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ウザ過ぎる!「意識高い系」上司

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実績や能力はないのに、自意識が高く、SNSでの発信などセルフブランディング力が高い「意識高い系」と呼ばれる人々。ネットや週刊誌上では揶揄の対象として、批判され続けてきた。

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SNS上で使われることの多い、「意識高い系」という言葉だが、3月からNHKプレミアムで新入社員とベテラン社員のドタバタドラマ『その男、意識高い系。』が放送されるなど、世間の認知度も高まっている。一般に「意識高い系」は、社会経験が未熟な大学生や若手会社員に多い印象だが、どうやらベテラン会社員にもそんな人たちがいるらしい。

たとえば、ツイッターには、

「意識高い系上司ほんましんどいわ」
「意識高い系上司が部下に延々とデカイ声で説教してる~!!(っ*´∀`*)っ
ウゼ~ww」
「出、出た~~~~自称意識高い系上司の自分語りだ~~~」
「もう寝たいのに意識高い系上司に借りた(無理矢理押し付けられた)本を読まねばならない。(明日返せとのこと)」

などと、「意識高い系上司」に困っている、という投稿のほか、

「進捗を『しんぽ』って読んでた意識高い系上司が、正しい読み方を覚えたから使いたくなったのか、今日やたら進捗って言葉乱用してて笑った」

など、そんな上司を揶揄する部下のコメントが投稿されている。

「意識高い系」とは、その言動に反して能力や実行がともなわない存在のはず。若手社員ならいざ知らず、なぜ上司が「意識高い系」になるという事態があるのか? 2012年に『「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー』という本を上梓した、人材コンサルタントの常見陽平さんに話を聞いた。

常見さんによると、そもそも「意識高い系」の人が増えた理由は、ソーシャルメディアの発達と、先行きが不安な社会情勢が挙げられるという。ネット上で人格を作り、演じることがたやすくなった環境のもとで、「何か新しいことをしなくては」という強迫観念をもつ人や、「自分探し」「自分磨き」をする人が、“うわべの情報や知識”で自分を“大きく”見せることが可能になったというわけだ。

この流れに入社前の大学生などが敏感に反応した結果、「意識高い系」の若者が誕生。一方で、この「波」にのまれる会社員もいたということだろうか。

常見さんは、「意識高い系上司」の困った行動として、

・実現性のない大きな目標を掲げる
・新しいことを“やること”を目的化する
・部下に伝わらない横文字を使いまくる
・ビジネス書や勉強会で聞きかじった新しいコンセプトを持ち込もうとする

などを挙げる。大きな目標や新しい取り組み自体は否定することではないが、実行するために努力せず、部下に丸投げ…というのが困ったところなのだとか。能力や実績がともなわなくとも、立ち回りだけで出世する人はごまんといるが、そんな口先だけの人たちに「意識高い系上司」という名称が与えられた…と考えられなくもない。

そんな上司への対処法について、常見さんは「そのまた上の上司に直談判する、みんなで上司にモノ申す、などですかね」とコメントしつつも、

「黙っていても失脚してくれればよいのですが、問題なのは、『意識高い系上司』が、さらにその上司から過大に評価されるケースもあることですね」

と語る。

企業内での“意識高い系”問題、なかなか根は深いようだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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