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たった1ヶ国の旅でも、あらゆる場面に「出会い」は溢れている

Kasia Kuczmysz「My favorites places in Europe」より

Photo credit: Kasia Kuczmysz「My favorites places in Europe

こんにちは! TRiPORTライターの小林香織です。

皆さんが日本以外の国に訪れる目的は何ですか? その国ならではの自然や建造物の鑑賞、ショッピング、リラックス、刺激、現地の友人・知人に会う、など様々な目的が挙げられるでしょう。

私は、それらの行動一つ一つの中に「出会い」が秘められていると感じています。それは、必ずしも「初めて会う誰か」ということではありません。今回は決して渡航経験が豊富とは言えない私でも、旅によって得ることができた貴重な「出会い」の数々を紹介したいと思います。

街に溢れる異文化

昨年末、クリスマスの時期にドイツへ訪れた際、多くの人が街中で路上喫煙をしている光景を目にしました。クリスマスマーケットで混み合う中でも、老若男女を問わず堂々と喫煙をしている姿は、日本ではあまり見かけない光景であり、違和感を覚えました。

ドイツ以外のヨーロッパやアメリカなどでも、日本に比べて路上喫煙者の割合が非常に多いと聞きますが、これは「喫煙に関する法令」の違いに理由があるようです。ヨーロッパで多く施行されているのが公共の屋内空間での全面禁煙法。対して日本は路上喫煙禁止条例を定めている地域が増えつつありますが、屋内においては自由に喫煙が可能な場所も数多く存在します。

日本では屋内で吸える場所があるため、路上ではある程度のマナーが保たれているものの、ヨーロッパをはじめとする各国では、逆の理由で野外での喫煙に対して規制が緩いのです。街をただ歩くだけでもちょっとした異文化に「出会える」ということを実感した瞬間でした。

公共の場での考え方

Toyo Serizawa「カリスマ金髪さん、アメリカ一周90日間15万円旅。常識なんてぶっ壊せの巻(・∀・)♡」より

Photo credit: Toyo Serizawa「カリスマ金髪さん、アメリカ一周90日間15万円旅。常識なんてぶっ壊せの巻(・∀・)♡

ドイツ内をバスや電車で移動した際、若者のとある行動から、日本人とはまた違った考え方が存在すると感じた2つのエピソードをご紹介します。

1つめは電車の中での出来事。隣にいた若い女性が、おもむろに鞄から柿を取り出し、なんとそのままかぶりついたのです。日本でも飴やガム、飲み物などを電車内で口にする人は見かけますが、さすがに生のフルーツを食べる人を私は見たことがなかったので、一緒にいた友人と思わず顔を見合わせてしまいました。

2つめはバスの中にて。私の1つ前の座席に若いカップルが座っていたのですが、人目もはばからず、ずっとキスをしていました。日本では公共の場で大胆にキスをしているカップルは珍しいので驚いてしまいましたが、様々な国を訪れている友人に聞いてみたところ、ヨーロッパやアメリカなどでは他人がいても関係なく、そのような行動をとる人も少なくないとか。

おそらく日本人は、公共の場では「自分がどうしたいか」よりも「周りの人がどう思うか」を優先するのではないでしょうか? そのような考え方の違いが行動の違いにつながるのだと感じました。一概にどちらがいいとは言えませんが、本能のままに行動できる素直さが羨ましくなりました。

独自の生活スタイル

Daisuke Tamai「Philippines/フィリピン」より
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