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【未来を着る人】4月11日より、アジア人初のパリコレモデル「山口小夜子」の展示が開催へ

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ミステリアスな東洋の美を体現し、トップモデルとして世界中で活躍した山口小夜子。彼女の軌跡をたどる展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が4月11日から(土)6月28日(日)まで、東京都現代美術館にて開催される。

 Reference:撮影:下村一喜 2005年

  Reference:「資生堂 舞」 ポスター 撮影:横須賀功光 AD:中村誠 1978年

 

Reference:「三宅一生『馬の手綱』を着た小夜子」 撮影:横須賀功光 1975年

1970年代はじめに、アジア人初のファッションモデルとして、『パリコレクション』に参加した後、資生堂の専属モデルとなった。おかっぱ頭に妖艶でクールな切れ長の目。究極に研ぎすまされたアジアンビューティーの美しさは、今もなお世界を魅了し続けている。

1974年にはアメリカの『Newsweek』に「世界の4人のトップモデル」として紹介され、「SAYAKO」マネキンが各国のショーウィンドーを飾るなど世界中でブームを巻き起こした。また、女優として多数の映画や舞台にも出演。晩年は自身を「ウェアリスト(着る人)」と名乗り、2007年に急逝するまでの数年間は、若い表現者とコラボレーションして、ファッション、音楽、映像、文学、舞踏などが混在したパフォーマンスを展開するなど、時代の最先端を走り続けてきた。

映像アーティストとのコラボ作品も

Reference:結城座公演「ペレアスとメリザンド」舞台写真 1992年 

同展では雑誌や写真、スクラップブックなどの秘蔵資料や、資生堂のアーカイヴから彼女の軌跡を辿ることができる。その他にも、彼女をミューズとした各デザイナーの作品を「SAYAKO」マネキンに着せた展示などで、「着る」ことをパフォーマンスの域にまで高めた山口の創造性に迫る。

晩年に発表したパフォーマンスについても、高画質映像による上映が行われる。山口が過去にコラボレーションを行った宇川直宏や、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモといった今もなお活躍する表現者達が、「小夜子」をテーマにした新作映像作品を展開。さらに、彼女が急逝する直前に新聞紙上で往復書簡を予定していたという、森村泰昌の新作発表も見逃せない。

トップモデルとしてだけではなく、クリエーター、パフォーマーとしても独自の創造性と美を追い求めていた、彼女の世界感。

是非この機会に体感してみてはいかがだろうか?

■山口小夜子 未来を着る人
2015年4月11日(土)~6月28日(日)
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館 企画展示室地下2F
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(5月4日は開館)、5月7日
料金:一般1,200円 大学生・65歳以上900円 中高生600円
※小学生以下無料

Licensed material used with permission by  東京都現代美術館

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