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【感動】3.11直後、ファンの手紙を受け取ったシンディ・ローパーが、「日の丸」をまとった意味

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アメリカ出身の世界的人気歌手、シンディ・ローパーさんは、デビューから60代になる現在まで、変わらずパワフルなアーティストであり続け、幅広い層から支持を集めている。

そんな彼女が、東日本大震災の直後に行ったライブパフォーマンスの真意に、多くの注目が集まった。

2011年3月11日、親日家で知られるローパーさんは東日本大震災が起こった時に、ツアーを行うために日本行きの飛行機の中にいた。予定していた成田空港には着陸できず、横田基地に降り立った彼女の元には、心配して「早くアメリカに戻るように」との声が多く寄せられた。

他の海外の著名人が早々に帰国、または来日をキャンセルしていく中、ローパーさんはライブの全日程を予定通り敢行。会場では自ら募金箱を持ってファンの間を回り、被災地への支援を呼びかけた。

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Post by Cyndi Lauper.

 

「私にできることは音楽。私の歌で少しでも勇気を、少しでも元気を与えることができるなら、それが私の仕事と思っています。日本はRISING SUNの国。自分たちを信じて立ち上がりましょう。ガンバッテ!」
Reference: Cyndi Lauper

そして3月21日、大阪で行われたライブが、クライマックスに差し掛かっていたときのこと。客席から一人のファンが駆け寄り、ローパーさんに手紙と、小さくたたんだ日本の国旗を差し出した。

最初は戸惑った表情をしていたローパーさんだったが、手紙を読むと「OK、OK」と頷いて国旗を広げ、自らの身体にまとって「シャイン」を熱唱した。

国旗を手渡したファンからの手紙はこちらだ。

「シンディ、あなたの立場を、私は理解しています。分かった上で、お願いがあります。もしも嫌なら断わって下さい。

ここに、日本国旗があります。この国旗には、被災者の方、東北地方のあなたのファン、今回のツアーに来れなかったファン、被災にあって家族の安否がわからない私の友人、色々な思いが込もっています。

あなたに、シャインを歌う時に背中に背負って欲しい。だめなら、このまま広げずそのままにして置いて下さい」
Reference: YouTube

更に、あくる日のライブでは「より多くの人に聞いてもらい、元気を出してもらいたい」との思いから、異例のニコニコ動画での生中継も実施。「I love Japan!」と、再び国旗をまとった。

ローパーさんは、翌年2012年の3月にも被災地の小学校を訪れて桜の苗木を贈るなど、東北、そして日本への支援を続けた。彼女の愛がこもった歌声は、今もまだ人々を勇気づけてくれている。

Reference:YouTube

Top photo by Travis Wise

 

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