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落ちこぼれこそ、起業家タイプだった!キャメロン・ヘロルドが語る「子供を起業家に育てよう」

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起業家であるキャメロン・ヘロルド氏が、TEDで語った「子供を起業家に育てよう」というスピーチをご紹介したい。

子供の頃、頭が悪かったと話すヘロルド氏は親に起業家になるように育てられた。そして彼が今訴えたいのは、「起業家の資質を持った子供を起業家へ育てることや、起業家は素晴しいと教えることが大切」ということだ。

起業家とは何なのか、どう素晴らしいのか、なるには何が必要なのか。彼からのメッセージはこれだ。ざっくり言うと、

・誰も起業家は素晴らしいと言わないので、子供のときに「起業家」を目指す人は少ない。だからもっと起業家について語ろう。

・学校では起業する方法は学ぶことはできない。学ぶ方法は実際にやってみること。実際に登壇者は、7歳の時に事業を起こしてから学んだ。

・誰だって起業家になれることを知ろう。そう、あなただって。

子供を持つ親はもちろんだが、起業家である人、そして起業家を目指す人にとっても、ハッとさせられる内容だ。ここからは、彼のスピーチを紹介する。

起業家になるチャンスを
奪ってはいけない

子供は成長していく中で夢を持っているものです。情熱とビジョンを持っています。しかしそれがどこかで潰されてしまうのです 。

学校が子供に勧めるのは、医者や弁護士、会計士、歯医者、教師、パイロットになることです。そしてメディアは、モデルや歌手やスポーツ選手になるのがカッコイイと言っています。誰も 「起業家は素晴らしい」とは言わないので、子供たちはその夢を持つこともないのです。

起業家というのは、アイデアと情熱を持ち、世の中の必要に目を向け、リスクを負いながらもそれを解決しようとする人です。子供たちが早い時期から起業家はすごいと教えられていたら、今日世界で問題になっているあらゆることが違っていただろうと思います。

私たちには親として社会として、義務があります。ちょうど科学の才能がある子供を科学の道へと導くように、起業家の資質を示す子供には起業家になる方法を教えるべきです。

MBAでは、
起業する方法は学べない

ちなみに、MBAプログラムは起業家になる方法は教えていません。私がMBAを取ろうとしなかったのは・・・高校での平均点が61 ではカナダで入れる大学はカールトンくらいしかなかった というのを別にすればですが・・・MBAプログラムでは 起業家になる方法を学べないからです。MBAで教わるのは 会社の中で働く方法だけです。

学校で落ちこぼれの子こそ
起業家タイプ

私の家族は、祖父も父も兄弟3人もみな起業家です。私たちが起業した理由は、強情さやそのほかの性質のために、他人の下で働くということが出来なかったからです。

私は「起業家機構」と「YPO」(若手経営者ネットワーク)という2つの世界的な組織に属していますが、そのメンバーの多くは、学校の勉強では苦しんでいた人たちです。私は注意力欠如障害の症状19個のうち18個があると診断されましたし、スティーブ・ジョブスやテッ ド・ターナーも同様です。

子供たちにそういう兆候があったとき、私たちは 「まわりに合わせて、良い学生になりなさい」と言うでしょう。しかし、起業家というのは良い学生ではありませんでした。だから、お願いですから、注意力欠如障害の子を薬漬けにしないで。可能性をのばしてあげて下さい。

7歳で事業を起こし、
学んだコト

父は、私が幼い時から学校の勉強に向いていないとわかり、商売を教えることにしました。その頃から私は、ビジネスについてさまざまなことをリアルな体験を通して学びました。それが以下の8つでした。

・物事は交渉できる
最初の事業は7歳のとき、ハンガーを町中のクリーニング屋に電話をかけて売り込みました。1本3セント程度でしたが、近所の家を回っ て千本くらい集めました。そして交渉できることも知り、3セントと言う相手には、3.5セントと値段を引き上げさせました。

・お金と需要を持った人を見つける
10歳の時には、コミックを貧しい子から買い取り、それから別の場所に行って金持ちの子にそれを売りました。安く買って高く売る、という方式は私にはもう当たり前のことでした。

・ゴミの中に可能性を見出す
父の自動車修理工場でいらなくなったゴミにだすはずの廃品を、金属スクラップ回収業者へいき、お金に換えました。奇妙なことに30年後私たちは「1-800-GOT-JUNK?」という廃品回収会社を立ち上げることになりました。

・選択肢を作って選ばせる
11歳のときには、母の日に小さな針刺しを作りました。選択肢が必要だと気付き、2色つくって「おひとついかがですか?」と言う代わりに「どっちの色が好きですか?」と聞いて売りました。

・顧客から得られる継続収入はすごい
夏の間中、近所の芝生を刈ってお金をもらっていたことがあります。一度顧客を手にしたらその人から毎週収入が得られる素晴らしさに気づきました。それは針刺しを1個ずつ売るするよりずっといいです。

・早くお金になる方法を見つける
ゴルフコースに行ってキャディをしました。友達は、5時間ずっとバッグを運んで10ドルもらっていましたが、 それは馬鹿らしいと思い、私は13番ホールのところにあった大きな丘で待ち、キャディのいない人のバッグを運んでやりました。全員から1ドルもらいました。

・需要に合わせてパッケージ売りをする
12歳の時、ゴルフコースでボール拾いをしました。私は池の中に入りました。ボールはみんな池の中にあったのに、誰も入らなかったからです。古いゴルフボールはそのままでは売れないので、3種類のパッケージを用意しました。一流品は1個2ドル、綺麗なやつは1個50セント、汚いやつは練習用として50個入りで。

・ブランド化する
カールトン大の最初の年の学費はワイン用の革袋を売って稼ぎ出しました。ズボ ンに忍ばせておけば、フットボールの試合のときに酒盛りができます。とても売れたので、私はブランド化も図って、大学のロゴを入れたのを5倍の値段で売りました。

お小遣いは
子供をダメにする

お小遣いは子供に悪い習慣を与えます。子供は定期収入を期待するようになり、雇われ人になるよう教えられます。起業家を育てたければこれは間違っています。

私には9歳と7歳の子供がいますが、家や庭を見て回り何かできることがないか探すように教えています。見つけたら私のところに言いに来て、それから価格交渉をします。子供たちは仕事内容を理解し、その仕事をいくらでするか交渉するのです。
子供たちに定期収入はありませんが、たくさんの仕事を見つける機会があり、交渉のスキルも学んでいます。

それから子供には、週に4日だけお話を読み聞かせ、あとの3日は子供たちにお話をさせています。これで自分で考えることを学べます。人前で話をさせることも大切です。これは起業家に必要なスキルです。それと、もし悪い顧客サービスや悪い社員を目にしたら、それをその場で教えてあげましょう。これが悪い例だと。

実際には、目の前にたくさんの教訓があるというのに、みんなその機会を生かさず、代わりに家庭教師を付けて教育しているのです。

誰だって、起業家になれる

誰だって起業家になれます。そう、君だって! ずっと望んでいた仕事を作る機会を掴みましょう。経済が癒える手助けをしましょう。違いを生み出しましょう。 自分の仕事を新たな高みに引き上げましょう。

でも一番大切なのは・・・子供の頃を思い出して、何にでも手が届いた時のことを。そして静かに 決然と自分に言おう、今だってそうなのだと。

Reference:ted

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