫌をうかがうこともないんです。しかし裏を返せば、正直に付き合いたいっていう人柄なのかなと思います。これが人間の素の姿なのかなと。

人との繋がりを大事にしているとも感じます。けんかした後にハグしたり、友達同士で手を繋いでいる人や、いい人も大勢います。バスでたまたま隣合わせになった人と話すことも日常茶飯事。日本人が珍しいからなのか、興味持って話しかけてくれる人も少なからずいて、出会いもたくさんありました。

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ー海外だと電車やカフェでの出会いも少なくないですが、日本だとあまりないですよね。個人的にはそれがすごく残念です。旅で何か感動したエピソードはありますか?

あ! 泣きそうなほど感動した出来事がありました! あるタクシーに乗った時に、明らかなぼったくり料金を提示してきたので、けんかになりました。私は「もう払わないから!」と怒ってタクシーを降り、街を歩いていました。そしたら大事なカメラをタクシーに忘れたことに気が付いて…。旅での写真と思い出ががたくさん詰まったものだから、もう半泣き状態で慌てふためいていました。

そしたらなんと、さっきのタクシーの運転手が、人ごみをかきわけて私のことを探し出して届けてくれたんです! もう、その時の感動といったら…。けんかして降りたにも関わらず、しかもその忘れたカメラは売ればかなりの金額になるのに、仕事を中断してまで私を追いかけてきてくれたことに胸がいっぱいになりました。

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自分で見聞したことが全て

ー旅に出て得た新しい価値観や成長はありますか?

旅に出る前は、日本の考えや価値観が当たり前だと思っていました。しかし一歩外の世界に出てみたら、それは当たり前でなく、何もかもが違っていたんです。様々な人々、人生、考え方があって何が正解で何が間違っているとかではありません。それぞれ一人一人が違う考え方を持って生きていて、それでいいという考え方になりました。視野が広がりましたね。

ニュースなどで、国の情勢が報道されていますが、それを鵜呑みにするのはどうかなと思います。なぜなら自分で現地に行って、見たり聞いたりしないと真実なんてわかりません。どこの国が悪いとか正しいとか、そういうことは現地に行って体感して、初めてわかることなんです。大げさに報道されていることも、中にはあります。自分の目で見ていないものを100%信用することはできないと思います。

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