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20代、30代が知るべき「お金で困らない方法」

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20代、30代が知るべき「お金で困らない方法」

 20代後半から30代にかけて、社会人生活にも慣れ、結婚や住宅の購入など人生の決断期に差し掛かる時期。多くのお金がかかる様々なイベントを前にして、「これからどんなお金が必要かなんて、考えたことなかった…」と頭を抱えることのないよう、手を打たないといけませんよね。

 『20代・30代で知っておきたい これからかかるお金で困らない本』(岡崎充輝/著、日本実業出版社/刊)は、そんな20代・30代の人にとって、今後避けて通れない「住宅費」「生活保険」「子どもの教育費」といったお金の問題で後悔しないための一冊です。
 かつての「豊かな国」というイメージだけがひとり歩きしている日本、しかし実際には下り坂…。そんな社会の中、私たちはどうやってサバイバルしていけばいいのでしょうか。

■日本の多くの人たちのお金が既に「ヤバい」ことになっている!?
 「日本は豊かな国」という幻想から人々が逃れられない一方で、日本人の可処分所得は、減少の一途を辿っています。
 年収はこの10年で平均40万円の減少。一番年収が高かった平成9年の平均467円から比べると、15年後の平成24年には59万円ものマイナスを示す408円にまで下がっています。
 さらに、健康保険と厚生年金の保険料は毎年増加しています。平成29年を目指して現在も社会保険料は毎年増加していますし、今後の消費税の10%化も視野に入れれば、私たちの「手取り額」はさらに少なくなっていくと考えられるでしょう。私たちが使えるお金はどんどん減っている一方で、スマートフォンへの移行やエネルギー価格の高騰によって通信費、光熱・水道費の支出は増えています。
 収入の現象に支出の節約がついていけていない。その実態を表しているのが、“貯蓄額の推移”です。貯蓄額ゼロ世帯は平成25年には31%にもなっています。「日本人は貯蓄好き」と言われていたほどの貯蓄大国だったはずなのに、3人に1人の割合で、貯蓄がまったくない世帯があるのです。そんな状況が、今の日本人の財布の中身なのです。これでインフレーションが続いて物価が上がれば、私たちの生活は本当にどうなってしまうのでしょうか?

■人生設計をリセットする
 日本の下り坂のベースに乗っかったまま、ジリ貧になっていくわけには行きませんから、具体的に対策を練っていかなくてはなりません。作戦・戦略を考える上で、今の状況を正確に把握するのがセオリーです。しかし、この”現状把握”を殆どの人ができていません。
 「いま組んでいる住宅ローンの金利は?変動金利型か、それとも固定金利型か?」「毎月、教育費にいくら積み立てているの?目標金額は?なんで?」「毎月いくら使ってる?年間いくら貯金できてる?」
 …どうですか?スラスラ答えられますか?なかなか難しいのではないでしょうか。住宅ローン、教育費の積立、自動車の購入などについては本書で詳しく述べられていますので、ぜひ読んでみてください。

■使途不明金は家計の中の“埋蔵金”
 とはいえ、住宅を買うにも教育費を貯めるにも貯蓄するにしても、必要なのは財源です。「貯蓄するにしても、その財源がない!」という人のために、埋蔵金発掘の方法があります。それが、“使途不明金”。その名の通り、何に使ったのか分からないお金です。「あれ、財布にこれくらい入っていたはずなのに、もうこれだけしかない!」という心当たり、ありませんか?その「あれ!?」が、使途不明金なのです。著者の岡崎さんは、「平均で10%程度は、“使途不明金”が発生している」と述べます。この使途不明金をどれだけ少なく出来るかが、お金を貯める上で重要なポイントになるのです。
 使途不明金を減らす一番の方法は「家計簿をつけること」ですが、ちゃんとつける必要はありません。「いくらお金を持っていて、「今日どれだけお金を使って」、「いくらお金が残っているのか?」そして「使途不明金はいくらなのか」を把握できればオーケーなのです。現実を突きつける。これこそが、全ての解決の一歩かもしれません。

 本書では、クレジットカードや住宅ローン、教育費の積立など20代、30代の人が直面する問題が豊富なデータとともに紹介されています。後悔する前に、一度手にとってほしい一冊です。
(新刊JP編集部)


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