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【働き方】海外で感じた日本との違いと共通点から今後を考える

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Photo credit: Takashi Ogasawara 「煌めきの世界へ

こんにちは。TRiPORTライターの石渡航平です。
皆さんは世界の国々に行ったとき、その土地で働いている人を見たとき、違和感や疑問を抱いたことはありませんか? 「自由に働いてる人が多いな」とか、ひょっとしたら「この仕事で儲かってるのかな?」なんて思うかもしれませんね。そこで今回は、その国々の働き方について紹介したいと思います。

農業とは何か

僕は以前、長野県のある農家で約2ヶ月住み込みで働いていたことがあります。その動機は単純に、「農業とは何か」を知りたかったからというのもありますが、一番の理由は「自然の中で生きる」ということを身をもって学びたかったからです。しかし、日本だと農家で仕事をする機会を作るのは、特に都心部に住んでいる人ではなかなか難しいのが現状だと思います。

働きながら旅をしよう。旅人向けウェブサービス「WWOOF」「Workaway」のススメ」でも紹介されているように、オーストラリアでは「WWOOF」(※)や農家での仕事が盛んで、ワーキングホリデーに行く場合、ほとんどの人が通る道といっても過言ではありません。WWOOFは、専門の本やウェブサイトなども多くあるので、比較的利用する人も多いかと思います。
オーストラリアの農家に行った友人たちにその感想を聞くと、僕が長野で体験したのと同じように「自然の中で生きる」ということを身をもって体験できたとのことでした。日本とオーストラリア、場所や環境、文化や話す言葉までもが全く違うのにも関わらず、考えたこと、感じたことは予想以上に一致するものがあったのです。

※WWOOFとは オーガニック農場などで、日々の庭の手入れや農場のお手伝いしてほしい・したいという人を繋ぎ合わせる取り組み。仕事の種類は千差万別で、食事や寝床などは用意されるが、お金のやりとりはなし。「体験すること」を重視する滞在の仕方の一つ。
参照:「働きながら旅をしよう。旅人向けウェブサービス「WWOOF」「Workaway」のススメ

人間の本来の姿

Photo credit: Mariko「 喧噪、熱気、でも可愛い。全てが混じり合うカオスな街・ハノイ

農業を体験した人が口々に言うことは、「農家の働き方が正しい人間の生き方なのじゃないか」ということです。太陽が出ているうちに仕事をし、夜は家にいる。自然と共に生活をする。これは本当に昔から、脈々と流れ続けてきた「人間としてのあるべき姿」なのだと。そしてそれは人種や国境も関係なく、共通するものなのではないかと思います。

今の時代、特に日本の都市部で働いている人の多くが、夜遅くなっても構わず仕事をし、わけもわからずひたすら働いている人も少なくありません。それが良いのか悪いのかは個人的な価値観にもよるとは思いますが、「田舎」に滞在し、自然の中で生きてみて感じたことは、今の日本の働き方への疑問でした。

そして、最も衝撃を受けたのは僕がオーストラリアへ留学していたときに働いてたレストランのオーナーが言っていたある言葉です。

それは、
「自分がhappyじゃなきゃいい仕事はできない。お金だけあっても決して幸せではないよ。お金は手段であって、目的ではない。目的なのはhappyでいること」というもの。

そのオーナーは、シドニーで有名なレストランを経営していましたが、全てを捨てて山の中に住んでいたこともある人でした。「働く」ということに関して、全く違うパターンを経験したオーナーだからこそ、その言葉には説得力があり、深く納得できたことを覚えています。

「働く」って何?

Photo credit: Masaki Iwamoto「音楽の街! ニューオーリンズ

オーストラリアでの働き方を一言で表すならば「遊ぶために働く」という言葉になると思います。そして、日本での働き方は「仕事のために働く」という言葉で表現されるのかもしれません。

それらの「働き方」に対して、どちらがいいのかというのは「人それぞれ」としか言いようがないでしょう。しかし、いま日本で一生懸命働き、少し疲れたときに、ひょいと足を伸ばして何気なく世界の国々へ行って、休暇をとったり、「働く姿勢」みたいなものを考えたりできる余裕はだけは欲しいものです。

しかし現状を見ていると、日本の今の働き方を変えるのは難しいのかもしれません。ただ、一人一人が「このような働き方もあるのか」という「気付き」が、その先の未来へと続く道となるのかなと思います。

皆さんは「働くこと」について考える余裕を持つことができていますか?

働きながら旅をしよう。旅人向けウェブサービス「WWOOF」「Workaway」のススメ
受付事務の女性がいきなりトルコで働き始めたきっかけとは

(ライター:石渡航平
photo by:Keita Yasumoto「 モンサンミッシェル巡礼~ドイツ古城巡り

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*Takashi Ogasawara 煌めきの世界へ
*Mariko 喧噪、熱気、でも可愛い。全てが混じり合うカオスな街・ハノイ
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