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風来坊の力也 北海道から九州まで2400kmヒッチハイクの旅 8日目

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風来坊力也のヒッチハイク旅
3月12日のLIVE放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv213633950

風来坊力也の旅日記

忘れたリュックも手元に戻りヒッチハイク再開。
新潟県柏崎市、この地で記録的な暴風雪を味わう。
北海道の寒さを耐える事が出来た自分にとって、本州の寒さなど恐れるに足らず。
そう思っていたが、大きな間違いだった。

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新潟県は風が強いことで有名なのだ。
雨・雪・風、この3つが合わさった時それは凶器と化わる。
雨と雪で濡れた体に風速4mの風、これが移動2時間休むことなく続くのだ。
感覚がなくなった後の皮膚は赤く腫れ、ピリピリとした刺す痛みが続く。
痛め続けられる事で心が折れる。
この旅始まって初めて「リタイヤ」という言葉が浮かぶ。
信号機で止まった車にヒッチハイクする。
これはもうただのヒッチハイクではない、命に関わる緊急避難だった。
ドライバーの方はあきれたようの笑いながらも、寒さで震える自分に労いの言葉を掛けてくれた。
上りサービスエリアに着く。
ここは更に強風吹き荒れていた。
外で待機は難しいと判断、建物の中から車を探す。
休憩と交渉を何度も繰り返し、ようやく富山行きの車に乗ることが出来た。
さらば新潟県、今度は風の弱い日に訪れたい。

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富山県のサービスエリアに到着。
雪降り積もり周りの木々も真っ白に染まる。
もちろん寒いが、風がないので耐えられる。

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冷えきった体にラーメンを注ぐ。
濃い味付けの富山ブラックが全身に行き渡り隅々まで温まる。
旨い、よりも、気持ちいい。
寒さに耐えた人間にしか与えられない至福の時間。

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疲れた、今日はここで眠る事にする。
福井県まで180km。
最終目的地まで900km。
この旅最大の山場を越えたのではないかと思う。
新潟の風を思い出す。
生きてて本当に、良かった。
自然と手を合わせ拝む自分がいた。
もうこれ以上過酷な状況はないだろう。
そう思えばこれからの旅、何が起きても耐えられそうだ。

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