【Interview】リニューアルで機能刷新!無料絵本アプリ「PIBO」の楽しみ方

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幼い子どもにとって、絵本の読み聞かせは、お母さん、お父さんとの絆を育む大切な宝物。豊かな心を養うためにも、積極的に実践したいところだが、忙しさのあまり図書館に行けなかったり、金額が高くてなかなか買えないなど、十分な読み聞かせができずに悩む人も、数多くいるようだ。

そんなときこそ、ITの力を借りてみよう。今はスマホで簡単に利用できる絵本アプリが、豊富にそろっている。最適なコンテンツを見つけて、毎晩の読み聞かせに役立ててみてはいかがだろうか。

今回ご紹介するのは、320冊を超える絵本が、1日3回無料で楽しめるという「PIBO(ピーボ)」。日本の昔話や世界の童話、オリジナル作品に書き下ろし作品まで、多彩なコンテンツが自慢。子育て中のユーザーを中心に、絶大な支持を得ている。

今月初頭にリニューアルされ、ますます使い勝手が良くなった本アプリ。開発元であるエバーセンス、代表取締役社長の牧野 哲也(まきの てつや)氏から、詳しい話を聞いた。

・ハイクオリティな絵本が320冊以上!有料会員は読み放題に

Q1:まずは、「PIBO」提供のきっかけと経緯からお聞かせください。

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共働きの家庭が増えていることもあり、子どもと一緒に過ごす時間が十分にとれない、と悩んでいる方が多いですよね。私自身、子育てをしていく中で、同じように悩んでいました。たとえ短い時間でも、親子が濃密な時間を過ごせたら素敵だなという、そんな想いから「PIBO」を作ることになったのです。

絵本を選んだのは、読み聞かせが親子が触れ合うのに、最良な方法の1つだからです。寝る前に、絵本を読み聞かせてあげている方も、多いと思います。

ただ、忙しいパパママの中には、「本を買う時間がない」「図書館に行く時間がない」など、絵本を読むことへのハードルが高い人もいるわけです。いつでも、どこでも、手軽に、クオリティの高い絵本が読めるサービスを提供すれば、親子が楽しくコミュニケーションをとれるのかな、と考えたのが、開発の理由です。

Q2:「PIBO」とは、どんなサービスなのでしょうか。

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320冊以上のクオリティの高い絵本が掲載されていて、読み放題の有料会員と、1日3回読める無料会員があります。

一番の特徴は、絵本のクオリティです。150名以上のプロ絵本作家と直接契約し、ユーザーに届けていますが、実は絵本作家さんの年齢は20代から90代までと、とても幅広いんです。ジャンルも、日本昔話やグリム、イソップなどの海外童話から、オリジナル絵本まであり、作風もデジタルから油絵、水彩などのアナログまでさまざまです。読むのはもちろん、選ぶ楽しみもありますよ。

Q3:今回のリニューアルでは、どのように変わったのでしょうか。

子供自身が絵本を選びやすいように、画面のデザインを刷新しました。また、もっとたくさんの親子に絵本を読んでもらうため、1日3回まで、無料で絵本を読めるように、フリーミアムを導入しております。

・子どもたち自身が自由に世界観を作れるサービス

Q4:他の絵本アプリとの違いは、どんなところにあるのでしょうか。

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大きく2つあります。1つは、BGMやアニメーションがないこと。もう1つは、読み上げの音声にあえて抑揚をつけず、一人で1冊全部読んでいることです。

これらが余白を生むのですが、子供の想像力は無限大で、余白があることによって、自分自身で世界観を作っていきます。「PIBO」は、私たちの世界観を提供しているというよりも、子どもたち自身が好きな世界観を創ることができるようなサービスをめざし、設計されています。

Q5:今後の展開について、教えてください。

今後はさらに、ユーザーが使いやすいサービスにしていけるよう、UIの改善や機能拡張をしていく予定です。また、引き続き毎週新作の絵本を追加し、絵本の図書館のような空間を作っていくつもりです。親子で一緒に「PIBO」を利用して、楽しくてすてきな時間を過ごしてください!

電子絵本読み放題のPIBO

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