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13歳で渡英して気づいた、世界で通用しない「日本人の6つの常識」

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牧浦土雅

牧浦土雅

執筆者

1993年、東京都生まれ。アフリカ、主にルワンダで国際協力機関と農民とを繋げるプロジェクトを牽引。TED『世界の12人の若者』、AERA『日本を突破する100人』に選ばれる。現在は、タイを拠点に東南アジア諸国でデータ関連の事業を準備中。著書に『アフリカ・奇跡の国ルワンダの『今』からの新たな可能性』(DBS社)がある。

01
出る杭が打たれるのは、
日本だけ!

世界では通用しない日本人の常識。それを語る際、まずこれは言っておきたい。
よく「諸外国に比べて、日本は出る杭は打たれる風潮が・・・」なんていう話があるけれど、それは大きな間違いだ。 出る杭が打たれるのは、万国共通。何か新しいことを成そうと思ったら、どこの国でもバッシングされるし、反対勢力も表れる。
違いは、そこで引くか、引かないか。 出る杭が強ければ、打たれてもへこたれない! skill つまり、グローバルなマインドセットのなかでは「日本社会」は、言い訳にならない。
その前提を持って、以下が、僕が海外で感じた「世界では通用しない日本人の常識」だ。

02.
まずは仲間を集める

ビジネスでも勉強でも、日本人は仲間探しから始める人が多いようだ。たしかに、同じ目標を持った仲間は心強いし、一人でできることは限界がある。でも、仲間というのは、自分がやりたいことがあって、アクションを起こしているうちに自然に集まってくるものだ。
ビジネスの世界でも「フォロワーは一人目までが重要で、あとは勝手に集まってくるもの」という説があるが、まさにその通り! 最初は、せいぜい一人の仲間がいればいいと思う。

03.
「丁寧」は美徳だ

skill とにかく何事にも丁寧。下調べをして、きっちりと勉強をして、それから目標に向かう・・・これは日本人のいいところでもあるんだけれど、マイナスになっている場合も多いんじゃないかな。
例えば、僕は東日本大震災の義援金を集めて、寄付しようというプロジェクトを立ち上げたことがある。その時、行政に話をして、赤十字を通して現場で働く地域の方を紹介してもらい、そこから被災者のもとへ寄付金が届くという流れだった。結局、寄付をした先の被災者の人たちと顔を合わせることはなかった。
一方、インドで貧困サイクルを抜け出すためのサービス提供を行うNGOを立ち上げた時は、すぐにスラム街の担当者と話すことができて、貧困にあえぐ人々と直接話すことができた。
手続きの重要性は理解しているし、システムの成熟度も違う二国を単純に比べることはできない。でも、多くの日本人が丁寧に事を運びすぎているんじゃないか、というのは、僕の率直な意見だ。

04.
何事も筋は通す

skill 僕は会いたい人がいれば、それが誰であろうとFacebookでコンタクトを取る。今の時代、アクションを起こす際に、SNSを使うのは当たり前だと思う。
コレ、海外の友人の多くは賛同してくれるし、彼らもそうするだろう。でも、日本でこういった話をすると「少なくともビジネスの話なら、担当者を通し、メールで事業内容を送ったほうがいい」となる。たしかにフォーマルな意味ではそういった“筋を通す”ことが大事なんだろうけれど、時には正攻法よりも、がむしゃらな行動のほうが威力を発揮することだってある。
なんでもかんでも筋さえ通していればOK! なんて時代じゃないと思うんだけど・・・。

05.
年齢と肩書きで
人を判断する

この前、サンフランシスコでおもしろい男に出会った。道端で話をしているうちに、意気投合して、Facebookを交換して「いつか一緒にビジネスをしようぜ!」と別れた。
多分、彼の年齢は30代だったと思う(つまり僕より10歳以上年上だ)。でも、30分程度の会話の間、彼は一度も僕の年齢を聞かなかった。何をやって生計を立てているのかも聞かなかった。
相手が日本人だったらどうだろう? まず年齢と職業を聞かれるはずだ。いわゆる名刺文化。
僕は学歴や経験や実績なんかよりも、「いま、何をしようとしているのか」が、人を見る上で大事だと思う。

06.
英語は発音が大事

skill 日本から海外留学する中高生の4割ぐらいが志し半ばで帰国すると聞いたことがある。僕自身、そういう人たちを少なからず知っているが、自分の知る限り、彼らには「ジョークを真に受けてしまう」という共通点があるようだ。
留学先で外見や言葉(英語の発音)を周囲にバカにされて落ち込んでしまう人は多い。もちろん、なかには深刻ないじめもあるだろうけど、たいていは笑って流せばいい。 からかわれた時に、笑って流せるおおらかさ。これを持っている日本人って意外と少ないかも。

はっきり言って、日本人であることは、
大きなアドバンテージだ!
ここでは「日本人の弱さ」を挙げたけれど、じつは日本人であることは、海外でメリットだ。日本という国は、どこの国でも知名度が高いし、マイナスなイメージを持っている人はほとんどいない(個人的にはそんな人に会ったことがない!)。
しかも、ビザなしで行ける国がとても多い。この状況は、大きなアドバンテージだと思う。

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