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「アイデアに価値はない、思いついたらとにかく行動せよ」Google創業者が卒業式のスピーチで伝えたかったコト

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Google創業者ラリー・ペイジ氏が、母校ミシガン大学の卒業式で行ったスピーチが素晴らしいと絶賛されている。 「ものすごく大きい、バカみたいな夢を見ることが、成功するためのキーだと思います」。 彼が語るのは、Googleを立ち上げたエピソードから気づいた、夢を現実する方法。クレイジーなアイデアを持って、わくわくすることを追及していくことが、世界を変えることに繋がるのだという。

1.素晴らしいことを思いついたら、すぐに行動。アイデアには何も価値がない。実行することが大切。

2.人が不可能だと思うような夢を追いかけよう。そうすれば、ライバルは必然的に減っていくのだ。

3.心の準備ができていないときに、今まで当たり前だと思っていた存在がいきなりなくなります。だから最も身近な家族を大切にしましょう。

夢を実現したいすべての人へ、ラリー・ペイジ氏のスピーチをご覧頂こう。

ミシガン大学への想い

実は私、弟、両親、家族全員がこの学校の卒業生です。両親はこの大学で出会い恋に落ち、さらに父はこの大学で教授を務めました。 今日この日は、私にとって「ここに戻ってこられて嬉しい」などという言葉では言い表せないほど特別です。母、弟、妻のルーシー、そして皆さんと共に、私が生きてきた証であるこの最高の学校で今日この日を迎えることができたことを、本当に誇りに思います。

アイデアに価値はない。
思いついたらとにかく実行

夢を現実にする方法について、お話したいと思います。みなさんは、夜中にとてもリアルな夢を見て飛び起きたことはありませんか?私は23歳のときにこれを経験しました。鮮明なビジョンが夢に出てきて、バッと飛び起きました。「もしもウェブのすべてをダウンロードできたとしたら・・・?」すぐにペンをとり、頭に浮かんだアイデアを夢中で書き殴りました。

すぐにそのアイデアを大学の教授に話しました。そのとき教授は私の計画が莫大な時間を必要とすることを知っていたはずですが、何も言わずに好きなようにやらせてくれました。 若者の「絶対にできる!」と信じる力は、時にものすごいことに繋がります。当時はサーチエンジンを作ろうとは、全く考えていませんでした。でもその後、ウェブページをランク付けする方法を考案し、Googleが生まれました。みなさん、素晴らしいことを思い付いたら、とにかくやってみることです。

誰も想像しないような
クレイジーな夢を見ること

大学時代、「リーダーシェイプ」というサマーキャンプに参加しましたが、そのプログラムのスローガンは「不可能なことなど、何もない」でした。このスローガンが、私を突き動かしてくれました。 これから先、家事や料理、掃除、車の運転などに人が費やす時間を減らすために、色々な技術が開発されることでしょう。「不可能なことなどない」をモットーに、問題に対してアプローチし続ければ、必ず解決策が生まれるのです。 「ものすごく大きく、バカみたいな夢を見ること」は成功するためのキーだと思います。夢が非現実的であればあるほど、競争者はいなくなります。

今現在、私レベルにクレイジーな人は世の中に数えるほどしかいないと思います(笑)。

「わくわく」が、
世界を変える

大きく成功する人は大きな挑戦をします。これはGoogleも同じで、私と共同設立者のセルゲイは、3枚のクレジットカードの限度額を最大限使ってハードウェアを購入しました。それがGoogle初のハードウェアとなりました。嵐の中で、路肩で踏ん張る虫の気分になったら、それは成功へ近づいている証拠でしょう。 私たちGoogleが夢見ていることは、世界中の情報を整理し、世界中の人々が整理された情報にアクセスできるようにすることです。こんな素晴らしいアイデアに、わくわくしない人はいないでしょう? 常にわくわくすることに取り組むことが、世の中を変えることに繋がります。世の中は厳しい世界だと思っている方も多いと思います。それでも、クレイジーに自分の探究心のまま好きなことを追いかけ、わくわくしながら、今の自分よりもっとよくなろうと努めて下さい。夢をあきらめないことが大切です。

人生において
家族より大事なものはない

このような素晴らしい日は、世界がすべて上手くいっているような気分になりますね。でも覚えておいてください。大切な人と過ごす時間、大きな仕事を成し遂げるチャンスは簡単に奪われてしまうこともあります。 心の準備ができていないときに、今まで当たり前だと思っていた存在がいきなりなくなります。 1996年の3月、私がスタンフォード大学の大学院に入ってまもなくのことです。父が呼吸困難となり病院へ運ばれ、2か月後に亡くなりました。悲しくて悲しくて、どうしたらいいかわかりませんでした。

父の死因は、6歳のときにテネシーで感染したポリオとの合併症でした。生涯を通じて呼吸困難に苦しんでいました。ワクチンがあるにも関わらず、現在世界で328人の方がポリオに感染しています。一刻も早く、ポリオをこの世から追放しなければなりません。皆さんの中からポリオ撲滅に大きく貢献する方が出てきたら嬉しいです。 私たちの多くは、今日この日を家族と共に迎えます。これがどんなにラッキーであることか。友人や家族、帰る場所があることの素晴らしさ。皆さんの中には私と妻ルーシーのように、新しい家族をつくることを夢見ている方もいるでしょう。私もそうだったように、家族のお蔭で今皆さんがここにいるのです。

人生において家族より大事なものはありません。お母さん、ルーシーありがとう。皆さん、本当にどうもありがとう!

Top Photo by Marcin Mycielski Reference:youtube

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